2001年 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
2002年 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
2003年 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
2004年 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 09 | 10 | 11 | 12
2005年 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
2006年 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
2007年 | 01 | 02 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12

食堂の様子、再び
一週間ぶりに帰って来ました。「管理人の日記」お休み中は、どうやら「掲示板」で賑わっていたようですね。有難うございました(笑)
小屋開けの時はヘリでの入山だったので、今回下山・入山と北又からの道を歩いてみて、登山者の皆さんの気持ちを十分に味わって来ました(笑)山菜を採ったり、デジカメで写真を撮ったり、恵振山では30分のお昼寝…。登り始めるまでは一人は淋しいなぁと思っていたのですが、ゆっくりゆっくり自分の身体と相談しながら、そして周りの景色をかみしめながらの一人旅もまたそれなりでした。
熊に遭遇しないかと心配した実家の母が「お父さんがいつも下げていた笛を持っていくように」と昨日届けてくれましたので、それを首からかけて登ってきました。
それにしても暑かったぁ!!下界では全国的に猛暑だったそうですね。私も八合目あたり、時刻はAM10時を過ぎる頃には、もう暑さでバテそうでした。水が欲しくて欲しくて、チョッと飲み過ぎたようです。
…皆さんに謝らなくては。途中で咲いていた花たちを沢山デジカメで撮って来たのに、小屋に着いてからパソコンに取り込もうとしたら、上手くいかなくて…。原因は判ったのですが、お陰で今日皆さんにお見せしようと思ったその写真が全部ボツになってしまいました。それで今日の写真は急遽もう一度小屋の中です。ごめんなさい。
今、小屋の周りと周辺の登山道はもうすでに花盛りです。北又からの登山道にはサンカヨウ、シラネアオイ、キヌガサソウ、ミズバショウ、オオサクラソウ、何種類ものスミレ達、ツツジ…、そして小屋の周りは今ハクサンコザクラが満開です。それからチングルマ。本当にきれいです。近々またその可愛い花たちの写真も必ずUPしますから、お待ちください。
今日は朝日小屋には私一人です。哲也は救助隊の夏山事前パトロールに参加し、明日白馬大雪渓を登る為、今日午後から下山しました。でも、PM7時を過ぎてからお一人素泊りのお客様がありました。テント場にもお一人。
小屋の中に一人きりはやっぱり淋しいですね。暑さを避けて誰か登っていらっしゃいませんか?? お待ちしています(笑)では、では。

雨だれが激しく、小屋の看板も淋しそう
今日は雨風がひどく、予想通りお客さんはナシ。一人きりで小屋番をしています。いろいろモタモタしていたので、PM9:00になってやっと夕御飯。
実は昨日、NH○のAM6:00前の時間帯の「おはようにっぽん」という番組の中で、先日NH○富山で放送された分の映像がダイジェスト版で流れたそうです。私はちょうど入山日だったので見られなかったのですが、いろいろ「見たよ!!」というご連絡も頂きました。掲示板にも出張先で見てくださった方の書き込みがあり、本当に嬉しい限りです。
明日は「七夕」。満天の星空が見たいなぁ。やっぱり高い山の上での天の川はそれはもう本当にステキ!! 早く梅雨が明けて青空が戻ってきますように…。淋しい管理人よりの願いごとです(笑) では。

頂上までの登山道で、キヌガサソウの群生
一人きりの管理人生活も2日目。今日は昨日のお天気がウソのように晴れ上がりました。朝のお散歩、バンザイの丘〜センターの後ろ〜小屋の周り。賑やかに咲き始めた花たちも昨日の雨風で少しかわいそうでしたが、朝露に濡れた姿もまたステキでした。
昨日はずっと事務の片付け、夜は風の音も余り気にならずにぐっすり眠る事ができました。自分が結構図太い神経の持ち主だった事を再認識、一人も案外いいかも…などと思い始めました(笑)
昨日が大荒れだったので、多分白馬大雪渓からの入山者が殆どいなかったのでしょう、せっかく良いお天気になったのに今日もお客様はゼロ。午前中は電話の応対や荷上げ物資の件での連絡、そしてパソコンに向かって仕事。でも午後からは行って来ました、頂上まで!! 小屋開けしてから初めてだったので、遠足に行く子どもみたいにルンルンでした。
…皆さんにお見せできないのが悔しいくらい、本当に花たちが一斉に咲き始めています。朝日岳に何度も登っているのに、こんなに花がステキな山だったのかと今更ながら思いました。この山に、この朝日小屋に管理人としてシーズンを通して居られる事が、こんな贅沢な事はないのでは、と思えるくらい幸せな事だとつくづく実感しました。頂上へ辿り着くまでに何度足を止めて溜息をついたことか。デジカメでは雰囲気が上手く伝わらないのが本当に残念です。
まだ雪解け直後に咲き始めた花たちですが、小屋の裏手ではニッコウキスゲも見つけました。本格的な夏山シーズンに入る20日頃には、今まで以上まさに「百花繚乱」となりそうです。どうぞお楽しみに。

今日の夕焼け その1
一人淋しく七夕の夜を迎えた私ですが、今この日記をUPしようといつもの場所へ来てみたら、窓の外には「満天の星空」ならぬ「数え切れないくらいの漁り火」…。これも朝日小屋でしか見られない「夏の夜の光」ではないでしょうか。今夜は富山湾だけでなく、遠く能登半島沖にも無数の明かりが浮かんでいます。富山湾の光ははっきりと輝いて見え、遠く能登半島沖の明かりは少し薄く幻想的です。
きっと皆さんは何処かでロマンティックに花火なんか見ていらっしゃる事でしょうね。でも今私はこの瞬間、この無数の明かりを独り占めにしています。これもかなりのロマンティック…。夕焼けもとてもステキでした。ついさっきは、流れ星も見たんです。
想い出に残る七夕の夜になりました。では。

時間とともに移り変わるその色合いが、なんともいえません。

小屋の裏手で見つけました。

鉢ヶ岳の雪渓の様子
夏山の最盛期を前に、富山県警山岳警備隊の古崎隊員と朝日岳方面遭難対策協議会の救助隊メンバーによる「夏山事前パトロール」が実施され、今日は白馬岳から朝日岳に向かって登山道の確認・整備とベンガラによるマーキングが行われました。
それによると、残雪の状況としては、鉢ヶ岳のトラバースは昨年の半分以下(昨年が多かったので、例年並み)。殆ど夏道が露出していますし、まだ少し残っている雪渓にも、ベンガラによるマーキングをしてきたという事です。
昨年かなり遅くまで雪に覆われていた小桜ヶ原は、木道が露出し夏道での歩行が完全に出来るようになっています。
「白馬水平道」については明日確認に行く予定ですが、「水谷」付近の雪渓が不安定で崩壊の恐れがありますので、安全が確認されるまではやはりまだ「通行止め」にするという事です。開通の目途については今後の天候次第という事もあり、まだはっきりは言えない状況ですので、その件についてお知りになりたいお客様は朝日小屋にご確認ください。

遭難対策協議会メンバー No.3は…黙々と仕事をする哲也です。

白馬山荘・若林主任と
遭難対策協議会メンバーと県警・古崎隊員
頼もしい山男達です。

小屋の前のハクサンコザクラ
「その1」…蓮華温泉への下山途中の「白高地沢」の橋が流失!
本日、朝日小屋へいらっしゃったお客様からの情報によると、「白高地沢」に架けた橋がこの数日前の大雨によって流失していて、渡渉を余儀なくされたとの事。何度となく点検に出掛けていたにも拘らず、自然の脅威の前にはなす術もありません。
しかし、夏山最盛期を前にしてそのまま放置するわけにはいきません。急遽段取りを立てていますので、早ければ11日にはもう一度架け直しに行く手筈を取りました。もしその前後に白高地沢を通過される予定のお客様は、橋の状況を朝日小屋にお問い合わせ下さい。

白馬水平道「水谷」付近の雪渓の様子
「その2」…白馬水平道の様子
白馬水平道を点検に行って来ました。それによると、一番懸念していた「水谷」の雪渓の様子ですが、やはり崩壊が予測され危険なので、安全が確認され夏道が通行可能になるまで「通行止め」とさせていただきます。ただし前回点検に行った時と比べると、予想以上に雪解けが早いので、7月中の開通もあるのではと思われます。
白馬水平道の通行状況についても、朝日小屋にお問い合わせ下さい。

ザイルを使って、負傷者を担ぐ訓練
決して遊んでいるわけではありません(笑)
昨日も、県警山岳警備隊の古崎隊員から熱心にザイル操作等を教えてもらっていた救助隊のフレッシュマン・哲也。今朝も水平道の点検に出掛ける前に、昨夜の内容を復習していました。
登山中に動けなくなった方を担いで搬送する時の、ザイルの使用方法やサポートの仕方等、いろいろな注意点を聞きながらザイルを操作。そのうち古崎隊員、「じゃ、ゆかりさん…」「えっ!?」……それが、この格好です。我ながらなんともいえない姿です(笑)
担いでいるのはもちろん哲也、負傷者のマネをして担がれているのは私、そしてそれらしくサポートをしているのは古崎隊員です。
くれぐれもシーズン中はこんなシーンがないようにと切実に願っている、救助隊員・哲也と、私・管理人です。

2本の橋が流され、それぞれ岸に
今日哲也が、流された白高地沢の橋を確認に行きました。
それによると、念のため木にロープで縛り付けていた最初に架けた橋は辛うじて岸にあり、またお客様が「完全に流失していましたよ」と知らせて下さった後から架けた丸太の橋も、何とか岸にへばり付くように残っていました。
しかし、それらを支えていた肝心の「蛇籠(ジャカゴ)」は、増水した川の中でほぼ土台から崩れてしまっているのが確認されました。昨年はシーズンを通して多少の雨でも流失する事はなかったのですから、今回の雨の勢いが想像出来るようです。
また、何度か確認していた時とは、川の流れが多少変わっていたということです。降った雨だけでなく、雪解けでかなり水量が増して想像以上の自然の力だったことが分かります。
天候次第ですが、早ければ明日にも再度橋を架けに行きますので、その状況はまた皆さんには必ずご報告します。

やはり小屋付近に咲いているミズバショウ。
本当に白い花が清楚で、とてもステキです。

朝日小屋は水が豊富…タンクからオーバーフローしています
哲也は今朝早く白高地沢へ橋架けに出掛けましたので、私は一人ドタバタと。何をしていても忙しい一日でした。
お陰様で、お問合せやご予約の連絡などの電話も何本も掛かってきますので、掃除機をかけている合間やお客様の夕食の用意をしながらメモを取ったりと、やはり一人での留守番は忙しかったです。
小屋開けしてからちょうどひと月。やっとここが自分の居場所らしく、気持ちも行動も少しづつ落着いてきたように思います。今は本番前の心地よい緊張感かな(!?)、それとも「嵐の前の静けさ」を感じているのでしょうか(笑)
5日に登ってきた時と、頂上までの「お散歩」の時が最高のお天気だったせいでしょう、顔が日焼けの後でモゾモゾしています。元々色白ではないので自分ではそれ程思わないのですが、「ゆかりちゃん、真っ黒だね!」と言われます。このまま夏を迎え、秋になったらどうなるのか、チョッと心配。そう言いながらも、クリームを塗ろうなんて気もないくせに…(笑)
今日もまた漁り火がロマンティックです。7日の七夕には見えなかった街の明かりもステキです。では。

今朝の前朝日の様子。ずい分雪も少なくなりました。
今日の作業で、白高地沢に再び橋が架かりました。
詳しい様子は、明日哲也が帰り次第またUPします。

5人が一日掛かりで完成させた新しい橋
昨日、白高地沢に再び橋が架かりました。
哲也と室堂からの応援部隊が総勢5人で丸一日かかって作業を行った結果、今月6日の雨で流失したと思われる橋は、ほぼ元の位置の近くに再び架ける事が出来ました。
土台となる蛇籠(ジャカゴ)が流されていた為、川原で石を拾って籠に詰める作業から始まり、かなりの力仕事だったようです。また、天候があまりよくない為に急いで完成させる必要もあり、5人の男性が「ヘトヘト」になるまで頑張ったそうです。
お陰で、前回の橋に負けないような立派な橋が完成し、これで「渡渉」の不安と心配はなくなりました。
哲也は10日に日帰りで白高地沢の様子を確認に行き、また昨日は夕方まで作業。そして今日は雨風の中を朝日小屋まで戻り小屋の仕事…、と結構キツかったようです。「登りの哲也」と呼んでくれと言っていたわりには、小屋に着いての第一声は「疲れたぁ…」(どうやらお腹が空いていたようですが)。
室堂から応援に駆け付けてくれた梅さんはじめ、作業してくれた皆さん、本当にご苦労様でした。今日はゆっくり休んでください。
この橋は今シーズン中は大丈夫だと思っているのですが、また時々点検に行くつもりでいます。白高地沢の橋について何か情報がありましたら、朝日小屋までお知らせください。
では。

全ては、登山者の皆さんの安全第一に…どうか、大きな雨が降らないように

土台もかなり補強しました。

朝日小屋はお客様をお待ちしています。
今日のいい話…その1
明日14日、「先着14番目」のお客様に『梅さん提供』のステキなプレゼントがあります。お好きな朝日小屋オリジナルバンダナをたった一枚ですが(笑)、プレゼントさせていただきます。
この話は、山開きが終わってホッとした夜、大蓮華の部屋で森下さん・梅さん・哲也・私がくつろいでいた時に、突然イイ機嫌の梅さんが「今年は俺がスポンサーになるから、3月14日の俺の誕生日にちなんで、〈各月の14日の14番目のお客様〉にバンダナをプレゼントするわ!!」…たっぷり飲んだうまいビールが言わせた言葉とは思いますが、まぁなんと太っ腹の梅さん。
…というわけで、さっそく明日7月14日の先着14番目のお客様には、全23色ある朝日小屋オリジナルバンダナからお好きな色を選んでいただいて、プレゼントさせていただきます。お楽しみに。
今日のいい話…その2
…朝日小屋の「小屋訓」にしようかな??
まぁ、今日もいろいろありました。早く終わって、小屋の中で唯一携帯電話が通じるバイト部屋でこの日記を書いていると、哲也が「これ、俺がバイトにくる時にうちのおばあちゃんが書いてくれたんだ」と見せてくれました。
朝日小屋のバイト2年目で、新米管理人をサポートして頑張ってくれている哲也。厨房をはじめ小屋の中の事、発電機や外回りの事、登山道の整備や救助隊員としての責任…、私の要求も様々で、何とかそれに応えようと頑張ってくれていますが、純粋な彼はその責任と事態の大変さにきっと押しつぶされそうになるのをグッと耐えてくれているのだろうと思います。
まだアルバイトの若い子達も揃っていないので、気持ちを発散する場もなかなかないとは思いますが、おばあちゃんの言葉を思い出して、厳しいシーズンを乗り切ってもらいたいと思います。
哲也が、おばあちゃんからもらったステキな言葉
七字のうた
よわねをはくな くよくよするな
なきごとをいうな うしろをむくな

朝陽に輝く白馬岳・雪倉岳(11日撮影)
今日14日は、「梅さん提供・バンダナプレゼント」の日でした。(詳しくは、昨日の日記を見てください)…14人もお客様がいらっしゃるか心配しましたが(笑)、当選者が決まりました。
石川県の金沢市からいらっしゃった「三谷山歩会」の宮崎様、該当グループの中からくじ引きをして当選が決まりました。そして梅さんプレゼントのバンダナ、藍色に近い渋い青色がお気に入りで選ばれました。おめでとうございます!!
北又から急坂を登っていらしゃったのですが、「本当にステキな思い出になりました」と喜んでくださって、梅さんも嬉しく思うことでしょう。あいにく梅さんは立山M山荘で頑張っているので、梅さん本人からのプレゼント贈呈は出来ませんでしたが、夕食時皆さんの前で発表させていただきました。
宮崎様、いつかまたぜひ朝日小屋にいらして下さいネ。
来月8月の14日にも「先着14番目」のお客様には、朝日小屋オリジナルバンダナを一枚だけですけど(笑)、梅さんからプレゼントさせていただきますので、お楽しみに。

今日のヘリ、やっぱりステキでした。
今日は待ちに待った「荷上げの日」。13日に予定をしていたのですが、悪天他の理由で順延されていたのでした。
朝4時から天候と視界の確認をし、早朝5時過ぎに決定。何しろ今シーズン中の食料、飲料、燃料などなど…、人送の他に20回近くの物流をしましたが、食料は終わったのですが燃料が残ってしまい、残念ながら明日以降にもう一度飛んで来ていただく事になりました。
まあ、ビールが来るわ来るわ、これでもかという位の量が上がって来ました(といっても注文したのは私自身なのですが…笑、沢山のお客様を予想していますので)。
正直言って、「お疲れムード」がみんなの中に漂いましたが、でも手伝ってくれる皆さんのお陰でずい分片付きました。でもまだ食堂に積み上げてある箱が…。今日は早く寝て明日頑張ろうと思いますが、またナンダカンダと遅くなってしまいました。
昨日もキレイだった漁り火、今日も本当にステキです。では。

今日の夕焼け その1、…言葉になりません
今私は、漁り火が一面に広がる富山湾に面した朝日小屋の食堂で、ひんやり寒いくらいの夜風に心地よさを感じながら、この日記を書いています(いつもは少々「むさくるしい」アルバイト部屋で書いているのですが…笑)。
今日は一日中、目まぐるしくお天気の変わった日でした。後でご報告しますが、ヘリでの荷上げも途中の中断を挟み無事終わったのですが、雨が降ったり止んだり、濃いガスに視界が全く利かなかったと思ったら、また晴れたり。
ところが夕方になり陽が沈む頃になると、なんと素晴らしい夕焼け…。遠いはずの能登半島もはっきり見えたのですが、それ以上にステキでロマンティックだったのが、夕焼けに薄く水色にキラキラ輝いて見えたイカ釣り船の灯り…。
もちろん今までに数えきれない位の「漁り火」を見てきたはずなのに、今日目にした輝きは本当にひと言では言い表せません。陽が沈んで暗くなってしまってからの灯かりと違って、少し初々しく、幼くて清楚な感じのする、そんな灯かりでした。上手く表現できないのが悔しいくらいですが、夕焼けと能登半島、漁を前に点いたばかりのイカ釣り船の漁り火、海の輝き、そして富山湾を望む街の灯り…。
皆さんには申し訳ないくらい、最高の一日でした。

沈み初め 能登半島がわかりますか?

雲の色が、海の色が、そして空の色が…

ベテラン小宮機長操縦の、I社のヘリ
昨日、燃料を中心にモッコに6回分の夏山物資を北又のヘリポートに残していましたが、本日無事荷上げが完了、本当にホッとしました。
目まぐるしく変わった今日のお天気の合間をぬって、途中天候の急変での中断を挟み、それでも無事に終える事が出来ました。私にとって、荷上げの最初から最後までを全く自分の力で責任を持ったのは、もちろん初めてです。どんな量の物資が集まってくるのか、自ら注文しておきながら、どんなものがどれだけ集まってくるのか想像も出来なかったというのが、正直言って本音です。幸い今のところ大きな忘れ物も確認していませんので、まぁ初めてにしては上手くいったでしょうか(笑)。ただあまりの量に、いつになったら本当に片付くのやら、まるで引越し荷物に囲まれているようで、座る暇もなく只々小屋の中をまたまたネズミのように行ったり来たりしています。
それにしても、20代の若い営業マン・小川さん、27才の整備士・米山さん、そしてステキなパイロット・小宮さん、新米管理人の荷上げを無事完了させていただきました。本当に有難う御座いました。どうぞこれからも、もちろん無事故で頑張ってください!!

積んでいるのは、ドラム缶

前朝日をバックに

白高地沢「仮の、仮の橋」
小屋開けしてからひと月以上、毎日書いていた「管理人日記」とうとう昨日は書くことが出来ませんでした。ゴメンなさい。
★ その1
実は一昨日、蓮華温泉よりいらしたお客様から、「白高地沢の橋が流されていました」と聞かされ、スタッフ一同かなり落ち込みました。ガックリ…。15日に降った雨がかなり局地的に激しかったので、橋が持たなかったようです。
哲也と「新人・てらちゃん」の二人がまた早朝から行き、「仮の、仮の橋」を架けてきました。またまた蛇籠が半分流されていたので、二人の仕事ではそこまでするのが精一杯だったそうです。明日また人夫を総動員して、今度こそ流されないように祈りながら橋を架けに行きますので、状況はお知らせできると思います。
★ その2
そして昨日、お客様の中でケガ人が出てしまい、夕方から今朝にかけ本当にドタバタでした。自力での下山が無理との判断で、今朝ヘリコプターで病院に収容されました。ケガの具合が心配ですが、相当痛かったと思われますが本人さんが気丈に振舞われていたのが何とも言えなかったです。
詳細はこの「日記」では書けないかもしれませんが、教訓はいくつか整理して、またお知らせしたいと思います。
それにしても、哲也は救助隊員らしくきちんと対応していました。ザイルを使って小屋まで搬送もしました。そして新人の「てらちゃん」も白高地沢から帰ったばかりで本当に疲れていたと思いますが、フラフラになりながらも夜まで頑張りました。
山小屋です、やっぱりいろんな事があります。そんなこんなで、さすがに昨日は日記が書けませんでした。荷上げの物資ももう少し整理が残っています。今日は少し休みながらも頑張らなくては…。では。

立派な橋が架かりました。
いろいろご心配をお掛けしましたが、白高地沢に再々橋が架かり朝日小屋一同やっとホッとしました。
今日は「蛇籠積みのプロ」のような人夫さんも来て下さって、梅さん、哲也他総勢5名でまたまた一日掛かりの仕事でしたが、安心して渡っていただける橋に出来上がったそうです。
そんなこんなで、またまたドタバタした一日でした。

天候不順に泣かされました。

「水谷」付近の写真
お待たせしました、「白馬水平道」の通行止めが解除されました。崩落の危険があると判断された「水谷」の雪渓は完全に融けて夏道が出ましたので、警備隊や遭難対策協議会と相談の上、通行していただける様になりました。
ただ、その他の箇所にも全く雪渓がなくなったというわけではなく、何ヶ所かにわたってまだ雪渓が残っていますので、注意が必要です。また雪渓の歩行に多少とも不安のある方は、軽アイゼンの携行が必要かもしれません。いずれにしても、慎重な行動をお願いします。

チョッとお散歩(お仕事?)に行ったチュー○○○テレビの皆さんが撮影
本当に…「雲上の楽園」です photo by hideki nisiyama
「海の日」は、完全に「山の日」でした。「海の日」をはさんだこの連休は、どこの山小屋さんも本当に大変だったようです。朝日小屋も、本格シーズンに入ったと思ったと同時にいきなりのピーク!20日はアルバイトのみんなが入山して来てくれたのですが、小屋に到着してお茶を飲む間もなくお客様の夕食の準備に取り掛かってくれたのでした。
そのドタバタの様子は、まさに「戦場の如く」…!?。
その大変な状態がそのまま21日に続きましたが、沢山の応援部隊の皆さんのお陰で無事に終わる事が出来、本当に感謝感謝です。
今日は連休中の喧騒がウソのように、朝日岳は静けさを取り戻しました。
本当は、ぜひ平日にお休みを取っていただいて、贅沢な朝日岳・朝日小屋連泊の山行を楽しんでいただきたいのですが、なかなかそれもままならず残念ですが、またいつか静かな時にいらして下さい。
でも、今はお花が本当に綺麗です。今日の写真のような、お花畑がそこここに…。連休にいらっしゃった皆さんは、お花畑の中の登山道を歩き、その素晴らしさに感激!!…でした。
この後には本格的な忙しさが待っていますので、今まで以上に掲示板へのお返事などは難しくなりますが、どうぞお許しください。でも、「管理人の日記」は時間の許す限り書いていきたいと思います。さすがに少々疲れましたが、また明日から頑張ります!! では。

photo by tomihiro furusaki
カラフルなテントが並びました。賑やかでした。

買ったばかりのデジカメで写してみました、朝日平のチングルマ
ハチまでが写っているのが、わかりますか?
とうとう買ってしまいました、デジカメ!…。
初心者はこれでいいヨ、とホームページの立ち上げの時に手に入れたデジカメ。結構いろいろと撮ってみましたが、白高地沢等の現場写真を始めそれなりに活躍してくれました。しかしどうしても上手くいかないのが、皆さんが楽しみにしていらっしゃる「お花の写真」。
自分の腕前を棚に上げ、安物デジカメのせいにして来ましたが、やっぱり皆さんにそれなりの写真をお見せできないのがとても残念で、いろいろ思案の挙句、儲かってもいないのに「先行投資」をすることにしました(笑)
デジカメを代えたからといって、咲き競うステキなお花たちの様子が伝わるかとても心配でしたが、ナンだかウキウキしてしまう位にきれいに写ってくれました。いかがですか??
今日はゆっくり写真を撮る事が出来ませんでしたが、小屋の周りでチョッと撮った写真がビックリするくらいの鮮明さなのには本当に驚きました。これなら、今まで以上に朝日岳と朝日小屋、そしてお花たちの様子が皆さんにリアルタイムに提供できるのではないかと喜んでいます。
朝日岳は今、本当に花盛りです。その可愛い姿を、どうぞお楽しみに!!

今小屋の周りでは、沢山の花たちが競い合って咲いています

今日は「照葉の池」の前で、楽しそう!
20日に入山してきた若いアルバイトのみんな。上がって来てすぐのドタバタを切り抜け、少しづつ慣れて来て結構仕事が終わるのも早くなって来ました。
若い子たち、今日は「お散歩」と称して「照葉の池」までチョッと遠出…。朝のうちガスっていたので行くのを渋っていましたが、部屋掃除が終わる頃には青空も少しづつ出て来て、「よしっ、行くぞ!」という哲也兄貴の掛け声で準備を始めました。お昼のおにぎり、インスタントラーメンとそれをゆでる鍋、ジュース、などなどいっぱいリュックに詰めて。
山小屋生活、アルバイトをしていて楽しいことは沢山あると思うのですが、この「お散歩」「遠足」が一番楽しみだったなぁ。沢に行って蕗を取ったり、お花のウオッチングに出掛けたり、頂上まで走ってみんなで記録に挑戦してみたり…、若いアルバイトの子たちはいろいろ楽しんでいます。
帰って来てすぐお客様の夕食の準備をし、後片付け。疲れたのか、今日は早く寝てしまったようです。現在PM9:45。私は…というと、缶チューハイを飲みながら(普段はしないのですが、笑)寝静まった小屋の中で「お客様のイビキ」を聞きながら、この日記を書いています(笑)。
ではまた明日。

夕焼けに輝く雪倉岳・白馬岳
夏山シーズン最盛期の超忙しさにようやく慣れてきましたが、思った以上に大変なのが「電話番」…。昔父と一緒に当時の「看板娘」を自認していた頃は、何しろ20年以上も前の事ですから電話はもちろん、携帯電話で「今から○○山荘を出発しますから、今日の宿泊をよろしく!」なんて事はありませんでした。
今は電話での予約もお問い合わせも頻繁です。いろいろな方から、本当にイロイロなお電話が掛かります。一人で留守番している時なんか、とにかくトイレにもゆっくり入っていられません(笑)。この20日からの連休の直前等は、アルバイトのみんなに「私は“朝日小屋小屋番”じゃなくて、“朝日小屋電話番”だ!!」と言い切っていましたから(笑)。
それから管理人はとにかく体力勝負、イヤというほど思い知らされました。もちろん朝早くから夜遅くまでという拘束時間の長さもありますが、今の私が欲しいのは「ゆっくりできる昼寝の時間と、気持ちのゆとり」です。今日のお昼なんか少し横になろうと思ったのに、ナント『哲也に怒られている夢』を見つつ、お問い合わせのお電話でしっかり起こされました(笑)。
でも小屋が繁盛している証拠、明日からもがんばろうっと!!

昨日(24日)お泊りの皆さん、夕焼けも漁り火も見えなくて残念でしたね。またいつかいらして下さいませ。
「漁り火が見えたら起こして下さいネ」と言っていらした203号室のお客様、ゴメンなさい。

朝日小屋「草刈部隊」…スゴイ格好です
若いアルバイトのみんな、今日は本当に頑張りました。
昨夕北又に下山し、今朝から「ボッカ」で頑張った二人、てらちゃんとゆうすけ。大学5年のてらちゃんは一応山岳部所属だそうですが背負子で荷を担ぐのは初めてだとか、そして「田舎のヤンキー(!?)」高校生のゆうすけは本当に頑張りましたヨ。生まれて初めてのボッカが朝日岳でしかも18k程あったのですが、荷物の生卵を1ケースちゃんと割らずに持って来ました。それも北又から5時間程で。そして迎えに行ったのは、ボッカの先輩・慎太郎。今日はそんな三人がとても頼もしく思えました。
そして草刈組、暑いのに本当によくやってくれました。白馬水平道を小屋側の分岐から小桜ヶ原側の分岐まで、頑張って刈り終わったそうです。親方はもちろん哲也、そして頼もしい助っ人は孝太、刈った後の登山道の草を次々ときれいに払ってくれたのは亜矢子でした。起伏の激しい山道を、長い草刈ガマを操作しながら作業をするのはかなり大変ですが、これも小屋の仕事ですから手を抜くわけにはいきません。でも結構楽しそうに出掛けて行き、夕方までかかって終わらせてくれました。
そして高校生・祥滋(しょうじ)は、残って私といろいろ小屋の中で仕事をこなしてくれました。毎日トイレ掃除をしてくれる祥滋は、今時の高校生かと思いますがなかなか頑張ってくれています。
あとは陽子とかなえのベテラン二人。陽子は現役大学生、「一日も早く来て」と言う私の願いで今日入山して来てくれました。アリガトウ、助かります!。そして娘のかなえ、下山した双子のはるかと入れ替わりでの入山です。小さい時からじいちゃんの山小屋に親しんだ彼女もとてもパワフル。他にもまだこの後アルバイトに来てくれる女子大生達もいます。
それから、今日はグリーンパトロールの4人も入山して来ました。これから8月20日過ぎまで、白馬岳と朝日岳周辺の自然保護監視に活躍してくれます。
朝日小屋アルバイトのみんなの詳しい紹介はまたこの次に。そんな若〜いみんなに囲まれて、「母のような」…年齢からいくとみんな私の子ども位(笑)…私は今日も頑張ります。では。

雲海がすごかったです。

小屋をバックに、…クルマユリ
早目に朝の仕事を終えて小屋の周りを少し散策したら、クルマユリがきれいでした。そろそろチングルマやハクサンコザクラが終わりに近づき(もちろんまだ咲いていますが)、ニッコウキスゲやクルマユリ、マツムシソウなどが咲きそろい始めています。
何しろデジカメを新しくしたら、どんどんいろいろ撮ってみたくなりました。でも「朝日小屋電話番」を兼任しているので、今まで以上になかなか遠出ができません。さみしい…。
ところがそんなゆっくりした時間もつかの間、午前11時前に事故が発生、午後2時頃までドタバタしました。
事故発生現場は朝日岳頂上から蓮華温泉側、「吹き上げのコル」から20〜30分程下った場所。結果的には、午後1時過ぎに朝日岳山頂にて県警ヘリでけが人を収容し病院に搬送、けが人は足を骨折していたということでした。
今日の事故には哲也はじめ小屋のアルバイト、グリーンパトロールのみんなが総出で対応し、早い段階でヘリでの救出をする事が出来ました。しかし忙しい週末に向けて、みんなの体力の消耗もかなり気になりますが、けが人を無事ヘリに収容する事が出来た事が何よりでした。
前回の事故、そして今回の事故(実はその間にも一件軽症の事故がありました)といろいろ教訓があるようです。小屋の管理人としても思うところがありますので、早々に何か少し書いてみたいと思いますが、なかなか時間が取れず申し訳ありません。
明日から週末、お天気も良いようですがくれぐれも事故や遭難のないよう祈るばかりです。

雲と青空に映えています。

今まで余裕がなくてなかなか出来なかったのですが、これが朝日小屋の名物「ラジオ体操」。でも、ホント…見事にバラバラ!

小屋の周りのマツムシソウ
小屋の周りにはいろいろ咲き始めていますが、マツムシソウがきれいです。デジカメで撮ってみましたが、結構イケませんか??
さて、今日は土曜日で沢山のお客さんがいらっしゃっていますが、その中でトレッキングブーツのソールが「経年劣化による破損」で、明日の下山に確実に支障をきたすと思われるものが2件も発生しました。
正直言って、本当にビックリしました。それ程、そのブーツの程度は悲惨なものでした。お二人とも女性でしたが、白馬岳から朝日岳を経て蓮華温泉へのコースです。昨日の白馬岳ではすでに下山を勧められたというのですが、強行して朝日小屋へ到着したものの、すでに完全にブーツの底は剥がれてしまっているのです。よくぞここまで来る事が出来たと思うくらいです。
もちろん開いた口を針金等で留めるという程度ではないので、小屋の長靴を貸し出して下山してもらうことにしました。…なんとも言えない話です。そのまま下山すれば事故につながりかねません。いろいろな意味でいくら山が身近になったとはいえ、登山道を歩くということを考えれば最低自分の靴等の装備のチェックはしてほしいものです。
新米管理人から、登山者の皆さんに「苦言とお願い」でした。

咲き始めた「シモツケソウ」、可愛いでしょ。

一日の仕事が終わって、厨房で
インターネットの威力はかなりのもので、最近いらっしゃるお客様から毎日のように「あなたが哲也さん?いつもHPで見ていますよ」とか、「白高地沢の橋を直してくれて有難う」等と声を掛けられる哲也。かなりテレ気味!
でも、朝日小屋には他にもフレッシュな顔ぶれが勢揃いしています。写真だけでも載せようと、厨房での「お茶タイム」の時に早速写してみました。
写っている四人は、左からグリーンパトロールの「めっけちゃん」、金髪で笑顔が憎めない「てらちゃん」、その落着いた雰囲気から“ママ”と呼ばれている「陽子ちゃん」、そして志願の末、朝日岳・白馬岳方面グリーンパトロール3年目の「ジッキー」。…全員大学生です。

しっかり者の二人です
左は、昨日入山して来てくれた「勇人(はやと)」です。まだまだ緊張気味のようですが、頑張ってくれています。福岡県出身。
右は、しっかり者で物知りの「孝太」。哲也といいコンビで明日からも草刈を頑張る予定。福島県出身。
この二人は東京の農業関係の学校に通う友人で、かなりの即戦力。何をやらせてもOKです。

高校生トリオです
左から、トイレ掃除を極めつつある「祥滋」、一生懸命茶碗洗いを頑張っています。
真ん中は、中学生の時から朝日小屋へ通ってくれている「慎太郎」、慎太郎のご両親はなんたって朝日岳の山開きで知合って結婚したというから、生まれる前から朝日小屋に縁のある若者です!
そして右は「田舎のヤンキー、ゆうすけ」。先日は初ボッカに挑戦しましたが、明後日またボッカをする事が決まっています。ガンバレ!!
この後入山予定の子達もいます。
それから今日はいませんが、うちの4人の娘達も交代で登って来てくれるので助かっています。

7月29日の剣岳 photo by kouta
下界は暑い日が続き、雨が降らないから畑ものが上手く育たないとうちのお義母さんが嘆いています。今年は山の上のお天気は何だか中途半端で、一日中晴れてスカッとした日が少ないように思います。受付に座っていると外からの風が冷たく、私はまだ長袖…下界の皆さんゴメンなさい。
さて、今日はまたまた山小屋管理人の立場から「苦言」をひと言。本当はこんな事は言いたくないのですが、でもやっぱり言いたい!!
今に始まったことではないのでしょうが、毎日のようにいらっしゃる「遅くご到着のお客様」。昨日はPM7時過ぎにお一人、今日も夕方5時以降に何組かのパーティが到着されました(先日は、夜9時に到着のテントの大学生もいました)。それからお部屋に入られてお夕食。「食事はまだ食べられますか?」と聞かれれば、もちろんお夕食もお弁当もご用意します。
でも、『早立ち、早着き』は昔から山歩きの鉄則。山のお天気は変わりやすく、今日も夕方から濃いガスが雨に変わり、気温もかなり下がりました。朝の涼しいうちに行動を始め、見通しの良い早い時間に目的地に着くことがどんなに大事なことか、改めて考えていただきたいと思います。遅い到着の影響で、また翌日の出発が予定より遅れるという悪循環もよくある話です。時には下山先のバスに乗り遅れまいと焦って事故を起こす事もあるのです。
遅くご到着のお客様がお部屋に入られる頃には、他のお客様はもう就寝の用意をしていらっしゃって小さなトラブルに繋がる事もあり、小屋番としては本当に神経を使います。
いろいろな事情で早朝の出発が無理な時もあるとは思いますが、「僕たち、いつもこういう行動パターンだから」等と平気でおっしゃるお客様には、「どうか、他の皆様のご迷惑も考えてください!」と言いたい言葉をゴクンと飲み込んで、引きつった笑顔で受付けに座る新米管理人です…。

まだ花盛りのチングルマと、ツガザクラ
7月も今日で終わり、何だかアッという間に毎日が過ぎていきます。毎朝4時の起床(海の日の連休は3時起きでしたが)にも慣れ、ドタバタがくり返される日々が積み重ねられていきます。
アルバイトの若い子たちも揃い仕事にも慣れて来たのですが、何しろ新米管理人のもと、アルバイトも「新人」が多いのでこれからいろいろ総点検していかなければいけません。
草刈りが順調に進み、ボッカも始まりました。今時の若い子たちですがちゃんと朝も起き出しますし、包丁も使いお米もといでくれます。
なかなか遠出の出来ない管理人、いつもは本当に小屋の周りをぐるりとするだけなのですが、今日はスリッパを履いたままウロウロ。少し見ないうちにいろいろな花が咲き始めています。
チングルマも終わりかけたかと思いましたがまだまだ咲いていますし、ツガザクラもきれいです。花たちを見ていると、ドタバタも忘れまた頑張ろうというファイトが沸いてきました。明日から8月、朝日岳は花盛りです。遊びにいらしてください、では。

小屋の横で花盛り、タテヤマウツボグサ
ひときわ濃い紫色が目を引きます