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台風一過の秋晴れの下、作業が進む
台風一過の今日、雲ひとつない秋晴れの下で、ヘリコプターによる関連物資の荷下げ作業が行われました。
これで、8月末から約ひと月間続いていた「平成16年度登山道整備事業」と、9月上旬の「今年度の朝日小屋改修及び補修作業」が完了しました。
関係官庁はじめ工事関係者の皆さんのお陰と、また大蓮華山保勝会のお力添えをもって、全ての作業が滞りなく終了したことに感謝申し上げます。

水平道を眺める 奥には雪倉岳
山の上では、今年は例年になく暖かな秋が続いています。
一昨日、白馬山荘の若林支配人から連絡がありましたが、白馬岳でも、いつもなら水道管が凍る時期であるのに、今シーズンはまだそこまで寒い日がやって来ていないということでした。
台風で大荒れだった一昨日と昨日。
今朝方、寒さで目が覚めました。もしかしたら、この秋初めてのことかもしれません。
今日は朝から快晴。でも、風の冷たさが先日までとは違うようです。
周りに目をやると、赤や黄色の色が、つい台風前の頃より鮮やかになっていることに気付きました。
紅葉も、まだもう少しとも思いますが、これもこの後のお天気と気温次第です。
ただ、今日の山の様子を眺めていると、「紅葉の良し悪し」を、本当に色の鮮やかさだけで口にするのは、もったいないように思いました。
色付き始めた樹々が、辺りの常緑樹と描くコントラスト、あるいは淡く染まりかけたそれぞれの様子などなど…、その時々にいろいろな自然の姿を、ありのままに感じられたらいいなぁと思いながら、ずっと飽きることなく水平道から雪倉岳にかけての様子を眺めていました。
それにしても…
まさかまさか、このまま「初氷」も「初雪」も見ないまま、13日の下山日を迎えるのかしら…

足場が組まれ、作業が進む 04.9.7
なかなかお伝えすることの出来なかった、今シーズンの朝日小屋の『大補修・大改修』の様子です。
昭和60年に完成した現在の朝日小屋も、今シーズンで丸19年が経過しました。
お陰さまで、皆様からは「きれいですね」「建ってから5年ほどですか?」などと感想を頂くほど、頑丈でまだまだ“健在”です。
しかし、奥深い北アルプスのこの自然の中で、しかも日本海側の厳しい環境に建ち、永年の風雪に耐えに耐えてきているこの小屋も、この数年少しづつ傷みが目立ち始めていました。
特に、お客様にご迷惑をお掛けしていたのが、「雨漏り」です。
普段の静かに降る雨の時でも、最近は雨漏りをする部屋がありました。
まして、強い風に巻き上げられたような、「雨が下から降る」ような時や台風が襲った時などは、“ポタポタ”どころか、水が壁を伝って流れるようなこともありました。
また、小屋を閉め切っている8ヶ月間はもちろん、小屋を開けている間も湿気が抜けきらなかったり、そのために「カビ」が発生する部屋もありました。
そんな諸々の不都合を改善しよう、頑丈に建っている現在の朝日小屋をもっと「長持ち」させようと、持ち主である大蓮華山保勝会が今回の『平成の大補修・大改修』を決めてくださいました。
今年、そして来年にかけて、朝日小屋は補修と改修に入ります。
お客様の目に見えて、何か今各山小屋でも流行りの「パブリックスペース」が出来るとかいうことではないかもしれません。
それでも、小さな山小屋にとってはそれなりの『大仕事』ですし、少しでもお客様の快適な小屋泊まりを実現できたらという、関係者の想いを形にしたいと思っています。
来年は、多分小屋開け早々からの工事になるかと思います。
ご不自由をお掛けするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

ブルーシートが張られて 04.9.6
直接お客様の目に触れることはあまりないのが、厨房です。
しかし、「快適に泊まって頂くこと」「美味しい食事を提供すること」…もしかしたら、この二つが山小屋の仕事のほとんどと言っても言い過ぎではないかもしれません。
今頃の時季になると、朝日小屋では平日はお客様のない日が続くこともあります。
がしかし、夏山シーズンの最盛期の、しかも限られた週末ともなれば、朝日小屋の厨房・食堂でも、大勢の皆様のお食事の用意に、まるで「戦場」のような混雑を極めます。
何交代もあるような場合でも、朝日小屋の食事はほとんどインスタントを使わず、「肉じゃが」や「豚カラ」「野菜の天ぷら」「サラダ」といったメニューを、一から手作りしています。
そんな毎日の仕事をどうしたら効率よくできるか。
それにはやはり厨房での作業能率の改善をぜひ図りたいと、昨シーズン中からずっと考えて、ようやく今シーズンの小屋開けから改修を進めてきました。
厨房の中は、以前に比べてぐっと動きやすくなり、また作業に見合った厨房機器も取り入れて、時間の短縮などを図れるようになりました。
それもこれもお客様に、少しでも美味しい食事をして頂いて、「また明日も元気で歩こう!!」という力を出してもらいたいという小屋の願いです。
前にも書いたかもしれませんが、『食べること』『寝ること』は山歩きにとって大切なことだと考えています。
もしかしたら、「超繁忙期」の週末でゆっくり休めなかったという方もいらっしゃるかもしれませんが、それでもぜひ食事はとって頂きたいし、そのために小屋のスタッフは頑張っています。
朝日小屋にいらっしゃったら、ぜひご飯を食べてみてください。若いアルバイトのみんなが、手を抜かずに、一生懸命作ってますから。

去年まで受付だったフロアです 04.9.7
上の写真は、去年まで受付だったフロアの床を取り壊している作業風景です。
受付を移動し、新たに今までとは反対側に作っていることは7月に報告したかと思いますが、その“元受付”だった場所がどうなったかについては何も書いていませんでしたが、実はその作業も9月中旬までに無事終了しました。
元の受付は厨房に隣接していましたが、今回の改修では、そのフロアを厨房に続く食料庫及び雑庫としました。
狭く限られたスペースの朝日小屋では、建てられた当初から雑庫や物置の不足が指摘されていました。
特に厨房関係では、父の代から私に代わって、大型の冷凍ストッカーが増え、寸胴や5升用の電子ジャーといったような大型の「モノ」のスペースの確保が課題となっていました。
今回、受付を移動し、空いた場所を厨房に続くスペースとしてもらったことで、人の動きや収納効率がぐんとアップしました。
何しろ今までは、ヘリで荷揚げされた1袋30キロもある「米」を、階上まで運び上げ必要に応じて下ろして来ていたのですから。。。
今シーズンからは、「米」の保管場所も1階に確保することが出来るようになりました。
ホッッ…です。

深まる秋の中で、今日の雪倉岳・白馬岳・旭岳
先週末、朝日小屋においでになった方々からの情報によると…
紅葉も、かなり見頃を迎えているようです。
「水平道も良かったですよ。あまり期待していなかった割にはまずまずでした」とは、Tさんのお話。
「蓮華温泉からの紅葉は、良かったです。綺麗でした」とは、週末に蓮華温泉から往復された地元朝日町のMさん達。
小屋のみんなは、私も含めて小屋閉め作業の毎日で、歩いていないのでデジカメ写真もありませんが、どうやら朝日岳周辺の紅葉も見頃となっているようです。
今シーズンは台風の襲来が続き、激しい雨と風に樹々の落葉があったり、また葉が擦れたりしていて、紅葉はどうかしらと心配していたのですが、Tさんのおっしゃるようにここに来て全体に色付いてきているようです。
悪天候に泣かされた今シーズン。最後の連休は、どうか好天に恵まれることを期待したいと思います。

昨日の夕焼け 04.10.4
朝日小屋の小屋開けは例年6月中旬、そして小屋閉めはちょうど4ヵ月後の10月中旬。
私の管理人生活も、今年で4年目。
あともう少しで、小屋閉め・下山です。
小屋開けからのひと月は、8ヶ月間の長い雪の中の眠りから小屋を起こしてやって、お客様をお迎えする準備に追われます。
北アルプスの最北端、雪深い朝日岳周辺では、7月中旬にならないとお客様はなかなかおいでになれません。
私たち小屋のスタッフは、ただただ毎日、掃除や片付け、そして登山道の整備などに明け暮れます。
そして7月第2週を過ぎた頃、ようやく待ちかねた登山者の皆さんが、雪解け直後の可憐な花たちに逢いにいらっしゃいます。
7月中旬から8月旧盆の頃までの約ひと月、朝日岳周辺は一番賑やかで華やかな季節を迎えるのです。
旧盆を過ぎて、秋の風が顕著に感じられる時季になると、お客様の姿は極端に少なくなります。
夏休みも終わりに近づくから余計なのでしょうが、時には、だあれもおいでにならない平日があったりして…。
8月中旬過ぎから9月半ばまでの約ひと月、夏の花が終わって紅葉のシーズンを迎えるまで、朝日小屋は本当に静かです。
寒くなれば、少ないお客様には温かい「お鍋」などでのおもてなし。ゆっくりして頂ける時季です。
そしてそんな時間(とき)、私も含めた小屋のスタッフは、つい目の前を通り過ぎた短い夏の間の喧騒から離れて、静かに思い思いの時間と空間を楽しみながら、少し疲れた心と身体を休めるのです。
小屋開けからほとんど一日も休まずに、暗がりから夜遅くまで働いた毎日を懐かしんだりもします。
そして小屋閉めまでの、約ひと月。少しばかりの淋しさを感じながら、8ヶ月の間空けていく小屋の整理や掃除に取り掛かります。
来年、小屋開けに来た時のことも考えながら、毎日毎日下山日に向けての準備が始まると、紅葉や初霜、初氷、初雪といった、山小屋のスタッフしか味わうことの出来ない「感激」を感じながら作業は着々と進められます。
ひと月、ひと月、ひと月…そして、ひと月。
その時季時季に、いろいろな想いを感じながら、山小屋の生活は、淡々と流れていきます。

池塘 小屋の近くで
管理人4年目にして、これまでの3年間とは少し違った4ヶ月間を過ごしました。
今年はお天気が悪くて、冷夏だった昨年同様、お客様のかなり少ないシーズンでした。
特に、「奥の小屋」ほど天候に左右されるという現象があるようで、朝日小屋も例外ではなく予約のキャンセルが相次ぎました。
しかし、小屋開け直後からの小屋の補修・改修工事、そして登山道整備事業が入ったことで、登山者の数が少なかったにもかかわらず、小屋の中の動きは例年以上に忙しかったと思います。
3番目の「ひと月」…つまり、本当だったらボーっとするはずの8月下旬から9月いっぱいの時期、小屋は毎日毎日時間に終われました。
でも、小屋廻りを快適にし、また登山道を整備し登山者の皆様に喜んで山歩きを楽しんで頂くために、小屋のスタッフも、人夫さんや職人さんたちと一緒に頑張りました。
だから…、
いつもの年と違って、やっぱり少し疲れました。
イチローじゃないけれど、「少し休みたい」です。

シモツケソウ 水平道にて
とうとう小屋閉めまで、ちょうど1週間となりました。
シーズンの終わりの頃を迎えると、その年々にいろいろな想いがめぐるのですが…。
今年は、本当にあっという間の4ヶ月間でした。
小屋開けしてすぐ、毎日毎日小屋の中の整理や雑用に追われていたのが、なんだかとても懐かしく思い出されます。
早くシーズン最盛期にならないかなぁと、お客様の顔を見るのが待ち遠しかった6月下旬。
いつもよりかなり早いお客様の出足に、少々戸惑いつつも、「今年は混むのかな」などと考えていた7月上旬。
新潟から福島県にかけて停滞した前線の影響でお天気が悪く、毎日毎日予約のキャンセルが続き、特に7月海の日の3連休にボケーッとしていた「寒い夏」。(下界は猛暑だったというのに…)
登山道整備と小屋の補修・改修に、あれよあれよと、あっという間に過ぎていった8月下旬から9月。
もうあと1週間…です。

照葉の池付近から望む 04.10.7
秋晴れの昨日、黒岩山まで行って来ました。
急遽、ある調査に同行することになり、小屋閉め直前でドタバタしている最中の一日でしたが、紅葉の栂海新道を歩いてきました。
長栂山までは、父が亡くなった2000年の秋に歩いているのですが、朝日小屋からのこのルートをこの時期に歩くのは本当に久しぶり(20年以上!?)でした。
…黒岩平へは、この数年春先にも坂田峠から行っていますし、秋の中俣新道からも登っていますが…
黒岩山までとなると、栂海山荘まで行ったほうが早いくらいでしたが、そこから朝日小屋に戻って来るとなると結構な時間が掛かりました。
昨日は、真っ暗になってから小屋に帰り着き、「バタンキュー!!」でそのまま寝てしまい、日記が書けませんでした。
吹き上げのコルから眺める五輪尾根、照葉の池、アヤメ平、そして黒岩平の紅葉…まだほんの少し早いところもありましたが、それでも本当に綺麗でした。素敵でした。
今シーズンの最後の最後に、思いもかけず栂海新道を黒岩山まで歩くことが出来て、「本当に幸せ!!」です。

紅葉の五輪山を望む
写真ではなかなか「ホンモノ」を再現できなくて残念なのですが、朝日岳の新潟県側から五輪山を見ると、紅葉・黄葉の素晴らしさに感激します。
蓮華温泉から朝日岳のルートは、夏のお花の季節はもちろん、今の時季も本当に楽しめるコースです。

黒岩平付近の池塘
黒岩平付近の、少し大きな池塘。
青い空、澄んだ池、池に映る色づく周りの景色。
池塘の中には、静かに草が浮かんでいます。
まさに、「桃源郷」…。

一輪だけ チングルマ
まさか、夏の名残の花に出逢えるとは…。
黒岩平の登山道の脇に、本当に一輪だけ、チングルマが咲き残っていました。
周りが赤く色付いているのに、たった一輪、でもなぜか淋しそうな姿には見えませんでした。
来年までもう絶対に逢えないと思っていた人に、最後にようやく逢えたようで、うれしかった…。

夕焼けに染まる雲、秋の山並みに映えて
小屋閉め直前の連休、台風22号を影響を心配していましたが、少し進路が逸れたせいでしょう、雨は降りましたが風の影響はそれほどではありませんでした。
夕方には雨も上がり、綺麗な夕焼けと雲海を見ることが出来ました。
台風直撃の予報の為、白馬岳や蓮華温泉からおいでになったお客様はゼロでしたが、それでも富山県側の北又から入山し小屋閉めに集まってくださったみなさんで、朝日小屋は今シーズン最後の賑わいとなっています。
あまりに暖かすぎて、このまま下山するのはなんだか「…」と思いながらも、目前に迫った小屋閉めの準備と連休においでになるお客様の応対に追われています。

この姿も、来シーズンまで 04.10.10
朝日小屋の04年のシーズン営業は、本日で完全に終了します。
4ヶ月の期間中、いろいろお世話になりました。
わずか4ヶ月間の営業ですが、私にとっては、生活の全てが朝日小屋を中心に廻っている、そんな毎日です。
今シーズンは、過去3年間とはまた違ったいろいろな意味で忙しかった4ヶ月間となり、『もう、下山かぁ…』と複雑な想いで今日の日を迎えています。
「下界の人」となっても、多分またすぐに来年に向けての『充電』を含めて、山と山小屋のことを考える毎日となりそうです。
無事に営業を終了することが出来ましたこと、関係者の皆様をはじめ、応援してくださる皆様、そして朝日岳を訪れてくださるたくさんの登山者の皆様のお陰と感謝しております。
また来年も、ぜひお逢いしたいと願っています。
4ヶ月間、本当に有難うございました。

最後の夜、楽しい食卓を囲んで 04.10.12
お陰さまで、過去3年間と比べても順調に小屋閉めが進みました。
山ちゃん、あにき、みっけちゃんの他に、助っ人の板さん、渋谷さん、島ちゃん、そして三女のかなえなどが小屋閉めのために集まってくれました。
昨日まではお天気が良かったのですが、今朝は朝から冷たい雨が降っています。
午前中には、下山を始めます。
重たい荷物もありますので、慎重に無事に下山したいと思います。
朝日岳周辺では、今シーズンは最後まで雪が降りませんでした。
冷たい雨は、最後の最後に、晩秋の奥山を感じさせてくれています。

来シーズンまで… 04.10.13
小屋閉め・下山からちょうど1週間。
「皆さん心配していらっしゃるんだから、無事に“帰還”したことを早めに書いたほうが…」
そう思いつつも、例年の如く『放心状態』からなかなか抜けきれず、ご報告が遅くなりました。
13日の夕方、“小屋閉め部隊”全員無事に下山しました。
「今シーズンは、初雪も見られず、小屋前での初氷もなく、ちょっと淋しかったネ」などと、小屋番らしくない(!?)センチメンタルな話もしていたのですが…。
13日の下山時に降っていた冷たい雨は、その後14日午後から15日早朝にかけて雪に変わり、北アルプスの峰々は見事に雪化粧したのでした。
立山天狗平辺りで一時20センチ以上もの積雪になったということですから、一日遅ければ、私たち“下山部隊”ももしかしたら大変な目に遭っていたかもしれません。
朝日小屋周辺では、小屋が開いている間には例年のような「うっすら、雪化粧」がなく、いきなりの初雪・初冠雪となりました。
季節は廻り、すべてはたくさんの想い出とともに、そっと真っ白な雪の中に包まれていきます。

恵振山3合目にて休憩 04.10.13
上の写真は、3合目で休憩中の“よっしー”と、荷下げの「逆ボッカ」荷物です。
アルバイト2年目の大学生・よっしーが、小屋閉めの応援に来てくれました。
管理人1年目のシーズンに、「小屋閉め・大失敗の巻」をやらかしてしまった私(!?)。
それから毎年、周囲からは無事に下山して来られるか疑いの目を向けられてしまっているので(!!)、シーズン最終盤になると、それはそれはいろいろと気を付けているのです(苦笑)。
特に、下山時の各自の荷物が多くならないように、小屋閉め直前になると、計画的に余分なものから荷下げするようにしています。
しかし、それでも小屋閉めの日でないと降ろせないものがあります。
『公衆電話・本体』もそのひとつ。
某公衆電話会社からの“借り物”である電話機本体は、シーズンが終わると会社へお返ししてきちんとメンテナンスをしてもらい、また翌年の小屋開けの時にへりで荷揚げしてくることになっています。
あの緑色の公衆電話は、小屋閉めの前日午後まで繋がるようになっていますから、本体は下山のその日に人力で荷下ろしします。
その重さ、16キロ。
ズシリと、足と腰に重い…。
今回その役目を買って出てくれたのが、よっしーでした。
そして…よせばいいのに、「ゆかりさん、余っているビールをひと箱担いで行ってもイイですか!?」
公衆電話、16キロ
缶ビール1ケース、8キロ強
自分の荷物少し
それでも、合計30キロ近くあったでしょう。
「そのビール、手分けして持とうか!?」
みんなの言葉にも、よく頑張って最後まで荷下げしました。
下宿に持ち帰ったビール、さぞ、美味しいビールでしょうネ!!。

左から、4年目・祥慈、新米・竜士、四女・結 04.10.11
連休に小屋閉めを手伝いに来てくれたこの3人組も、荷下げに活躍してくれました。
途中いろいろあったようですが…(苦笑)、余った冷凍食品など、かなり重い荷物を下ろしてくれました。
小屋ボッカらしくない祥慈、なぜか一年目にして地下足袋姿の竜士、そして体育会系でもないのに“強い”娘の結…でした。

朝日小屋上空付近を旋回する、富山県警ヘリ「つるぎ」 04.9
今夜、22日(金)の夜11時から、NHKで放送される「にんげんドキュメント」を見ようと思っています。
今回は、富山県警山岳警備隊の隊員たちの姿を捉えているそうです。
山岳警備隊員として2年目を迎えた一人の若者の取材を通して、厳しい訓練に耐えながら日々の職務を続ける山岳警備隊のようすを伝える番組作りとなっているということです。
日頃、山岳警備隊員の皆さんの姿を間近かに、目のあたりにしている者としても、ぜひそんな隊員たちのその苦労やようすを全国の皆さんに見ていただきたいと思います。
たしか、私が立山室堂辺りをうろうろしていた今春5月に取材していたのも、たしかこの番組制作のためだったのかもしれません。
今夜、必見です!!

雨にうたれながら、まだ一輪咲き残っていたコイワカガミ 04.10.13
小屋開け前から「いくらなんでも、もう仕上げなくては!」と取り組んでいた『下澤三郎を偲ぶ本』作り。
やっとのことで、どうにかラストスパートをかけられる段階にまでこぎつけました。
編集の方や印刷屋さんに、校正のためにわざわざ朝日小屋までご足労頂いたのが7月中旬。
例年ならヒマを持て余している9月には手が空いて、残りの仕事もはかどると高をくくっていたのですが。。。
それこそ何にも手をつけられないまま、下山。
昨日も「カンヅメ」になって、最終校正に向けての追い込みをしていました。
いつまでも「放心状態」なんて言っていられません。
がんばらなくっちゃ!!