朝日小屋、閉鎖期間中の使用について
2009-06-03

- 人為的に外したのではないかと思われる、雪囲い 09.5.23
冬季閉鎖期間中に登山される皆様、及び一般登山者の皆様にも、お願い!!
山小屋自体も、大切な、かけがえのない財産です。
登山される前に、ぜひ連絡を。冬季でも入れる箇所をお教えすることも出来ます。
5月23~24日に、朝日小屋へ偵察に行って来ました。昨年12月末の段階で、小屋の雪囲いが一部外れているらしいとの情報があり(これは、多分風雪等の“自然”によるものと思われる)、その後それがどのようになっているかを把握し、小屋開け前に確認するためでした。
しかし今回、私たちが目にしたのは、朝日小屋の雪囲いが何箇所も外れているという事実でした。また、朝日小屋の向かい側にある建物の中には、いくつもの食料やら空のガスボンベ等等も残されていました。
昨年12月末の情報では、上部分の一枚だけが少し外れかけているということでしたが、上の写真では、下部分の壊れている箇所については、登山靴などで上ったとみられる形跡もありました。
これは、あくまで「推測」なのですが、冬季閉鎖期間中に訪れた登山者の方が、朝日小屋に入ろうとして何箇所もの雪囲いを外したのではないだろうかと思います。雪囲いを外してはみたものの、小屋は内側から施錠してあり、またガラスも網の入った強化ガラスのため侵入は不可能。そこで、向かい側の施錠してない箇所から侵入して、食料などを放置していったのではないかと考えられます。
朝日小屋は、冬季でも、緊急の場合に使用できるようになっています。
すべての窓に鍵をかけないということは、出来ません。何故ならば、豪雪地帯である北アルプス北部地帯で、施錠しないことによる自然災害・被害が予想されるからです。 しかし朝日小屋では、緊急の場合を考えて、一部施錠していない箇所、利用できる場所を用意してあります。
立山・剱岳一帯などと異なり、厳冬期から残雪期の朝日岳方面への登山では、登山届けの提出は義務付けられておりませんが、それでも連絡頂ければ、情報の提供や朝日小屋の利用についてお教えすることも出来ます。
今回の一件では、何点かの食料などが残置(放置?)されていたにも関わらず、登山の前後で、管理人への連絡は一切ありません。これの始末は、いったい誰がどのようにしてするのでしょうか。 里での出来事なら、「不法侵入」「器物損壊」にあたります。山だから、実害がそれほどなかったから許されることなのでしょうか。
『山ヤ』として、モラルを守りましょう。
朝日小屋管理人からの、切なるお願いです。
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