「秋山登山」の注意点
2010-09-15

- 秋山登山の注意点を話す、富山県警山岳警備隊・高瀬隊長 NHKニュースより
これから先の季節、「秋山登山」における注意点について。
本日放送のNHK富山放送局のニュースで、富山県警山岳警備隊・高瀬隊長が話しておられた内容を元に述べたいと思います。
天候の急変に、要注意!
秋山は、天候が変わりやすいのが特徴です。
台風や秋雨前線の発生などにより、山岳地帯の気象は大きく変化します。
情報の収集をし、的確な判断をお願いします。
防寒対策を、確実に!
里では残暑が続いていても、山の上では確実に季節が変化しています。
朝日岳周辺でも、例年9月中旬には初霜や初氷、9月下旬から10月初旬には初雪が降ります。
ここ数日、標高2,150mの朝日平では最低気温が10℃以下、日中の最高気温でも15℃前後となっています。
標高2,932mの白馬岳では、気温は確実に5℃近く下がります。風の強い稜線では、体感気温はもっと低いはずです。
防寒・防風対策は、しっかりと。ニットの帽子や、手袋などの装備も忘れずに。
「早発ち、早着き」で!
9月下旬になれば、日の出は午前5時半頃、日の入りは午後6時前となります。
一日のうち、行動できる時間が、どうしても夏に比べて短くなります。
早めの出発、といっても夏のように早朝3時半からの出発というのも、なかなか難しくなりますが、どんなに遅くても登山口や前泊の小屋は、午前6時前には出発するようにして下さい。
夏のシーズンであれば、「小屋の到着は、午後4時になっても…」と考えられるお客様もいらっしゃるようですが、秋はぜひ「午後3時前の、小屋到着」をしっかりと心掛けて下さい。
登山計画書の提出を!
朝日岳周辺の秋山は、夏の時期に比べて、ガクンと入込みが少なくなります。
行き交う登山者の数が激減し、時に平日では、誰一人とも行き会わないということもあります。
山小屋へのご予約ももちろん、登山計画書の提出、留守家族への連絡もお願いします。
静かな山歩きを楽しむには良い時期ですが、夏山とは違ったリスクもある『秋山登山』です。
体力に見合った山を選び、
万全の準備の上、体調を整え、
無理のない計画と行動を。
くれぐれも、朝日小屋からもお願いします。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/news/2010/09/n20100915b.html






