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朝日岳山頂からの夜明け 03.9.23
あけましておめでとうございます!!
昨年中は大変お世話になりました。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします!!
皆様、お健やかに新しい年をお迎えのことと思います。
年が明けて、早や5日。今日から仕事始めの方も多いのではないでしょうか。
私も、お正月の間お休みさせてもらった「管理人日記」、今年も頑張って書き続けたいと気持ちも新たにパソコンの前に向かっています。
富山県地方の今年のお正月は、雪も無く、時折青空ものぞく比較的穏やかな天候に恵まれました。逆にスキー場などは、年末年始の雪不足でいろいろ心配されていますが、剱岳などの北アルプスに入山したパーティーはもちろん、お正月休みの間に里山ハイクなどを計画し実行された皆さんには、雪が少なめで少々残念ながらもラッセルを強いられる事の無い快適な初登山となったようですネ。
私はと言えば、自分の小屋に入っている4ヶ月間に加えて、普段でも“仕事”と称して山に出掛けたりナンダカンダと出歩いている生活ゆえ、お正月くらいはと家でおとなしくしておりました。。。(本当のところは、初登山に行きたくてウズウズしていたのですが・苦笑)
それぞれに学校に通っている娘たちも帰省していましたし、年始には義弟家族がやって来たりと、いつもながらの賑やかなお正月を家で過ごした三が日でした。
実は…年末に「靴」を買いました。
今履いている靴は管理人になった01年に購入したものですが、それなりあっちこっちといろいろと歩きました。
しかし、本格的な冬の高山では少々“役不足”。(買った頃は、まさか自分が、雪のある山へ自分が登るなんて考えても思ってもみなかった)
というわけで、もしかしたら(!?)冬の高山へも行くかもしれないという前提の下、(仕事の為、と言い訳しつつ)奮発しちゃいました!
昨年は双子の娘たちの受験に“振り回され”それどころではなかったのですが、今年は冬の間にもぜひぜひいろいろ行きたいと、今あれこれ思案中です。
山行きの計画に思いを巡らせている時って、ホントに楽しいですよネ。
朝日小屋に来てくださる皆さんも、早い方達は春になる前から計画を立てて、朝日岳に思いを馳せてくださっているのでしょう。
今年も、そんな皆さんのご期待に添えるように自分なりに頑張りたいと、皆さんから頂いた年賀状や山の道具、そして新品の靴を眺めながら考えている新年の私です。

清々とした朝の時間 山頂から頚城の山々を眺める 03.9.23
お正月って、なぜか「不思議」だと思いませんか。今年の私は、特にそれを強く感じたように思います。
煩わしい家事や一年納めの行事やらに振り回される年末は、「今日が明日に順送りされるだけなのに、何をドタバタと…」などとぼやくことばかり。面倒くささに萎えそうになる気持ちを叱咤激励しつつ、ひとつひとつが区切りだと割り切ってあともう少しと日々過ごしました。
ところが、「一日のことなのに…」「“大晦日”が“元旦”に代わっただけのことなのに…」、何か新しい年を迎えると気分も新しく晴れやかになれるような気がした今年はとても不思議な気分です。
“年末”というのは、やはりどうしても一年を反省したり振り返ったりと、「終わり」に向かっているように感じます。
しかし“新年”に一歩踏み出したとたん、なぜか前の年の諸々は全て“チャラ”にされて「さぁ、今年も頑張るゾ!」「今年は何が待っているだろう!大丈夫、ガンバれるから!!」
とってもヘンなのですが、今年は本当にそんな気持ちになれました。12月にあんなに落ち込んでいた自分が、ちょっと不思議です。毎年そういう風に思えればいいのだけれど、こんなに新しい年に“明るい光”を感じて意識したのは久し振りのような気がします。

ハートマーク?
デジカメで撮れば良かったのに、携帯電話のカメラで撮ったのでちょっと分かり難いのですが…。
何だと思いますか?
元日の早朝、部屋の窓ガラスにこんな面白い“模様”が出来ていました。
しっかり、「ハートマーク」みたいでしょ!?
何だか、とっても温かい気持ちをもらったようでうれしくて、何かいいコトがある予感…。

強風に吹かれて、それでもとても楽しそう 雪倉岳山頂にて 03.9.28
『ま、いいか』
『それがどうした』
『人それぞれ』
これは、新春の地元新聞紙上に載っていた言葉で、ある著名人の方たちの対談でのひと言です。
その方は、「この三つのキーワードで、たいがいの悩みやトラブルは乗りきれる。何事もプラス思考が大事。」とおっしゃっていました。
『プラス思考』…う〜ん、今まで何度となく聞いた事のあるフレーズですが、今の私にはとっても新鮮に輝くステキな言葉に思えました。
私の知り合いに、とにかく部屋の“模様替え”が大好きな人がいます。嬉しくては模様替え、哀しくては模様替え。とにかく、ストレスが溜まったと感じたり気分を変えたい時には家具を移動し、花を飾り…。
今日の私も彼女に倣って、気分転換に部屋の中を少し構ってみるコトに。朝からモタモタしましたが、中断を挟んで夕方にはどうにかスッキリと片付きました。
部屋の模様替えをしながら、私は内心「うふっ!」と可笑しさを堪えていました。えっ、何がどう可笑しいのかって(!?)
昨夜から、どの家具をどっちに移動して、ああしてこうして…と大体の配置など考えていました。
でもいざ取り掛かってみると、私の中の「曲げられない性格」(?)があっちこっちで頭を持ち上げます。例えば机はどうしても壁に向かっていなくてはいけないし、最初にイメージしていた通りにしないとどうしても気が済まなかったり。
でも今日の“模様替え”は、なかなか楽しかったデス。どうしてかと言うと…
「いやいや、これじゃ何か違うなぁ。。。」
「…ま、いいか」
「こんな配置は今までやったコトがないなぁ。。。」
「…それがどうした」
「あそこの家は、こんな風にセンス良く飾ってあったけど。。。」
「…人それぞれ」
『やってみて、ダメだと思ったらまたやり直せばいいゃ!』
だから、今日の“模様替え”は上手くいったし、楽しく出来たんだと思います。
『プラス思考で』…そんな風に考えられた今日の自分に、拍手です!!

城山・上の山園地にて
珍しく雪の無い穏やかな北陸地方の年末年始でしたが、厳しい冬の間にポカポカ陽気の日はなかなか望めません。でも、今日の天気予報は午前中嬉しい“晴れマーク!”
本当は新年の「初登山」といきたかったのですが、あいにく末娘との約束があり布団干しなどの家事もあってそれも許されず(苦笑)。
というわけで、城山へ行って来ました。車でですけど…。
標高200m程の城山には、残念ながら雪は全くありませんでした。その代わり、まるで春のような温かな陽射しが木立ちの間から差し込み、空がどこまでも青く広がっていました。
ホンの1時間程でしたが、年末に買った新品の靴を履いて初めて少し歩いてみました。
夕方からお天気も崩れて来ました。
今外では、雨が霙に変わろうとしています。

ハクサンチドリ 03.6.15 photo by mezawa
今日は、とても寒い朝を迎えました。
雪こそ降らなかったけれど、霜が降り氷が張り…冬の北陸地方ではちっとも珍しいことではないのだけれど、暖かい日が続いていただけに、久し振りに冬らしい一日の始まりでした。
でも、窓越しの陽射しが眩しいくらいの日中は、何処へも出掛けないのはもったいないくらいでした。
実は、昨日は午前中少し調子が悪く、寝不足気味かなぁと思い、一日中うろうろしていました。
今朝は心配したほどでもなかったので、お昼前に用事を足して、午後からは溜まった事務を片付けたり買い物をしたり。
明日は、もしかしたら今年の「初登山」に出掛けるかもしれません。お天気があまり良いことを言っていないのが気掛かりですが、都合が悪かったら“途中撤退”も覚悟の上での出発となりそうです。
曇り空はもちろん、雨も、霙も、雪も…、今の時期のこの地方の山歩きだったら、「何でもアリ!」です。
日帰り登山で、雪の山を歩けるだけでも良しとしますネ。

テントの中からの『鍋倉山』 04.1.10
雪の里山へ行きた〜い!!
今年の記念すべき初登山、10日(土)シュンちゃんと由起子さんの3人で「鍋倉山」へ出掛けて来ました。
本当は、由起子さんと二人でも行ける山へと思っていましたが、林道を走るにしても山を歩くにしても、例え標高の低い里山でも雪がある場合には無雪期以上に何があるか分かりません。シュンちゃんに同行を打診してみると、快く了解してくれました。
行先を南保富士にしようか負釣山にしようかそれとも大谷山と迷いましたが、結局「大地(おおち)」手前の「鍋倉山(標高796.2m)」へ行くコトに。
鍋倉山は昨年4月中旬以来2度目。あの時もそうでしたが、今回も登り初めからのハンパでない杉林の中の「急登」には案の定苦労しました。
年末の山行が割りと調子が良かったので高をくくっていたのですが、シュンちゃんと由起子さんがスイスイ登って行くのに比べて、やっぱり私は急勾配とあまり踏まれていない道(足を掛ける場所に苦労)、そして杉の落ち葉で滑りやすい登山道に四苦八苦。。。
それでも二人は“遅足”の私に合わせてゆっくり歩いてくれましたし、雨や吹雪も覚悟していた割にはお天気は曇り空で、雲の切れ間からは時折朝日岳も見え隠れしていました。
急登が落ち着いた辺りで眼下には黒部平野や能登半島、そして向側には昨年も同じメンバーで初登山した大谷山も見えて来ました。
下部では登山道には殆ど雪は無く、また雪が現れてもそこそこ固く締まっていたので、持って行った“かんじき”は全く使わないで済みました。
そして葉が全部落ちてしまった雑木の林の中にブナが混じるようになり、やがて鍋倉山山頂へ。
山頂では、雪に備えてテントを張って昼食。メニューは、昨年の初登山と同じくすき焼き。そしてカニのむき身や干物、焼き鳥やお漬物などの豪華食材の持ち寄りです。
昨年に引き続き今年も同じメンバーで新年の「初登山」が出来たことを喜び、また今年一年のそれぞれの元気な『山登り・山歩き』を祈念して、少々のお酒で乾杯したあとは、お喋りに華が咲きました。
途中、テントを吹き飛ばしそうなくらいの強風が吹き始め、また雪がかなり激しく横殴りに降ったり止んだりしたので少し心配しましたが、帰り支度を始めた頃にはそれもピタリと収まり、結局登りも下りもお天気を心配することのない楽しい新年「初登山」となりました。
本当は、昨日のうちに日記をUPしようと張り切っていたのですが、急斜面の上り下りに必要以上に力が入って踏ん張っていたのでしょうか、靴も新品を初めて履いたのでいつも以上に急登に気を遣っていたのでしょうか、結構疲れたようで「バタン・キュー!」でした(苦笑)。
でも明日の予報は、雪マークの間にある、とっても貴重な「晴れ!」
もしかしたら、また何処か近くの里山へ出掛けるかも…。
また、ご報告します!!

鍋倉山山頂にて、記念撮影 03.1.10 photo by 自動
週末従業員の由起子さんも久々、しかしいつも通りの元気な姿です。
そしてお馴染み黒部のシュンちゃん、相変わらず私たちの相棒を務めてくれました。
3人それぞれ、「今年も、どうぞよろしくお願いします!!」

赤松の巨木
登山道の真ん中に、こんなに見事な赤松の巨木がありました。
幹は、シュンちゃんと由起子さんの二人が手を繋いでぐるっと回しても20cm程届かないくらいです。

晩秋から冬
山の下は、晩秋。
山の上は、真冬。
今年の気候は、いろいろ楽しませてくれます。

青空に聳える朝日岳 負釣山南峰付近より photo by shun
10日に鍋倉山へ新年「初登山」した私。
11日は、山用品を片付けたり、ウロウロと家事をしたり、女子駅伝を見ながらゴロゴロしたり。鍋倉山で少し“お疲れ”の身体には、ちょうど良い休養となりました。
でも12日は冬の間の貴重な「快晴」の予報。う〜ん、これはやっぱりじっとしては居られないかも…。
夕方になって、恐縮しながらシュンちゃんに電話を入れると「12日は負釣山へ行く予定にしているけれど、一緒に行く?」「うん、行きた〜い!!」
鍋倉山でデビューした新品の靴を、近々にもう一度履いて慣らしておきたいという気持ちもありましたが、もしかしたらあの負釣山で朝日岳を間近に見られるかもしれないという期待があって、連れて行ってもらうコトに。
同行はシュンちゃんと堀クン(飛びっきり料理の上手な、堀シェフ)で、12月に負釣山でテント泊をした“同級生トリオ”での楽しい山行となりました。
前日(11日)の富山県東部は時折激しく雪の舞うお天気でしたので、もしかしたら林道は途中から歩かなくてはいけないかもしれないという予想に反して、林道の積雪は大したことは無く、オコ谷の駐車場まで車を乗り入れることが出来ました。
前日降った新雪はさらさらのパウダースノー、お天気は快晴…。登り初めから“かんじき”は不要でしたが、慌てずゆっくりと登って行きました。前を行く単独行らしき人の踏み跡があり、足元も確かです。
もしかしたら2合目・3合目を過ぎた辺りからは“かんじき”が要るかもしれないというシュンちゃんの予想も外れ、「ツボ足」での歩行が可能で、ルンルンと調子良く周りの景色を眺めながらの快適で順調な登りです。
向側へと目をやると、10日に登った鍋倉山、その奥にどっしりと構える大地(おおち)、その右には凛とした表情の初雪山、そして白金ノ頭(しろがねのずこ)へと峰が続いていきます。
雪は5合目を過ぎた辺りから少し多くなって来ましたが、まだ“かんじき”無しでも大丈夫、6合目上部のトラロープの急な箇所はいつも以上に慎重に登ります。
7合目手前のトラロープの途切れた場所で、先行の方が“かんじき”を付けられたのが分かりました。でも私達はまだ「ツボ足」で何とかなりそう…。
『前を行く単独行の方、“ラッセル泥棒”でゴメンなさい!』
7合目に到着。抜けるように澄み切った青空に、長栂山とそれに連なる朝日岳が聳え立っています。ここからの眺めは、やっぱり何とも言えず最高です!!
さぁ、もうひと頑張り!…山頂直下の急な斜面にどんな風に雪が付いていて、どういう状況になっているか少々心配しながらも、山頂目指して登ります。
(何しろ、一昨年3月には山頂まであと5分という地点で“勇気ある撤退”もしていますから。。。)
山頂間近になると、さすがに雪の量もかなり多くなってきましたが、フワフワした新雪の下の古い雪が適度に凍っている状態で、少々ズルッといったり、雪と “格闘”したりもがきながらも難関の急斜面もどうにかクリア。下から見上げると、くっきりとした青空に白い雪がスパッと切れて、目指す最高地点が分かります。
負釣山山頂は、澄み切った冬の空に360°の大パノラマ。
朝日岳はもちろん、剱岳をはじめ北アルプスの山々、僧ヶ岳…の峰々。そして青々とした冬の富山湾、雪の黒部川扇状地が眺められました。
「最高に、幸せやね!!」…何度も呟いた、今年最初の負釣山登山でした。

青と白の世界で、皆さんで記念撮影 04.1.12
昨日の負釣山登頂の皆さんは、6パーティー9人と、ワンちゃん1ぴき。
私達の前を先行してトレースをつけてくれたのは、小杉町からの青江さん。この方は、2000年に標高差が2,000m前後ある北アルプスへの単独・日帰り登頂に挑み、十山制覇を達成。そして翌2001年には、北アルプスの槍ヶ岳から涸沢岳に至る3,000m級の六山に24時間以内で日帰り登頂したという記録を持つ “ツワモノ”でした。さすが!!…ちなみに、2000年の記録達成の時の十山の中には朝日岳が入っていたそうです。(標高差をはっきりする為、北又からでなく小川温泉から歩いたということでした)
7合目で私たちに追いつき、ひと足先に登頂された入善町のTさん。どこかでお見かけした顔だと思ったら、2002年に初雪山でお会いして山頂下で強風を避けて一緒にお昼ご飯を食べた方でした。
それから地元で顔見知りのNさん。「今日は奥様はご一緒じゃないんですか?」と聞いたら「家で、孫の子守りしてるヮ」とのこと。相変わらず健脚のNさん、トレースが付いていたとはいえ、登山口から1時間で山頂まで届いたとは雪がある中ではやっぱり速い!
そして富山市内からいらっしゃったというご夫妻、仲良く長靴姿での登場でした。こちらのダンナさんも、私が2年程前に小野 健さんと白鳥山・犬ヶ岳を山行中に、白鳥小屋でお会いしているとか。「山の世界はホントに狭い!」を実感しました。
そして、入善町のHさん。“リキ”という名前のワンちゃんを同行してスイスイと登っていらしたと思ったら、山頂ではホンの10分程休んだだけで「お昼ご飯は家に帰ってから」と言い残して下山して行かれました。いやいや、まるで“裏庭へお散歩”の雰囲気でした。
山頂にて、皆さんで記念撮影。どなたも快く写真に収まって下さいました。
「最高の幸せ」を分け合った、負釣山で出会ったステキな皆さんでした。

愛犬“リキ”
入善町のHさん、実は、朝日小屋でアルバイトしていた祥慈の親戚のおじ様でした。
やっぱり、狭い…。
“リキ”の向こう側には、黒部川扇状地と日本海。

山頂直下の急斜面
山頂直下の急斜面も、シュンちゃんと堀クンは「いや〜ぁ、楽しい楽しい!!」を連発しながら。

満面の笑みの私
バックには、初雪山、そして白金ノ頭。
「最高の幸せ」のお裾分けデス!!

小屋開け直後の朝日平から、雪倉岳・白馬岳・旭岳を望む 03.6.16
先日開かれた大蓮華山保勝会の新年初役員会の席上、04年の「山開き登山会」の日程が正式に決定しましたのでお知らせ致します。
今年の登山会は、6月26日(土)〜27日(日)1泊2日の日程で行われます。
開催要項は、例年通りですと
主催は、大蓮華山保勝会と朝日町観光協会。
募集人員は、一般参加者が80名となります。
参加者は、5月の連休明け頃より役場商工観光課(=観光協会事務局)にて募集。
04年の要項等はまだ未定ですので、詳しくは新年度に入ってから、朝日町役場商工観光課(電話 0765−83−1100)へお問い合わせください。

雷鳥も待っています!! 小屋の前で 03.6.18
今日の富山県地方は、朝からずっと雪が降り続いています。辺り一面真っ白な雪・雪・雪…。“車社会”に頼り切っている私たち現代人には通勤・通学の足にも支障をきたしたり、外で仕事をしている皆さんにとっては一番辛い季節ですよネ。家に居ても、どうしても家事等全てが億劫になってしまいがちです。
しかし何かと尻込みしそうなこの時季ですが、やはり冬に雪が降らないと、私たち山小屋関係者は夏の間の「水不足」が心配になったりもします。
さてさて…
外は真冬でも、心は『シーズン』へ。今年の山開き登山会の日程が決まり、ぼちぼちと夏山のご予約やお問い合わせも入って来たりしています。
今から夏山シーズンの諸々の予想をするのは、到底無理なのですが、それでも私なりにいろいろ考えます。
梅雨明け予報、残雪の予想、お花の開花時期、お客様の動向…などなど。
ここまでの雪の降り具合などを見ていると、今年は雪は少ないのかしら?と思ってしまいます。しかし昨年のように、6・7月の天気によってはアレほどいつまでも雪が残った年も珍しかったりするので、本当にどうなることやら。
(お客様からのお問い合わせには、「明日の予報も当たらないのに、1ヶ月先・1週間先のお天気なんて…??」と答えている私です・苦笑)
しかし『お花の朝日岳』とすれば、今年の7月・8月は、どの週においでになっても、必ず楽しめるというような休日の配置になっているのではないかと考えています。
「最高の、百花繚乱のお花たちに出逢いたい!」と、多くの皆さんが7月最終と8月最初の土・日曜日に集中される事態が避けられれば、と思っています。
1. 7月17日(金)・18日(土)・19日(海の日)
この週は、北陸地方が梅雨明けするかしないか微妙な頃です。昨年のような場合は残雪もかなり多く、お花の開花も少し早いかなという時期でした。が、一昨年は「海の日」辺りがちょうどお花が満開で見頃だったと記憶しています。
「雪融け直後のお花が見たい!」「梅雨明けがどうなるか心配だけど、予定を組もう!」というパーティーは、この時期も良さそうです。
ただし、信頼のおけるリーダーの下、綿密な計画を立てた上で、残雪の状況や登山道の様子などを必ず小屋に確認の上での入山をお願いします。
2. 7月24日(土)・25日(日)
3. 7月31日(土)・8月1日(日)
例年でしたら北陸地方の梅雨明けは7月20日頃だと思いますので、「梅雨明け10日」と言われる好天を狙うなら、やはりこの辺りが確実でしょうか。朝日岳の高山植物たちが、夏の光の中で最も美しく咲き競うのもこの頃でしょう。
しかし皆さん考えは同じ…となれば、夏の山小屋が一番込み合うのもこの週だと思います。この2つのパターンで、どちらの方がより混雑するかは今のところ分かりません。昨年のように、皆さんが空模様を眺めながら、天気予報次第で行動を決めようとされると、どちらかの週に極端に集中することさえ予想されます。
4. 8月7日(土)・8日(日)
例年朝日小屋では、7月最終週と8月第一週の週末にお客様が集中しますが、実は今年はこの週も案外イイかなと思っています。
朝日岳周辺は遅くまで雪が残りますので、雪が融けたあとから咲き出した夏の花も、まだずい分楽しめるはずです。そして高山では、早くも8月に入るとふっと秋の風が吹き始めるので、雪倉岳の稜線辺りではもうタカネマツムシソウなどの秋の花たちが少しづつ咲き始める頃です。
お天気の安定した時期を選んで、「夏の花」と「秋の花」の両方を一度に楽しめる山行を計画されたいのなら、この頃がお勧めです。
以前にも書きましたが、朝日小屋はそれ程大きくない山小屋です。その小屋に、夏の花を見たさに皆さんが集中されれば、当然込み合います。
私たち小屋のスタッフとしても、なるべく避けたい事態ではありますが、他の山域のように割と近くに隣の小屋が建っているわけでもありませんから、予約が無くてもおいでになったお客様には雨露を凌いで頂かなくてはいけません。
出来れば、今年は上手く4週に分散して混雑が少しでも避けられたらなぁ…などと、今からいろいろ考えている私です。
昨年のように全国的に「登山者は、空眺め」の様相ですと、予約状況は日々変わりますので把握しづらいのですが、なるべく皆さんにも状況報告したいと思っていますが、やはり詳しい話は、個々にお電話でのお問い合わせが確実かと思います。
今から夏のコトを考えてもどうなるわけでもありませんが、それでも、どうか「分散傾向」となりますように、と今から一人願っている私です…(微笑)。

白鳥山から見た、犬ヶ岳 03.11.23
実は、明日〜明後日の1泊2日で白鳥山(1286.9m)へ行く予定です。
新しい靴を履いて慣らしておきたかったのも、白鳥山山行の為でした。
ここ3日ほど全国的にお天気は荒れ模様で、北陸地方の日本海側山沿いではきっとかなりの積雪があったと思われます。
先週末の連休には鍋倉山、そして負釣山と登りましたが、今度は1300m近い山なので、お天気と雪の状態が気になります。でも、気を引き締めつつ自分に“負荷”もかけながらも、楽しんで登れたらと思っています。
帰って来たら、またご報告します。

“山姥洞登山口”の入口を行く 04.1.17
「誰よぉ、1月の白鳥山へ行くって言い出したのは!?」
「はい、私です。。。」
17日から1泊2日の予定で白鳥山を目指したのですが、敢え無く「撤退」となってしまいました。歩き始めから車へ戻るまで約9時間半、目的の白鳥山へ届かず無念の敗退でした。
富山県と新潟県の県境を流れる境川で待ち合わせ、新潟県青海町上路地区へ。今回は、時々栂海新道をご一緒させて頂く青海町の“カタクリクラブ”の皆さんと、写真家の森下 恭さん、そして私の計8名のメンバーで出発し、さわがに山岳会の小野 健さんは所用で後から遅れて合流し、合計9名となる予定でした。
積雪の為いつものように登山口まで車で行くことは不可能で、上路集落のすぐ上から歩き始めることになりました。林道を行くとすぐ右に入り、“山姥洞登山口”と道標のある道を歩き出します。
しばらくは車も入るような少し幅の広い道でしたが、途中で尾根道に取り付きました。この尾根道を登り越えて、坂田峠の手前から山腹を巻いてまだ奥まで延びた林道の終点へと一旦出て、そこから再びいよいよ“山姥の洞”を目指して尾根道に取り付き、鳥居杉を越え、いよいよ栂海新道からの道へと合流するコースを辿る計画でした。
3月〜5月にかけての春山と比べて、人が入らないこの時期の白鳥山へのコースは踏み跡も全く無し、当日ももちろん私達のパーティーしかありませんでした。
今年は積雪が少な目なのですが、林道の終点へ行くまでの尾根道では途中までは“ツボ足”でしたが、下部では雑木とヤブに悩まされ、少し上部になってくると雪の付いた急斜面で全員が“悪戦苦闘”。。。
林道終点の駐車場まで、約4時間…思いもかけないくらいの時間と労力を要してしまいました。まだこれからが本当の登り始めだというのに。
しかも駐車場に着くと、そこでは約2メートル近くの積雪があり、歩き始めからの所要時間とこれから先のラッセルを考えると、メンバーの中にも不安が過ぎりました。未だ小野さんは合流する気配はありません。
「とりあえず、“山姥の洞”まで行ってみましょう。そこまで通常の夏道だったら30分程で行くはずですが、もしそこまでで倍の1時間を要するようだったら、全員の体力や雪の量を考慮してもう一度考えることにして」
“山姥の洞”までは、やはり約1時間掛かりました。到着は午後1時半。まだ「撤退」を決めるには少し早すぎる時間帯であったかもしれません。しかしこのまま強行した場合、白鳥小屋到着は早くても午後5時、もしかしたら日没を過ぎて午後6時、あるいはそれ以降となる可能性も考えられます。
やむなく「撤退」することになりました。。。温かい飲み物を身体に入れて、しばらく休憩の後、下山開始となりました。
15分程下った所で、後から追いかけていらっしゃった小野 健さんと合流。
「おい、何?撤退するんか…!?」「しようがないなぁ…」
せっかくのトレースも惜しい気がして、もしかしたら翌日に再挑戦できるかもしれないという僅かな期待もあって、尾根道の登りのトレースはそのままに、帰りは林道を下ることになりました。
しかし、その林道も疲れた身体には長いこと…。全員、結構頑張って歩いたはずでしたが、それでも林道を歩き始めて車まで約2時間45分近く掛かりました。到着は、日没の午後5時半でした。
「下りにこれだけ歩けたのだから、もしかしたら行けたかも…」
「道を知っている地元の皆さんだから、少しくらい無理をしても大丈夫だったかも…」
いろいろな思いも後から反省として出たのですが、少々残念でしたが結果的にはこれでよかったのではないかと思います。
とにかく『1月の白鳥山』は予想以上に厳しく、せっかくの好天も味方してくれたのですが、それも空しく「撤退」となってしまいました。しかし、私は私なりにいろいろと反省やら教訓やら、そして学んだことも多い山行となりました。
ご一緒してくださった皆さんに、感謝感謝です。有り難うございました!!

薮の中
こんな雑木の中も歩きました。 04.1.17

記念撮影
「山姥の洞」で、撤退を決めた後。看板も雪の下でした。
“カタクリクラブ”の皆さんと、森下さん、私。

天然の「繭」 山姥のコース途中で 04.1.17
17日の夜は、白鳥山を「撤退」した後、青海町の長野屋さんの車庫の2階でみんなで泊まることになりました。白鳥小屋でワイワイと食べるはずだった夕食の材料もありましたし。でもさすがに雪中行動9時間半は身体にも堪えていたのでしょう、疲れてしまって私なんか真っ先に“バタンキュー!”
翌日、目的地に届かなかったという何だかモヤモヤした気持ちのまま朝を迎えました。
「どうする?」「このまま解散!?」
朝食の後、少々の筋肉疲労らしきモノを感じつつも、せっかくもう一日予定を空けてあるのだからやっぱり何処かへ行こうという提案で、小野 健さん・ひとみさん・森下さん・私の4人で負釣山へ登ることになりました。
12日にもシュンちゃん達と負釣山へ登っていましたが、小野さんもひとみさんも数年振りで、森下さんは昨秋以来の2回目、この時期には行ったことがないというわけで決定です。
12日は駐車場まで車が入りましたが、今回はオコ谷の分岐点から少し入った地点で車を置いて駐車場まで約30分程歩きました。
前回より雪の量も多かったのですが、でも晴天に恵まれて気持ちの良いこと。
「今日はお天気がイイから、きっと山頂には30人くらいの登山者がいるかもネ」…出発前はそう予想していたのですが、車の台数も少なく、踏み跡を見てもどうも人数はかなり少ない様子。皆さん、このお天気に何処へ??
きっと大勢の人達の後だから大丈夫と、うっかり“かんじき”を持たずに出発した4人でしたが、“ツボ足”がやっとの雪の量でした。
7合目を過ぎた辺りから雪はもっと深くなり、一番重たい荷(日帰りでしたが、カメラなど入っていた)を担いで先頭を歩く森下さんが、ひと足毎に20cm程も潜ってしまうようになって来ました。
山頂直下の急斜面が心配でしたが、何とか大丈夫!
18日の負釣山は、私たち4人の他には単独の方たちが3名だけ。12日にもお会いした地元のNさん、そして昨年小屋閉めの頃に朝日小屋に来てくださった黒部市の男性、そしてもうお一人。山頂の360°のパノラマを眺めるには少なすぎるくらいの人数でした。
森下さんは、黒部川水系に鎮座する山のひとつとして負釣山にも興味を持っておいでなので、やっぱり写真を撮っていらっしゃいました。
小野さんとひとみさんは、「多分、この時期の負釣山へ来ることはこの先そうないかもネ」と言いながら眺望を楽しんでいらっしゃいました。
残念ながら、出掛けにデジカメを忘れてしまった私。今回は本当にドジでした。
でも、ステキな眺めをしっかりと目に焼き付けての楽しい山行となりました。

白鳥山山姥のコース・駐車場にて 標識も埋まって 04.1.17
今日は、二十四節気のひとつ「大寒」。一年のうちで最も寒い頃ですね。でも今朝からは曇り空ながら雪も降らず、それほど寒くもなかったのですが。
テレビでは、今夜から明日にかけて全国的に大荒れの天気予報。どれどれ車のワイパーでも上げておこうか、と外へ出てビックリ!!
雪が降っています…ホンの3時間程で、約5センチは積もったでしょうか。まだまだこのまま降り続きそうな気配。明日の朝までどれくらい積もるかしら?
今週後半から週末にかけては、毎日“雪マーク”です。
山は、どうかしら。。。気になります。

今朝の様子 すっぽりと雪に埋もれた我が家の前で
太平洋側の地方にお住まいの皆さんからは、菜の花や梅の花の開花などひと足早い春のお便りを頂いていますが、ここ数日降り続いている雪の為、富山県地方は何処を見ても雪、雪、雪…の真っ白い世界の中です。
「ここしばらく日記を書いてないかなぁ?」と自分でHPを開いてみると、21日にチラッと書いたきりまた4日間ほどの空白。それ程忙しくしているわけでもないし、書こうと思う記事はあるはずなのですが、あっという間に日は過ぎていきますね。
さて…
12 月初めの頃のように『スランプ状態』の時は、「書かなくては」とどんなに気持ちの中で焦ってみても全くパソコンに向かおうという気持ちさえ起きない時もあるものです。また「書こう、書きたい」と思いつつも、難しく考えすぎている時もあれば、書きたいことがあり過ぎて何から書いていいのか迷っているうちに時が過ぎてしまい、時系列の“旬”の話題を提供できなくなって止めてしまう場合などもあります。
昨日、いつも私の日記をチェックしてくれている友人と話していたのですが、頻繁に読んでくれている方達は、どうやら最近の私の「日記の傾向」がわかってきているみたいで(微笑)我ながら何だか可笑しくなってしまいました。
ワイワイ楽しい山歩きをしてきた後は、かなりすんなりと日記が書けるのはこれは当然かもしれません。いろいろ新しい発見があった場合、心を揺り動かされる場面に出逢った時などは、すらすらと文字が出てきて書いていても楽しいひと時です。
会合・会議での内容や様子をお知らせする場合などは、事実を忠実に書こうと思いますし、皆さんにお知らせしなければいけないことがある場合などは、自分の考え方も含めた問題提起になる場合もあり、こんな時は結構気を遣っているつもりで少し頭をひねりつつ悩んだりする時もありますね。
順調に書いていた日記が大した理由もなくポツンと途切れてしまい、それが“何とはなしに”『スランプへの入口』になる場合もあります。
今だから正直に話せる(笑)、というコトもあります。
友人にも「やっぱりねぇ、何かヘン、何かあると思った!」と言われたのですが。
実は…
例えば、10月に祖母谷温泉・阿曾原温泉小屋へ行った時の日記。「何だか、ヤケにあっさりとしていたんじゃないの!?」と思われた方も多かったのではないでしょうか。出掛ける前の日に、嬉しそうに元気良く書いていった割には、帰って来てからの日記は案外素っ気無かった(苦笑)。
タネを明かせば。。。
あれは私達が水平歩道を歩いていないから書けなかったんです。長くなるので詳しい事情は割愛しますが、水平歩道を歩くのに苦労した雰囲気や紅葉に感激した様子が全く載らなかったのはそのためです。
無理やり阿曾原温泉小屋の露天風呂に入っている入浴シーンは撮って来ましたが、阿曾原温泉小屋もお客様が多くて忙しかったので、小屋の皆さんとの楽しい雰囲気を載せることはできませんでした。
また、写真家の森下 恭さんと歩いた烏帽子岳・野口五郎岳。その様子がなかなか日記に載らなくて、「どうしたの、無事に帰って来たの!?」「森下さんとケンカでもしたの!?」「何かあったの??」、皆さんはいろいろ心配してくださっていたようですね。
あれは、書けなかった。。。
何故かといえば、森下さんと私は「不十分な装備で、初冬に近い山へ登った」からです。読者の皆さんからの批判を予想できたからです。
七倉山荘に泊まり烏帽子岳を目指した日、北アルプスは好天に恵まれ、その後数日間の天気も晴天の予報でした。森下さんと私の予想は外れ、重たい大量の水を担ぎ上げなくてはならなくなって、その分装備の中から私はピッケルとアイゼンを置いていくことにし、また森下さんもピッケルのみを持つことになりました。
結果は、三ッ岳のトラバースでかなり危険な目に遭うことになりました。ガイドも務めるプロのカメラマンと山小屋の管理人が、不十分な装備で厳しい北アルプスの山に登ったということは反省や教訓として残ったのですが、やはりその事実を日記にはどう書こうかと悩んでしまったわけで、そうこう思い悩んでいる内に日だけが過ぎていったということでした。(ただし、森下さんは大丈夫という確信をして行動されていたのですから、私が思い悩むことではなかったのかもしれませんが)
また烏帽子岳・野口五郎岳行きは、森下さんの写真撮影のための山行であったわけですが、何度か一緒に連れて行ってもらっている山行で見る森下さんとは違う、かなり厳しく寡黙でひたすら山と向き合っている森下さんに、ある種“圧倒されていた”私が居たのかもしれません。だから、その雰囲気がうまく表現できずに悩んで書けなかったのだと思います。
それから、三県遭難対策連絡会議。これはただ忙しかったから書けなかっただけなのですが、さすがにあの頃は超多忙で、その後の東京行きがありましたので時系列で書こうとすると時間が足りませんでした。
そして、11月28日の中西俊明さんのパーティーの記事。これは本当は書きたかったですし、書かずに終わってしまったのは本当に残念でした。
今まであまりそんな“ヘマ”をした事はないのですが…実は、デジカメのバッテリーを忘れてしまったのです。
飛騨の会議から帰って来て、中一日置いて東京へ。ドタバタと準備をしたのですが、バッテリーを充電したままカメラの中に入れてくるのを忘れたことに電車の中で気付きました。東京駅で同じモノを購入したのですが、お店の人からは「完全に放電してあるはずなので、多分使えないでしょう」と言われましたが、それでもと思って買ったバッテリーはやはり使い物にはなりませんでした。あぁぁ〜〜、不覚…。
パーティーには、名立たる山岳カメラマンの方達も大勢お見えになっていらっしゃいましたし、女優の市毛良枝さんの姿もありました。中西さんや菊地哲男さんに紹介して頂いて市毛さんともずい分山の話しをしたのですが、残念ながらデジカメを持っていなかったのでその様子を日記に載せることはできませんでした。
シュンちゃん達との負釣山テント泊山行で、ようやく「日記復活」となったわけですが、この時は「今日は書こう、明日は書こう」と数日前から悶々としていました。でも私の中では「書けなかった理由や、スランプの原因」などを最初にどう書き出そうか、それを書かなければ次に進めない、そんなことばかりを考えて前に出られなかったのです。
しかし、そう思えば思うほどまたまた書けなくなってしまいました。私の中では“順番に”書かなくてはという思いがあり過ぎていたのです。
でも、その間次第に「書きたくなるまで、焦らずに待とう」と思えるようになり、楽しい出来事をスッと素直に書いてしまったら、その後は次々と書くことができました。
「日記を書けない時」…その理由はあったりなかったり。私の状況も様々です。
続けることはとても大切なことですが、私は“物書き”を職業としているわけではないので、これからも「書かなくては!」と余りガチガチにならないようにしていくのが良いのかなと、少し自分に余裕を持たせてやるようにしたいと思います。

久し振りの登場! 我が家の愛犬・隼(はやと) 家の玄関で
隼の犬小屋の上に、納屋の屋根雪がドドッと落ちてきます。その音にビックリする姿が可哀相だと、昨日の夜から家の玄関に“避難”(苦笑)。
小学生や中学生の頃、可愛らしい日記帳を見つけて買って来ては「ずっと書き続ける」つもりで日記を書き始めました。結局は“三日坊主”で終わることばかりでしたが。
きっかけや書き始めはいろいろで、ふっと思いついた時だったり、新学期の初めの頃や元日の朝だったり、嬉しいことや悲しいことがあった時、それから大切な“恋”に出逢った時だったり。それぞれ何かを心に秘めた時が多かったように思います。
でもなかなか長続きはしないもので、後から読み返して顔を赤くして止めてしまったり、言い訳をしながら書かなくなったり、決心の割にはただ何となく面倒くさくなってしまったり。
2001年2月末から書き始めた朝日小屋の「管理人日記」は、もうすぐ丸3年を迎えようとしています。
時々古い日記を読み返してみることもありますが、それは時に私自身の備忘録だったりひとり言だったり。読んでくださる方々を意識しながら書く場合もあれば、全く自分自身の気持ちだけを見つめながら書いていることもあります。
03年のシーズン中の日記については、山小屋管理人としての自分の中の様々な“揺れ”が投影されている内容や、それまでの文章と比べてもどちらかといえば弾むような「溌剌さ」に少々欠けているような文体、当り障りのない中味などが目立ったのかな、と思ったりします。
03 年シーズンは諸々あって、いろいろな考えを持った沢山の方々が私の日記を読んでくださっているのだということを改めて認識し、「書くこと」「人に読まれること」の『難しさ』『怖さ』などに自分自身が気付かされたこともありましたし、当然それによって文章が書けないこともありました。
何処まで私生活を書いたらいいのか、そんなに書かなくてもと言われたこともありました。私自身の“公・私”の人間関係にまで、興味と関心を持たれているのだなというのも実感しました。
北アルプスの北の端、小さな山小屋のただの管理人のはずが、「有名な」という形容で呼ばれることに抵抗を感じ、それがHPの立ち上げと「日記」を書いていることに起因しているからかと悩んだこともありました。
『素直に』というポリシーを大事にしていただけのつもりが、そのこと故に苦しくなってしまったり、深く悩んでしまったり。
ただ、私自身は決して「書くこと」が嫌いではありません。やはりどちらかと言えば好きなのだと思います。
そして、それ以上に『山小屋の管理人の仕事が、好きでたまらない』ということも事実なのです。
だから、自分ではきっとこの「管理人日記」は続いていくだろうと思っています。止めようとか、止めたいとか考えたことはないのです。12月のスランプをそれなりに乗り越え、いろいろありながらもまた前を向く姿勢が出てきたという確信があるので、そう考えられるようになったのでしょう。
私は、自分の「日記」がとても愛しいなぁと思い始めています。
だからきっとこれからも書き続けようと、今日は取り留めもなく、ふっとそんなことを思いました。

赤い実に雪、バックの青空に映えて 白鳥山 03.11.23
去年のちょうど今頃は、二女・三女の双子の大学受験にまさに“振り回されて”いた私。何をしていたと言うわけでもないように思いますが、何事も二人分だっただけに結構大変でした。進路の相談はもちろん、お金の心配と工面に始まって、入学の手続きやアパート探しに引越しと、4月にそれぞれが無事に入学してしまうまで、ドタバタは数ヶ月続きました。
受験シーズンですねぇ。実は昨年に続いて、今年も我が家には受験生が一人居まして、私は今しばらく「受験生の母」というわけです。4人も子どもがいれば、毎年続く心配事は当然かもしれませんネ(苦笑)。やれやれ…。
末娘の四女は、もうすぐ「高校受験」。進みたい道がはっきりしているので、その点はすっきりしているのですが。。。これまで散々姉たちのドタバタを見てきている彼女、親から見れば“のんびり屋”の末娘も、2学期の末頃から年が明けて、自身初の「真剣勝負」に挑むべく毎日それなりに勉強しているようです。
彼女が目指すのはただひとつ、『音楽』への道。
小学生の低学年の頃に出逢ったピアノ、何処の家にもあるような習い事のはずでしたが、ピアノを教えてくださっている先生の本業が「マリンバ」だったので、いつしか娘もその楽器に親しむようになりました。
皆さん、「マリンバ」という楽器分かりますか?“木琴”の大きなヤツ、と言っては娘に怒られている私ですが(苦笑)、“マレット”と呼ばれるバチを片手だけでも2本も3本も持って演奏します。
親バカを承知で書くことを許されるならば、ピアノ(マリンバ)の先生曰く「この子の“感性”は、他の子と違う。音楽をやる為に生まれてきたようなもの」なんだそうです。
カラオケで歌ったり好きな歌を聴くのは大好きな私ですが、楽譜もろくに読めず、昔オルガンで「ネコ踏んじゃった」を弾く位しか出来なかった親とすれば、音楽の道がどんなに険しくて先に何が待っているのか分かりません。
「これからも、お金かかるよぉ」「そんなのは諦めさせて、普通に受験させたら」…いろいろありますが、子どもが自分で決めた道ですからネ。娘の弾くピアノやマリンバを聴いていると、好きな道だったらきっとガンバレる、輝いている貴女が好き、と何処までも応援したくなるのが親です。
昨年は双子の受験生を抱えてこの時期はなかなか山へも行けなかった私ですが、今年は娘のスケジュールに合わせつつも、受験本番の時以外は私も雪の里山に遊ぶ約束をさせてもらっています。
受験勉強も、5教科の他に、実技・面接・作文と試験に向けて毎日頑張っている末娘。周りは風邪を引かないようにとだけ気を付けてやっていますが(何しろ声楽のテストもあるので)、あとは本人が頑張るしかないのですから。
我が家では2月中旬になると、長女が京都での4年間の大学生活を終えて富山に戻って来て就職します。そして2月に入ると末娘の受験は本番を迎えます。来月は、ナンダカンダと私の身辺も少々ドタバタしそうですネ。
4人の娘たちを育てる為に、やっぱり今年も私は頑張らなくてはいけません。
うれしい「春」が来ればいいな、と思っています。

あらビックリ、浴衣でおもてなし(!?) 朝日小屋にて 03.9.3
季節外れのこの浴衣姿、ビックリされたでしょう。
実は浴衣と着付けは、去年の9月初め、大雨で白高地沢の橋が流される中徒渉で大変な思いをしながら朝日小屋に来られた、長野屋さんのひとみさんから私へのプレゼントでした。
「雨ばかり続いて、きっとゆかりちゃんは面白くない思いをしているんじゃないかしら。少し気分転換になったら」と、わざわざ浴衣一式をリュックの中に入れて担ぎ上げてくださいました。
少し照れくさくて、何だか気恥ずかしくて、なかなか写真を日記に載せられなかったのですが、山小屋で浴衣を着るなんてことは滅多にないことですから、とってもヒマな時期の(ドシャ降りの雨で、この日もお泊りは小野健さんたちだけでした…)ステキな一夜の体験でした。
浴衣と言えば真夏の季節がピッタリ。でもまぁ、超多忙のそんな時期に朝日小屋で着るのはちょっと無理な話だと思いますが(朝の洗顔もままならないのに・苦笑)、「遊び心」はいつもどんな時にも持てたら良いですね。
03シーズン未発表のスナップ写真でした!