小屋番日記 2002年3月

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2002/03/06平成13年度 北アルプス山小屋協会総会

総会にて発表する、
北アルプス山小屋協会会長(13年度) 佐伯 守氏(立山天狗平山荘)

 2月28日〜3月1日にかけ、立山山麓「グリーンビュー立山」に於いて『北アルプス山小屋協会総会』が開かれ、朝日小屋管理人も出席して来ました。

 当日は、「北アルプス山小屋友交会(長野県南部)」・「北アルプス北部山小屋組合(長野県北部)」・「ひだ山小屋友交会(岐阜県)」・「立山山荘協同組合」・「黒部観光旅館組合」の3県5つのブロックから、各山小屋のオーナーや支配人など約60名近くが参加、また各関係諸官省庁および関連業者等など合わせて総勢約90名の出席がありました。

 この総会では、年度内の事業及び会計報告、新年度の事業計画が発表され、また新役員の選出と紹介も行なわれました。

 各地区持ち回りで会長・事務局を担当しますが、平成13年度は富山県の「立山山荘協同組合」でしたが、14年度は岐阜県の「ひだ山小屋友交会」がその任にあたります。

 また各地区別の実情報告もされ、発表者は、長野県南部から岳沢ヒュッテ・上條岳人氏、長野県北部から白馬館・松沢貞一氏、岐阜県から笠ヶ岳山荘・滋野 守氏、立山から太郎平小屋・五十嶋博文氏と立山室堂山荘・佐伯千尋氏、黒部から猿飛山荘・志鷹忠夫氏と阿曾原温泉小屋・佐々木 泉氏、そして朝日小屋・清水ゆかり。

 昨シーズンの各地区入り込み登山者数は、各地区毎及び小屋別にかなり事情が違うようですが、全般的にはどの山小屋も「海の日」がピークで、7月は天候に恵まれ比較的良かったが、8月は思ったほどではなかったようです。特に8月20日頃の台風の接近が痛手だったという事です。シーズンを平均すると、天候に恵まれた割には宿泊者は全体として前年より若干の減、小屋によっては1〜2割の減という厳しい結果になったようです。これも不況の影響などがあるのでしょうか。

 どの山小屋も、まだ受け入れ態勢の整わないまま、シーズン初めからいきなりシーズン最高のお客様を迎え入れなければいけないという混乱した様子で、その大変さも話題になりました。

 やはり完全な「お天気商売」ですので仕方ありませんが、上高地などではお天気が良ければ登山者の皆さんは1日めいっぱいに行動するので、小屋によっては宿泊者が減少するといった状況が生まれたり、白馬連峰では「ただ単純に山に登る」、縦走しない、横への動きが減少したというような、中高年登山の影響なのか、そのような報告もされていました。

 また白馬館の松沢社長からは、白馬山荘では昨シーズンから「ゴミ箱の撤去」が実施されたのですが、白馬山荘のゴミを朝日小屋で大量に置いていくというような事実があったので、各山小屋間で横の連絡が必要ではないかと報告され、朝日小屋管理人としては実名を挙げられ大変恐縮していた次第です。その後朝日小屋でもゴミ箱の撤去がされた事は皆さんご存知の通りです。

 それから、各山小屋で規模の違いはあるものの、生ゴミ及び可燃・不燃ゴミの処理問題、また浄化槽設置の問題が関心ある共通事として取り上げられ、ここでも各山小屋間の情報交換や関係省庁の情報公開を求める声が聞かれました。

 昨年も出席した総会ですが、昨年はもう本当に「新米管理人」そのもので、聞く事も話される事もチンプンカンプンでしたが、ワンシーズンを通して小屋で仕事をし、自分なりの問題意識も持ちながらの参加でしたので、とても有意義な総会でした。

 また北アルプスのオーナー諸先輩達に混じって、私も生意気にも2回も発言する機会を頂き、恐縮しながらも嬉しく思いました。

 定員1,500人の大きく近代的な設備の山荘から、30人も入ればいっぱいになる昔の面影を残す山小屋まで。でもそれぞれの山荘や山小屋のオーナー達の心意気に触れて、北アルプスの最北端の山小屋管理人として今年も頑張る決意がムクムクと湧いて来ました(笑)。

 今日は「啓蟄」。虫も穴から這い出す、そんな春の陽気が少しづつ感じられるようになりました。小屋開けまであと3ヶ月ちょっと、今年もガンバロウッと!!

2002/03/06北アルプス山小屋協会 平成14年度会長

14年度会長・小池 潜氏(双六小屋他)

14年度の当番ブロックは「ひだ山小屋友交会」です。小池氏はいつも穏やかで、とても紳士的な方です。今回はゆっくりお話する機会はありませんでしたが、「写真家」としても有名でいらっしゃいます。

2002/03/06これが、一番の楽しみ(!?)

やっぱり、懇親会!!

特に長野県・岐阜県の皆さんのお目当ては、新鮮で美味しい「富山のお魚」だったようです。もちろん、「情報交換の場」ですね。

2002/03/06どなたでしょう??

美人のオーナーを横に、とっても嬉しそうなのは、常念小屋・山田恒男氏
そして、とびきりエレガントで素敵なのは、薬師岳山荘・堀井よし子氏

2002/03/06カラオケで熱唱するこの人は?

業者さんを代表して歌いました、
株式会社・山と渓谷社 「山と渓谷」編集長 萩原浩司氏 

2002/03/06しばらく「日記」を書かず、ご心配をおかけしました!!

今日、静岡県のMさんからお電話を頂きました。
「いつも楽しみに管理人日記を見ています。2月25日から日記が更新してないので、ゆかりさん、病気で入院でもしていらっしゃるんじゃないかと思って…」と。
本当に有り難うございます。ご心配をおかけしました。

「山小屋協会総会」に出席の後、3月3日には白馬みねかたスキー場に仕事で出掛けたり、ウロウロしていたら、雑用が溜まり身動きできませんでした。でも、こんなに元気です!!また今日から頑張って日記を書きますので、楽しみにしていて下さいね。

私の横、真ん中にいらっしゃるのは穂高岳山荘・今田英雄氏…昨年からいろいろと新米管理人を案じて下さいました。
そして、右は立山の雷鳥荘オーナーの志鷹定義氏です。いつも親切にして頂いています。

2002/03/08第12回スキーマラソン大会 in 白馬みねかたスキー場

 出走を待つ参加者の皆さん 10kmの部

 3月3日(日)、白馬みねかたスキー場に於いて「第12回スキーマラソン大会&歩くスキー大会」が、(株)白馬館の主催で行なわれました。

 朝日町の観光協会では、毎年このイベント会場において、競技を終えた参加者の皆さんにアツアツでとっても美味しい「朝日町名物・宮崎のたら汁」をサービスしているという事で、昨年に引き続いて、観光協会加盟の朝日小屋管理人もお手伝いに行って来ました。

 昨年は雪も舞う生憎のお天気でしたが、今年は本当にナントも言えない青空が広がりました。もう、最高!!

 当日は、いかにも細身のノルディック走者らしき選手から、今日初めて歩くスキーを履いてみましたというヨチヨチ歩きの若い女性まで、大勢の皆さんが、みねかたスキー場のクロスカントリーコースを疾走(!?)していらっしゃいました。

 私たち朝日町観光協会の面々は、早くからテントの中でたら汁を作り、5km、10kmのコースを走り(滑り)終えた参加者の皆さんを待ち受けました。たら汁のナントもいい匂いがそこら中に漂って、選手の皆さんは待ちきれない様子。行列を作って、2杯、3杯とお代わりする方々もいらっしゃいました。

 何しろ、たら汁を作り続けて「ン10年」の超ベテランの旅館のお母さんに、わざわざ地元の宮崎から一緒に行って頂いての調理、そして大鍋でド〜ンと煮込むから本当に美味しい!!「たらの肝、これを入れなきゃ、絶対に美味くないんだよ」なんて言いながら、作って下さいました。

 参加者の中に、昨年のシーズンに朝日小屋においでになったお客様も発見。「今年も必ず行きますよ!」と嬉しいメッセージも頂きました。有り難うございます!!

 それにしても、鍛えていらっしゃる皆さんはやっぱり違いますね。上位入賞者の方々は、ムダな肉がない…今頃、「ンkg」余分なお肉を付けている私には やっぱり無理か。。。

2002/03/08「ヒスイ海岸」へいらっしゃいませんか!?

皆さん、朝日町の宮崎海岸、別名「ヒスイ海岸」へいらっしゃいませんか。
「ヒスイ海岸」と言うだけあって、運が良ければ、波打ち際で素晴らしいお土産が見つかるかも…。
お問い合わせは、朝日町役場商工観光課まで。
課長以下、きっと親切に教えて下さいます。
朝日小屋に泊まって、翌日は宮崎の民宿で、美味しい富山湾の魚料理を堪能するコースも最高ですよ。

2002/03/08白馬みねかたスキー場

みねかたスキー場からは、白馬連山の眺めが本当に素晴らしかったです。
カラマツ林の向こう、正面に見えるのは「唐松岳」

2002/03/08アルプスの「○○」…ハイジになったような気分!? photo by yukiko

白馬連山をバックに。
○○の中は、決して「少女」とは言いませんが。。。(笑)
その素晴らしい眺めに、もう「帰りたくな〜い」とか「テント張って、泊まりた〜い」と、騒いでいた私。

2002/03/08雲の上には…

左から、鑓ヶ岳(2,903m)、杓子岳(2,812m)、白馬岳(2,932m)
(株)白馬館の松沢社長に案内して頂いた、『白馬夢農場』からの眺め。

「みねかたスキー場の中でも、最高のロケーションが楽しめるんですよ」と、社長さんご自慢の場所だそうです。今年の5月の連休からOPENする予定。さわやかなハーブを一面に敷き詰めて、素敵な雰囲気にして行きたいと話していらっしゃいました。

2002/03/08追伸です!!

以前からお知らせしていましたが…、
明日9日(土)PM2:00〜、チューリップテレビで『山小屋物語』の再放送があります。お正月に見そびれた方がおいでになりましたら、明日ご覧下さいネ。私は、明日ちょっと出掛けようと思います。お天気も良さそうなので、近くまで…。朝日岳の勇姿が、デジカメで撮れたらなぁ。。。と思っています。では。

2002/03/10行って来ました!!…春の負釣山(おいつるしやま・959m)

朝日岳の勇姿をバックに記念撮影 photo by 自動シャッター

 高岡のYさんご夫妻、黒部のシュンちゃん、由起子さん、そして私 7合目

 春が来たことを思い切り実感できる、そんな素晴らしいポカポカ陽気に恵まれた9日、負釣山へ行って来ました。1月に救助隊の訓練にくっ付いて「南保富士」へ登ってから、今度は「負釣山」とチャンスを待っていましたが、お天気も良さそうだし、同行してくれる相棒達も見つけていざ決行!

 朝7時半に麓の温泉駐車場で待ち合わせ。同行者は、自称「週末従業員」の由起子さんと、2年連続で朝日岳の山開きに参加して下さった黒部のシュンちゃん。シュンちゃんは負釣山が大好きで、昨年は17回も登り今年もすでに3回目だという事で、今回はこの時期初挑戦の由起子さんと私のガイドをお願いしました。

 車で行けたのは、オコ谷・中谷・ハヤ谷の分岐点まで。そこからオコ谷峠の登山口駐車場までいつものゆっくり歩きで約1時間、駐車場でかんじきを付けて出発しました(かんじきは、2合目上部で外す)。

 昨秋11月20日に最後に負釣山に登ってから、今度は春にぜひ来ようと密かに心に思っていましたから、またまた感激の言葉を連発しながら登りました。どうやら寒の戻りらしきお天気の6〜8日までの間に雪が降ったらしく、新雪は約10〜15cm程積もっていました。途中の景色の本当に素晴らしいこと!…新雪を被った「初雪山」がその名に負けずキラキラと輝いていました。

 調子に乗ってちょっとゆっくり歩きすぎて、7合目に着いたのは登山口出発から約3時間後の正午。一眼レフカメラを取り出して朝日岳の勇姿を写した後は、「さあもう少し頑張って、1時頃までには頂上へ着いてお昼ご飯にしよう」と再び登り始めました。

 「こんな良いお天気なのに、他に誰にも会わないねぇ」と言っていると、下から2人組のパーティーが登っていらっしゃいました。高岡からのYさんご夫妻で、「ラッセル泥棒をしてしまいましたが、お陰で助かりました。今度は僕が先頭を代わりましょう」とダンナさんがトップを歩いて下さいました。

 ところが、そろそろ負釣山最後の連続急斜面に差し掛かり、この斜面を何とか登り切ってしまえば頂上はもうすぐそこという急斜面に取り付いた男性2名がかなりの「苦戦」、そして…「まさかの撤退・登頂断念」をせざるを得なくなりました。撤退した場所は9合目〜頂上の間、頂上から高低差にして約30〜40m、夏道ならあと数分の地点だったそうです。

 「この時期の負釣山をちょっと甘く見ていた」という2パーティーとも、ザイルはもちろんピッケルも持っていませんでしたが、ふわりとした新雪の下はガチガチに凍っていて斜度もかなりのものだったようです(シュンちゃん曰く「氷壁だった」そうです)。2名の男性は直登で登り出したものの、これ以上は無理と判断して横に巻いてみようと試みましたが、女性3名には到底無理だと判断。

 3日にも単独で頂上まで登ったというシュンちゃんでさえ、「いやあ、かなりビビッた。登りを諦めて降りて来る時も、こりゃ落ちたら大変な事になると思った」と話していました。

 そして朝日岳がよく見える7合目まで全員で戻り、午後1時を過ぎてから昼食。「頂上へ行けなかったのはとっても残念だけど、こんな良いお天気の下で朝日岳を見ながら宴会できるんだから。今日はステキな出会いもあったし、最高の日だったネ」とビールやワインで乾杯しました。

 昨日のお天気なら、頂上からは朝日岳の勇姿、そして剣岳・毛勝岳・僧ヶ岳はもちろん、遠く北アルプスの峰々が眺められたと思うと結果的にはとても残念ですが、「もしかしたら滑落するかもしれない」という位の危険な急斜面を『勇気ある撤退』して来た事は、好判断だったという全員の評価でした。

 好天に恵まれた春山の“素晴らしさ”と同時に、低山とはいえまだまだ雪のある春山の“厳しさ”を同時に体験して、本当に行って良かったと思いました。

2002/03/10撤退。。。 photo by syun

無念の撤退をした後。撤退場所は、まだこの上部です。
朝日町側に大きく張り出した「雪庇」を避け、慎重に降りる。

2002/03/10黒部扇状地と日本海、そして青い空をバックに

モデルは、黒部のシュンちゃん 7合目にて
左に見える帯状の川が、黒部川

2002/03/10朝日岳とゆかり 7合目 photo by syun

双眼鏡で朝日小屋を確認。
飛んでいきたいような心境に、大きく手を広げて…

2002/03/10「マンサク」の花

春の山に、一番に咲いていた「マンサク」の花
雪の白さと青い空、…そして黄色の小さな花が可憐な「マンサク」

2002/03/10残念でした。。。

登頂を断念した「負釣山」山頂を眺める

2002/03/10雪の下から

登山口の標識は、雪の下に埋もれていました。

2002/03/13またまた、…籠っています!?

「春の負釣山」続編 楽しそうな7合目での宴会風景
 Yさんご夫婦の作って下さった「煮込みうどん」
…最高に美味しかった!! photo by syun

 楽しかった土曜日の「春の負釣山登山」の後、またまた狭い部屋に籠って仕事をしています。税金も終わり、今度は今週末に頼まれている「講演会」の原稿・資料作り。

 「講演会」を企画したり司会を頼まれたり、聞きに行ったりする事は何度かあっても、さすがに自分自身が講師となって大勢の皆さんの前で壇上で話すというのは全く初めてなので、少々(かなり?)の準備が必要だろうと、先週から少しづつその作業に取り掛かっています。

 講演会は、16日(土)JA入善町の女性部総会後の「記念講演」で、約190名近い方々の参加があるそうです。時間は大体1時間15分の予定。あらあら…。

 ナンヤカヤと原稿を作ってみましたが、400字詰め原稿用紙に約35枚、字数にして約14,000字にもなりました。

 自らも何度か講演をした事がある末妹(アナウンサーをしている)に聞いたら、「私は原稿を作った事がないよ」と言われましたが、さすがに大勢の皆さんを前に「頭の中真っ白で、言葉が何も出て来ない」という事態だけは何としてでも避けなければいけませんから(笑)、いつも「お尻に火が点かないと動けない」という私にしては、珍しく早々と準備を進めています。

 それにしても、マイクを持ったつもりで大きな声で話し始めてみると、これが何と疲れること、くたびれること…。話し始めて10分もすると、へなへなと緊張の糸が切れそうになって大変です。ぺちゃくちゃ、といつもの友達とのおしゃべりなら何時間でもOKなのに…(笑)。加えて当日はずっと立ちっ放し、これは本番がかなり心配です。しかし、きっとこれが「最初で最後の晴れ舞台」となるかもしれませんから、張り切らなくては。

 この後、ナント「山渓」から原稿も頼まれてしまって、ここ暫くはじっと机に向かう時間が長くなりそうです。でも、24日に白鳥山へ行く計画を立てていますので、それまでじっと我慢してのデスクワークです。そういえば、増村さんも3月は原稿書きに追われるとかおっしゃっていましたので、ちょっと「陣中見舞い」に TELしてみようかしら…、とすぐ気持ちが他へ行きそうになりつつ、気分転換しながら…頑張ります!!

2002/03/13パソコンの壁紙

私のパソコンの壁紙 

 三国境から見る鉢ガ岳・雪倉岳、そしてその奥に朝日岳と前朝日岳

 先日、朝日町役場の商工観光課へ行ったら、机の上のパソコンの画面がとても素敵でした。確か、夕焼けの風景だったかナ。「あれ〜、きれいだね」と言ったら、「この前nyamaさんが来てパッパッと替えてくれた」との事。

 昨日になってその事を思い出し、「私の壁紙も、何とかならんかナ」と、パソコンオンチ・機械オンチの私もチョコッといじってみたら…、ちゃんと出来るじゃありませんか!

 嬉しくなっていろいろ替えて遊んでみました(笑)。朝日岳の花にしてみたり、日本海に沈む夕陽にしてみたり…、で最近毎日部屋に籠っている私の今の気持ちに、一番ピッタリ似合っているかなと思い選びました。

 これは昨年9月17日〜19日、朝日小屋〜蓮華温泉〜白馬大池〜白馬岳〜雪倉岳〜朝日岳とぐるり一周の出張へ出掛けた時に、三国境から雪倉岳朝日岳方面を撮ったものです。

 何だか気分も大きくなって、思いっきり深呼吸をしているような気分になりますね。

 …オーーイ、ヤッッホーーー!!
※ ちなみに、この写真は昨年9月20日の「日記」にも載っています。

2002/03/13「北アルプス山小屋協会総会」 続編 その1

昨年9月の「研修会」の件で発言された、
北アルプス北部山小屋組合(長野県北部)
「唐松岳頂上山荘」

 支配人の中川恵一氏
お会いしたのは3度目でした。今度ぜひ唐松へもおいで下さい、と誘われています。

2002/03/13「北アルプス山小屋協会総会」 続編 その2

左;「北アルプス北部山小屋組合」 (株)白馬館 松沢貞一氏

 朝日小屋がいつも本当にお世話になっている、お隣の(!?)山荘の社長です。一見、歌舞伎役者さんかと見間違うよう…

中;「立山山荘共同組合」 早月小屋 (株)坂井組から 営業部の坂井基浩氏

 私も数年前に早月小屋は一度だけおじゃました事があります。

右;「ひだ山小屋友交会」

 笠ヶ岳山荘 滋野 守氏 “マモちゃん”と親しみを込めて呼ばれているオーナー。私も笠ヶ岳山荘には、昨年9月にお世話になりました。

2002/03/14不安な気持ち、そして「2年目のプレッシャー」。。。

 負釣山への林道途中 冷たい雪解け水の傍で、ふきのとう

 昨年は、ヘリコプターでの上山そして小屋開けが6月12日、「山開き登山会」が6月23〜24日だった。今年は「登山会」が6月29〜30日と、昨年より1週間遅く予定されているので、私達が小屋に入るのも昨年よりほんの少し遅くなるかも。

 それにしてもあとちょうど3ヶ月程もすれば、私の「管理人2年目」が山の上で始まる。去年の今頃は何をしていたのだろう…とヤケに気になり、日記を引っ張り出してみたりする。

 前しか見ていなかった(見えていなかった??)昨年のシーズン前。

 今の時期に「2年目のプレッシャー」に心ざわつくとは、少し前には思いも寄らなかった。何故こんなにも落ち着かないのだろう…。

 大きなトラブルがなく、事故や遭難もそれ程大事には至らず、それぞれ何とかクリアできた1年目。だから…「今年は上手くいくだろうか」「もし去年にはなかったような、手に負えないような大変な事態がおこったらどうしよう」…そんな不安が頭の中をよぎる。でも、もし昨シーズン大事件が起こっていたとしたら、きっと「今年も何かあるんじゃないだろうか」、きっとそう思っているに違いない。

 天候はどうだろうか。去年あんなにお天気が良かったのに、お盆を過ぎたらパッタリお客様はおいでにならなくて、「毎日が宴会」と言いながらも、結局はヒマな秋を過ごしてしまったそんな日々。逆に「海の日」…正直言って、昨シーズン以上のお客様がいらっしゃったら、せっかくいらして下さったお客様にただ嫌な思いをさせてしまうのではないだろうか。「静かな朝日小屋だと聞いてきたのに」と思われるのが辛いのは、私のせいではないにしても、一番避けたい事態には違いない。

 水は、電気は、お客様の病気など緊急事態への対処は、アルバイトの確保は、足りないものはないか、余計な買い物はしてはいけない、……次から次へと「不安」が押し寄せてくる、この時期だからなのか。。。実際に有無を言わずに動かなくてはいけない5月になれば、この気持ちは忙しさに紛れて見えなくなってしまうのだろうか。

 何より…、可愛そうかナと思いつつも、自分の事と小屋の事で頭の中がいっぱいで前しか見えていなかった母親に、半ば置いていかれた格好だったかもしれない子ども達。昨年の夏に淋しい思いをさせていたという事を、後から気付いたからこそ、今年は昨年よりもっと小屋開け前が辛いかもしれない。

 そして自分自身はどうだろう、緊張の日々に耐えられるだろうか。

 泣いて、怒って、そして笑って…いろいろな事があったがむしゃらだった昨シーズンを思い返す時、いろいろな場面でちゃんと背筋をピンと伸ばして、自分らしく、懐深く、頑張り通す事が出来るだろうか。一番大切にしようと決心した「笑顔で、心からのおもてなし」を忘れずに頑張る事が出来るだろうか。

 いろいろな人が助けてくれる、支えてくれる、ひとりじゃない、…そんな事を思ってみても、何となく頭を持ち上げてくる不安な気持ち。

 きっとこれが「2年目のプレッシャー」!?

2002/03/17『前を向いて歩いていきたい』…講演会で

 私の拙い話を、とても熱心に聞いて下さいました。

 16日(土)、JA入善町女性部の通常総会で講演をさせて頂きました。初めての経験に、もっとドキドキしてあがるかナと思っていましたが、自分ながら驚くほど落ち着いていた!?(笑)
演題は

 『前を向いて歩いていきたい −北アルプス朝日小屋の管理人になって−』

 自己紹介や管理人になるまでの生活の話しから始まって、朝日岳・朝日小屋そして山小屋での生活の紹介、初めて朝日岳に登った小学3年生の時のこと、父について、父の遺してくれたもの、自分が管理人になる決断をするまでの眠れない日々と現実問題の解決へ、「泣き虫」の私が段々と強くなっていった姿、「好きだから頑張れる」自分、朝日小屋の「ウリ」食前酒のサービスやホームページ、…そして「どうして山が人を惹き付けるのか」、あるがままの自然の姿と、山と同じように懐の深い自分になりたいという私の想い…など等。

 「前を向いて歩いていきたい」という演題は、いくつかの候補の中から考えて、自分のモットーとして今までもそしてこれからも大切にしていきたい、私の想いとして選びました。

 ところがつい先日(演題を決めた後)、知り合いの方が亡き父に関しての文章を寄せて下さったのですが、その中で紹介されていた父の言葉にビックリしました。…『挫折して転んでも起き上がること、そして起き上がって前を向いて進んでいくということが大切なんだ』

 父は28年間に亘って朝日小屋の管理人を続けて来ましたが、昭和55年に林道で登山客を乗せたトラックが転落、多数の死傷者を出すという事故が起こりました。父が管理人になる以前から続いていた、トラックで登山客の輸送の便宜を図るという善意の行為がアダになって、多くの方々に大変なご迷惑をお掛けしたのですが、父はトラックの所有者であり、運転手を頼んでいた当事者という立場で、本当に辛い思いをしました。

 「挫折して転んでも…」という言葉は、その事故後しばらく経ってから父が知り合いに漏らした言葉だそうです。当時私はまだ大学生、父がその後どんな苦労をしたかは判っていたようで、実は知らなかったのだと思います。でも、事故があった日のこと、事故の翌日に事情聴取の為にすぐ山を降りるように警察から連絡があり、ガックリと肩を落として私に小屋を頼むといって下山していった父の姿は今も忘れることが出来ません。

 でもそんな父の想いも、『前を向いて』だったのかと知ると、とてもとても不思議な気がします。

 そんな話も交えての1時間15分、自己採点は75点かしら?…減点分は、気をつけようと思いつつやっぱり涙が出てしまった分がマイナス15点、大体時間通りでしたが最後に少々早くなってしまった分がマイナス10点。まあ初めてにしては及第点??

2002/03/17女性の皆さんに

聴衆の皆さんは殆どが女性、30代から60代の方々でした。

農業を取り巻く情勢も大変厳しい時代ですが、「こんな時代だからこそ力を発揮するのが女性。女性は本当は強いんです。一緒に頑張りましょう。」…生意気にも、そんなメッセージとエールを送りました。

2002/03/19今年度も…宜しくお願いします、古崎隊員!!

 頼りにしています、県警山岳警備隊・古崎隊員
「南保富士」での雪上訓練の様子 01.1.26

 1月の南保富士での訓練の後、小川温泉元湯での打ち上げ会の席上、古崎隊員から「ゆかりさん、実は昇任試験に合格しまして…」という話をお聞きしました。「それはおめでとうございます、じゃあ早速にぜひお祝いの飲み会を…」と言いましたら、古崎さん「いや、ところが、昇任したお陰で春に異動があるかもしれなくて、ちょっと気懸かりなんです」。

 古崎隊員、今まで延ばし延ばしにして来た「昇任試験」を受けて見事合格したのはとても良かったのだけど、巡査部長になるという事は山岳警備隊の中では「分隊長」という役付きになる事で、「分隊長」になると決まって殆どが異動になるという前例があるらしい。

 そんなわけで、古崎さんの人事が決まるまで暫くの間、何とも気が気でなかった朝日小屋管理人。ここ数日その知らせを、まるで子どもの試験の合格発表を待つ親のような気持ちで待っていましたが、昨日内示があり「大丈夫でした、もう1年お願いします」という古崎さんからの連絡に、「良かった〜!!」と受話器を持ちながら、誰に向かってお辞儀をしたのか(!?)思わず頭を下げていた私でした。

 昨年、管理人になって一番の心配事・懸念は、やはり遭難対策と事故防止、救助活動に関する事でした。私自身が実際現場へ出動するケースはあまり無いとしても、小屋でやらなければいけない分担・役割はかなり大きく重要なウエートを占めています。

 古崎隊員は、本当に親身になっていろいろと教えて下さいました。訓練にも「ゆかりさん、一緒に参加してみますか?」と新米管理人を誘って下さいました。お陰様で、足手まといになりながらも、現場の緊張感を実感できたり、救助用具や山道具を使用する勉強をさせてもらったりと、自分自身管理人としての自覚を高める為にも、大いに参考になりました。

 古崎隊員の「朝日岳方面」勤務も、この春からは4年目に入ります。

 まだまだ頼りない私ですが、今年度も哲也共々、どうぞ宜しくお願いします。

2002/03/19「山渓」の原稿書き、終了

 朝日岳遠望 朝日町山崎地内から 02.3.13

 講演会とほぼ同時進行で「山渓」の原稿を頼まれていたのですが、さすがに両方一緒にという訳にはいかず、講演会を終えてホッとする間もなく、またまた机に向かってパソコンとにらめっこ。

 遅筆の私としては、引き受けた段階から少々気懸かりだったのですが、今回に限り(?)〆切り前に出来上がってしまいました。ホ〜ッ…。

 今日メールで原稿を送りましたら、編集部のMさんから無事届いた旨の返信があり、ちょこっとお褒めの言葉も添えられていたりして…、内心やっぱり嬉しかったです。

 上の部署で×が出ない限り(!)、多分5月号の掲載になる予定です。どのページに載るかって??…またその時にお知らせします。だって、ボツになったら恥ずかしいので、出てからご案内しますネ(笑)。

 今回は約3,000字弱。講演会の約14,000字の原稿書き(打ち)もあったりして、パソコンのマウスを触る右手首が少々「腱鞘炎」気味です。

 でも終ってホントに良かった〜〜!!

2002/03/22気になるニュース、「30年に一度の異常気象」

 昨シーズン 01.7.7の朝日小屋・前朝日岳周辺
朝日岳への登山道から望む

 昨日の地元新聞には、観測史上例のない早さで桜の開花が相次ぐなど、このところの異常気象についての記事が載っていました。

 気象庁の発表によると、1月以降、偏西風が蛇行しなかった影響などで北極圏上空の寒気が南下しにくくなった為に、アジア、ヨーロッパの広い範囲で30年に一度程度しか見られない異常な高温現象を観測しているらしい。 (北日本新聞より抜粋)

 今朝早く、朝日町の桜の名所・舟川べりを訪れてみると、いつも他の地区の桜よりやや開花が遅めの舟川べりでも(冷たい川風が吹き付ける為?)、 桜並木全体が何となく昨日までと違う様子。昨日の富山県内は20℃を超え5月並みのお天気だったというから、無理もないかも知れません。近づいてよく見ると、蕾のホンの先端がうっすら薄ピンク色に色付いていました。もしかして、このまま暖かい日が続くような事があると、今までにない位信じられないような早い開花があるかもしれませんネ。

 そうなると、気になってくるのはやはり山の残雪の様子。

 立山のアルペンルートでは、すでに4月の開通に向けて除雪が始まっているのですが、今年の積雪量は平年並み、と発表されています。しかし、低山、里山などではやはり例年に比べて積雪量はかなり少ないという情報もあります。但し、尾根、谷、沢などによっても毎年状況が違うのは、昨年の経験からも言えるのですが。

 下界での水不足も、もちろん今から心配されているようですが、山小屋の水の確保はそれぞれその年の雪の量にも左右されるのですが、朝日小屋は7月の「海の日」頃までは雪渓から、それ以降は沢からの取水となりますので、今からとても気懸かりです。

 朝日小屋でも、滅多に枯れない沢の水がとうとうピンチになって、水のある谷を降りて大きなポリタンクで背負子に担いで小屋まで何往復もしたという事が、過去にもあったと聞いています。

 やっぱり『水』。「水の確保」はどの山小屋でも、とても重要な仕事です。朝日小屋では、いつもの年なら水に不自由する事はあまりないのですが、「30年に一度」という事であればいったいどうなるのか、ちょっぴり心配…。

 それから、『花の開花時期』。今まででしたら、朝日岳での花の見頃は大体「7月20日頃〜8月お盆頃まで」とお答えしていたのですが、昨年など7月「海の日」の前にかなり一斉にチングルマなどが咲き始めました。もちろん朝日岳周辺は花の種類も個体数も多く、それが次々に咲くのでいつおいでになられても花は楽しめるのですが、それにしても昨年は、花の咲き始めがいつもより早いなぁというのが正直な感想でした。

 昨シーズンの日記を読み返してみると、すでに7月5日には小屋の周りでハクサンコザクラやチングルマが見頃・満開と載せています。

 この後3ヶ月間の天候の具合と、その影響が気になるところです。

2002/03/24卒業・入学、そして社会へ巣立つ君へ…

昨シーズンのアルバイト勢揃い、高校生・大学生の若いメンバーが中心でした

 桜の便りも聞こえて来て、本当に春爛漫の今日この頃です。春といえば、卒業や入学のシーズンですネ。朝日小屋昨年のアルバイトのメンバーの中にも、この春新しい生活を始める仲間がいます。

 一人は鮎美ちゃん。彼女は伝統ある地元U高校山岳部のメンバーで、我が家の三女の先輩という縁で夏の間来てくれました。いつも黙々と仕事をこなし仕事の呑みこみも早かった彼女は、休憩時間にはいつも食堂の片隅で勉強を続けていました。ふきん等の洗濯も、気が付くとサッサとやってくれて、みんなの洗濯物を黙って取り込んで畳んでくれたりしました。高校卒業後は大阪の専門学校へ進学するようですが、今年の夏もぜひ来て欲しいですネ。

 グリーンパトの拓郎は、N大学の農学部4年生で、「三郎杉」の平教授のゼミの学生でした。夏のパトロールの期間中は、他の小屋アルバイトと同じように朝と夜の仕事を手伝ってくれて、本当に助かりました。2月には無事卒論も書き上げましたが、もう1年大学に残ると聞いています。今年も多分何らかの形で朝日小屋に来てくれるのではないかと、密かに願っています。

 そして、てらちゃん。彼は広島県の出身ですが、東京のW大学の5年生でした。電話でアルバイトを申し込んできた時に、1年しか朝日小屋に来られないと分かっていながら、7月中旬から入山できるという理由だけで(!?)採用した彼、どんな縁があったのでしょうネ(笑)。最初からドジもあったり(失礼)、 もしかしたら途中で逃げ出すのではないかという心配もしましたが、最後は『重症の朝日小屋ショック』に…。そして泣き虫の私以上に、とっても泣き虫の彼でした。でも、てらちゃんにとって朝日小屋での毎日、朝日小屋での出逢いは、一生の宝物になったようです。明日25日が卒業式のてらちゃん、今は社会人になる期待と不安でいっぱいのようですが、朝日小屋で管理人のゆかりに「も〜、てらちゃん」と怒られた時の事を思えば、きっとどんな困難も乗り越えられるんじゃないかしら。頑張って、てらちゃん!

 朝日小屋はいつでもみんなが来てくれるのを待っていますから。

 おめでとう、そして頑張れ、フレッシュマン!!

02002/03/24 あなた達の事は、忘れない!!

こんな顔でゴメンなさい!
“ホワイトニングマスク”をつけて、「美白」に挑戦中。。。

 本当にとんでもない姿でゴメンなさい、です(笑)。実は、一度このマスク姿をお見せしなくてはと思っていました。(皆さんは見たくなかった、やっぱり!?)

 …この「美白マスク」は、昨年の小屋閉いに大勢集まってくれたアルバイトのみんなが、「ゆかりさんに今一番必要なものを」と相談し、ワインや寄せ書きと一緒にプレゼントしてくれたものです。山を降りたら、そんな真っ黒な顔では下界で大変だろうという温かい心遣いだったようです。

 昨シーズン、新米管理人を支えてくれたのは沢山の周りの皆さんの力、中でも何よりアルバイトのみんなの抜群のチームワークでした。朝早くから夜遅くまでのキツイ仕事に加えて、管理人の様々な要求に応えて、本当に良く頑張ってくれました。

 どの子も、私の娘たちと同じような年齢の若者たちでした。おとなしい子、元気な子、今どきのいろいろな子どもがいました。でもとっても嬉しかったのは、誰一人として自分だけ楽をしようとか自分さえ良ければとか抜け駆けしようとか、そんな思いで他のメンバーの足を引っ張るような子がいなかったこと。哲也を中心として、それぞれがカバーし合って仕事をやり遂げてくれたこと。

 1年経って、それぞれの新しい春が巡って来ました。今年もまた、暑〜い夏に朝日小屋で会いましょう!!

2002/03/26 里山は、春!!

城山で
もうすっかり元気になった隼(ハヤト)と、朋子さん・二女のはるか

 今度の日曜日に白鳥山への日帰り山行を計画していながら、最近ずっと同じ姿勢でのデスクワークが続いたので、春の陽気に誘われて足慣らしに出掛けました。

 今日のお散歩コースは、「城山」。2月5日に朋子さんと歩いた時はまだ寒くて頂上付近には雪も残っていたのですが、あれから50日、標高200m余りの城山でも「春」はもう始まっていたんですネ。

 歩き初めから、もう花たちが咲いていました。いつもの事ながら、「わぁ〜、もう咲いてるよ」とか「可愛いね」とか、はしゃぎながら登りました。

 一番たくさん咲いていて、私たちをビックリさせたのは「キクザキイチリンソウ」(キンポウゲ科・別名キクザキイチゲ)。雪解け後の春の林床でいち早く咲く花だそうですが、恥ずかしながら、実は私はこの花を知りませんでした。もしかしたら今までもどこかで見ていたのかもしれませんが、今日は思いがけず道端に群生していて、その可憐な淡い紫色と清楚な雰囲気には本当に驚かされました。

 それから、名前も知らない「スミレ」。今年初めて見たスミレです。「ヤブツバキ」もそろそろ散り初めながら、まだまだ色鮮やかな姿で私たちを迎えてくれました。杉林の間にもイチゴの花に似た白い花が咲き始めていましたし、また山頂近くでは見事な「キブシ」が咲き揃っていました。いろいろな里山の花は、朋子さんが花の名前を教えてくれました。

 城山には何本もの桜が植えられていますが、中でも八重桜はそれは見事に咲くそうです。「今度は桜のお花見に来ようネ」とは朋子さんとの約束。

 今日は、1月1日の交通事故からすっかり元気になった我が家の愛犬・隼も一緒でした。そして“隼のお散歩係り”として二女のはるかも連れて行ったのですが、「少年犬」の隼の運動量はさすがで、城山の広場では走る走る…、普段のストレス解消といった風でした。

 白鳥山への準備は、こんなお散歩くらいではダメですね。メンバーの中では、やっぱり私が一人足を引っ張りそう。今週は、意識してもっと運動するようにしないと。。。

 それにしても…、やっぱり春は陽射しも空気も気持ちがいい〜、でもお陰でせっかくの“ホワイトニングマスク”の効果が台無しかも!?(笑)

2002/03/26 ホンモノの「春の花」

キクザキイチリンソウ 城山にて

 今日の掲示板に「富山橋さん」からの書き込みがありました。いつも有り難うございます。どうやら、私の「美白マスク」の姿にビックリされた様子(!?)、本当にゴメンなさいね(笑)

 第一弾「深まる秋の中、露天風呂姿」、第二弾「冬の小川元湯、またまた露天風呂で…」に続く第三弾「美白マスク姿」に、由起子さんならずとも皆さんの呆れ顔が目に浮かぶようです。ある方からは「段々と大胆になっていくようで…」というひと言も頂きました。あらあら。。。

 でも「富山橋さん」、やっぱり花は花、本物が絶対に良いです。私は、日記に載せる花の写真がないからといって、決して自分を載せようなんてそんな大それた発想は決してしていませんから(爆笑)。

 実は、こんな事なら山を下りて来てからの日記のことを考えて、シーズン中にもっと花のデジカメ写真を撮りだめしておくのだったと、少々後悔していました。しかし、春本番になって山々に花たちが咲き乱れる頃になると、そんな心配はもうしなくてもいいかナ、そう思わせる今日の城山でした。

2002/03/28 昨日は、立山町芦峅寺へ…

朝日小屋、昨シーズンの「お弁当」
 圧力釜で炊いた美味しいご飯に、疲れていても食べ易いおかずを工夫

 27日(水)は、立山町芦峅寺の公民館へお邪魔して来ました。立山室堂山荘へ嫁いでいるすぐ下の実妹が、「食品の試食会があるんだけど、良かったら来てみる?」と誘ってくれたからです。

 立山の多くの山小屋へ食品や雑貨を卸しているTフーズの主催で、各山小屋のおかみさん達が、今シーズンに使う食材を試食したり説明を聞いたりするメーカーの「試食展示会」でした。立山の山小屋と朝日小屋では、小屋の規模やお客さんの客層も少し違いますが、それでも何か朝日小屋でも役に立つ「スグレモノ」はないか、参考になるものはないか、いろいろ見させてもらいました。

 立山の皆さんに混じって試食をしていると、「どこの山小屋の人でした?」と声を掛けられました。ビックリして「実は…」と言うと、「そう、法ちゃんの姉さんかね」と優しく笑ってくださったのは、剣沢小屋の佐伯友邦さんの奥様・里子さん。と〜っても綺麗な方でした。朝日町から来て一人前の顔であれもこれもと試食して、本当にゴメンなさい!(笑)

 …朝日小屋のポリシーとしては、可能な限り手作りを心掛け、また長い道のりを歩いて疲れて小屋に着いても美味しく食べられるもの、少しでも口にできるものをお客さんに提供するようにと思っています。自分が少し山を歩いてみると、それが身に染みて分かるような気がします。

 できれば彩りや見た目は美しい方が良いのですが、「インスタント」はたとえキレイで手間が省けて美味しそうでも、やはり「家庭の味」にはかなわないかもしれません。疲れている時ほど、胃袋は正直です。

 朝日小屋には『肉ジャガ』という定番メニューがあります。その他昨年は、下界でうちのお義母さんが作ってくれた新鮮な野菜の天ぷらが好評でした。また、朝食もひと工夫しましたが、まだまだ何ができるか思案中。それから、「山小屋のお弁当はマズイ!?」という評価を覆そうと試行錯誤した「朝日小屋のお弁当」。これもまだまだ改良の余地がありますので、検討中です。

 そんなこんなで、買出しが始まる5月・6月に向けて、少しづつ準備が始まりました。登山者の皆さんに「美味しかったぁ〜!、ごちそうさま!!」と言っていただくのを励みに、今シーズンも張り切って献立を考えます。

2002/03/28 今日の午前中は...

タチツボスミレ   城山の登り口で

 今日の午前中は、一昨日に続きもう一度城山へ行って来ました。今日は一人で。

 30分で登れるところを、ナント2時間半も掛かってしまいました。その訳は 。。。写真を撮るのに夢中で、あっちでザックを下ろし、こっちでもう一度広げて…(笑)。

 一昨日とても綺麗だった「キクザキイチリンソウ」は、残念ながら昨日の雨風で花が傷んでいましたが、今日はスミレとキブシが素敵でした。

2002/03/30 明日は白鳥山…どうなっているの!?「清水ゆかり」

ぽかぽか陽気につられて、早くも顔を覗かせた我が家のアスパラ
後ろのお茶目さんは四女の結     02.3.28

 富山市内は桜が見頃だとか、舟川べりもそろそろ咲き始めるだろうということで、朝日岳をバックに桜並木を写すチャンスがあればいいなぁと思っている今日この頃です。 

 今日のデジカメ写真は、我が家の庭でアスパラを写してみました。そういえば去年もアスパラを日記に載せたはず、と見てみると去年は4月18日。ということは、去年より20日も早くニョキニョキと顔を出してきたわけで、やはりそれだけ暖かいのでしょう。

 明日は白鳥山へ行ってくる予定です。先週に計画していたのですが、お天気が悪そうだったので前夜のうちに中止。明日はどうやら良さそうなので、期待しています。

 春になってボチボチと散歩のつもりで低山を歩き始めていますが、そんな高い山へは登っていないのに、どうやら巷では「ゆかりは山ばっかり行っている」という噂が…(笑)。

 でも今、低山を歩いているその行動を誰よりも不思議に思い、「一体ゆかりは、どうなっているの?」と思っているのは、私自身です。今までの私を良く知っている人なら、清水ゆかりの変身振りにはきっと驚くばかりでしょう。だってちょっと前までの私といえば…、先ず「なるべく歩きたくない」、そして「荷物はとにかく軽く、できれば小指一本で持てるくらいが限度(笑)」、もちろん「春先に山へ行くなんて、とんでもない」。。。

 信じてはもらえないかもしれませんし、正直に言うのも恥ずかしいくらいだったのですから(笑)。でも本当にそうだったんです。ある程度歳を重ねてからひとつの事に夢中になると、のめり込むと言いますから、きっとそうなのかもしれませんネ。管理人の姿としては、もちろん当然なのですが。

 まだまだ未熟なので、もちろんルートに詳しい方に連れて行ってもらうばかりですが、春の山がどんなに素敵か、それを感じてしまってはもう止められそうにありません。でも、山へ行く前夜はドキドキします。ちゃんと登れるだろうか、皆さんの足を引っ張らないだろうか、忘れ物はないかしら。。。まるで遠足前の子どものようです(笑)。

 明日の白鳥山の様子はまたお知らせします。では。


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