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柳河原にて photo by 自動 05.10.30
10月29日(土)〜30日(日)、朝日岳方面遭対協の秋季訓練があり、私も同行して来ました。
訓練は、北又小屋を出発して柳又谷の柳河原まで(テント泊)の1泊2日の日程で行われ、富山県警山岳警備隊からは平野正樹分隊長と谷口和幸隊員、遭対協からは谷口邦夫隊長以下6名の隊員、そして理事である私の、計9名の参加がありました。
29日は生憎の小雨の中の出発となりましたが、さすがは遭対協メンバー、悪天候にも日程変更は無く、予定通り北又小屋を発ち、北又谷本流を行き、カラ谷・杉谷を越え、横山乗越を越え、オル谷を下って柳河原へと無事に出ました。
途中、杉谷の中にある『幻の大桂』へも立ち寄りました。
柳河原では、テント泊。
深まる秋を感じながら「渓」の中で泊ることは、本当に久し振り。とてもとても(!)有意義な一夜を過ごすことが出来ました。
30日には雨も上がり、途中「キノコ採り」などをしながら(もちろん、それも大切な“訓練”の一環です!?)、夕方に北又小屋に帰り着きました。
久し振りに沢を歩き、柳又谷の流れを目の前で見ることも出来て、本当に充実した2日間でした。
富山県警山岳警備隊はもちろん、朝日岳方面遭対協のメンバーも、一年に何度もこうやって訓練を行ない、朝日岳周辺の地理・地形の把握に努め、また隊員同士の親睦を図っています。
今更ながら、逞しい山男が揃っていて心強い限りの感を強くしました。

北又谷を行く 警備隊・平野分隊長に肩を借りて 05.10.30
2日間とも北又谷の本流を何度か徒渉しましたが、雨が降った29日より翌30日のほうが、約15cmほど水嵩は多かったでしょうか。
男の人たちが太腿まで水に浸かれば、当然身長の低い私は太腿付け根までが「水没」します(苦笑)。臀部(お尻)が冷たくなるかならないか、スレスレ位でしたネ。
何年か前に大蓮華山保勝会のメンバーと一緒に「幻の桂」まで探索に行っていますので、北又谷の流れも一応経験済み。
しかし今回は「柳河原」までということでしたので、歩く距離も長く、またテント泊の装備一式を含めた荷物の重さが約13s。(共同装備は、殆ど他の皆さんに持ってもらいましたが)
水に浸かって、地下足袋も当然ズボンも濡れ重くなった私の足。
沢の中を歩き、何度かの山越えは少し「ハード」でした。
何しろ、「道なき道」です。もちろん足を掛ける場所も無く、木にぶら下がり、岩の割れ目に手を掛けて…。それ以上に、雨でドロドロになった急斜面は、結構登り甲斐がありましたが、それもこれも終わってみれば“快感”でした。
今回は、柳又谷本流を歩くことはありませんでしたが、柳河原に足を踏み入れてみて、朝日岳のすぐ下を源とする「水谷」や「ゼンマイ谷」「赤男谷」などがこの柳又谷に流れ込んでいるかと思うだけで、感慨深いものがありました。
亡父も何度も足を運んだ「渓」。
いつかは、ぜひ覗いてみたかった「柳又谷」。
訓練に参加することが出来て、本当に良かったです。

まるで宝石のように輝く、天然のナメコ 05.10.30
10月12日の下山から、20日。
もう20日…、まだ20日…。
「日記」が飛び飛びになってしまっています。本当にゴメンナサイね。
一部には、「奥穂の疲れが残っているのでは」とか、「またいつもの年みたいに、精神的にちょっと“ポシャッている”のでは」と心配して下さっている方も。
でも、そうでもないんです(微笑)。
ちょっと、あまりにプライベートだったので書きませんでしたが…。
10月12日の夜は、もちろん「打ち上げ!」。深夜までみんなでワイワイと大騒ぎでした。
実は、10月14日から3泊4日で九州・鹿児島へ行っていました。
これはただの旅行ではなく、60年前に鹿児島に疎開していた実家の母親を連れて、叔父たちに会いに行くという、実妹たちと一緒の旅でした。
(どうしても日が取れず、小屋閉めして下山の翌々日に出発という強行日程でした)
実母も喜んでくれましたし、叔父たちとも何十年振りの再会となり、楽しい旅となりました。
10月17日夜に帰宅して、翌18日の午後には松本へ。 そして19日から、涸沢・穂高岳への山行。
本当は、穂高から帰ってから薬師岳へ行く予定もあったのですが、身体も疲れていましたし、またお天気もあまり良くなかったので、無理をせずに断念。
そして先週は、他の山小屋さんの“打ち上げ”に顔を出したり、糸魚川の市役所で半日会合があったり(白高地沢の件で)と、それなり(結構!)、モタモタバタバタと毎日を過ごしています。
先週末には、訓練にも参加して来ましたし。
もちろん、休み無く会社に勤めていらっしゃる皆さんには申し訳ないくらいの、贅沢な時間の使い方をしているのですが、その間にも来客があったり、電話があったり、用事を足したり。
山を下りて来てすぐ、「クリスマスケーキのご予約はお早めに!」とか「忘・新年会は、お決まりですか?」とか、今日からは年賀状の発売が始まったり。。。
また留守にしていた4ヶ月の間には、近隣のスーパーが別のスーパーに替わってしまっていたり。それも、3軒も。。。
(いつもながら!?)年々早まる感がする、そんな時間の流れに、実は置いていかれそうになっています。
でも「浦島太郎」になりながらも、始まったばかりのシーズンオフを、今年は少し楽しんでいる、元気な私です。

「幻の大桂」にて 小さく写っているのが、私 05.10.30
何故か、周囲で大いに盛り上がっているのが「朝日町民駅伝」。
今夜用事があってちょっと車で出掛けたのですが、選手とおぼしき“それらしい人”たちが、街中で走っています。
朝日小屋からは、今年も「ボッカーズ」と「エプロンズ」の2チームがエントリーする予定です。
“社長”は、と言えば、大いに盛り上がっている皆さんにはホントに申し訳ないと思いつつ、一度も練習会にも参加せずに、どうもこのまま大会当日を迎えそうな雰囲気…。
走るのが絶対にイヤ!というわけではないのですが、(中学時代までは、短距離はビリだったけど、これでも長距離走ではそれなりだった)どうも、それ程好きでもなさそうで…、とやっぱり言い訳にしか聞こえないか(苦笑)。
昨年も一昨年も私はアンカーで走ったのですが、一昨年など、走り出してすぐに「もう、歩こう!!」と思ったくらいです。
でも、沿道で応援してくれている町民の皆さんの声がはっきり聞こえてくるのです。
「あれぇ〜、朝日小屋の清水さんやわ。頑張ってぇ〜〜!!」
そんな声がはっきり聞こえてくると、もう歩こうと思っていても歩けるはずがありません。
死に物狂いで、走りましたヨ!!
(…と言っても、足も殆ど上がらず、地を這うようにしか見えなかったようですが)
でもでも…
社長はやっぱり今年も「エプロンズ」のアンカーで、という話に、“うんうん”とかなりいい加減に返事をしていましたが、どうやら出なくて良いということになったとたんに、ホンの少しの淋しさも、有るや無しや。
当日は、“部長”はじめ張り切っている皆さんと若いメンバーに走りはお任せして、私は大きな声で応援することに徹しようと思っています。
「遭対協チーム」との順位争いも興味がありますが、終わってからの反省会は両チーム合同でやる予定ですので、当日は全員怪我なく頑張ってもらいたいと思います。
くれぐれも、“社長”は応援のみということで。
よろしくお願いします!!

柳又谷・柳河原から、上流部を眺める 05.10.30
何をしていても、一日がすごく短く感じられる。
これは、良いことだと思う。
ウロウロしていて、未だ荷物や書類の片付けも終わっていない状況で、「少しノンビリし過ぎかな…」と心の片隅で思ってはいるものの、「まぁ、未だいいか!」とも思ってみたり。
シーズン中の4ヶ月間と、シーズンオフの8ヶ月間。
余りに生活が違いすぎる、この「オンとオフ」。
でも、この「オフ」は、「オン」の為にあるはず。
ゆっくり過ごせば良い。
あまり構え過ぎないで、心豊かに過ごせれば、なお良い。

泊駅にて 05.11.5
いよいよ明日は、『朝日町民駅伝』の日。
今日の午後には、強力な“助っ人”のみき子ちゃんや誠、その他の皆さんも続々到着して、いよいよ朝日小屋チーム「ボッカーズ」と「エプロンズ」の臨戦態勢が整いました。
泊駅に降り立ったみき子ちゃんを見て、かなりビックリ!
…だって、山小屋で見ていた彼女とは、雰囲気が全然違って別人なんだもの!(やっぱり都会の人だった)
わざわざこの駅伝の為だけに呼びつけて、ゴメンナサイね。
反省会用のお酒(祝杯となるか!?)を宅配して来てくれた人までいるんですヨ、ホントに有難うございます!!
出走しない私はといえば、みき子ちゃんを駅まで出迎えに行ったり、走りはしませんが、それでも準備やら買出しやら少しモタモタしています。
「大人たちが、何を興奮している!」とは、仰いますな。もうみんな、大真面目なんですから(微笑)。
明日のみんなの健闘と、お天気が持ちますようにと祈りつつ…、夜は更けていきます。

遠くに朝日岳を眺めながら、試走する 05.11.5
『朝日町民駅伝』は、本格的なランナーたちの集まる地区対抗の部と、クラブ対抗の部があります。
朝日小屋は、クラブ対抗の部に「男子チーム・ボッカーズ」と「女子チーム・エプロンズ」の2チームがエントリーしています。
町内でも、かなり小さな、一企業(!?)である朝日小屋から2チームも出走するなんてすごいと思いませんか!?
それに「朝日岳方面遭対協」からの1チームを加えて、この朝日岳関係者のパワーの凄いこと!!
本当は、ザックかヘルメットなんかを襷(たすき)代わりにすれば、宣伝にもなるとかナントカ、事前の話し合いでもワイワイガヤガヤとかなり賑やかだったようです。
このみんなの「力」、感心しています!!

爽やかな笑顔で、記念撮影 05.11.6
6日、秋の爽やかな空の下、「朝日町民駅伝大会」が行われました。
既報の通り、朝日岳関係からは、朝日岳方面遭対協から1チーム・朝日小屋から2チームの、合計3チームが出場し、大いに大会を盛り上げました。
当日は雨も心配されましたが、大会が終了するまでお天気ももち、みんな元気に走り、そして本当に良く頑張りました。
成績は、それぞれ練習も頑張った甲斐があって、中学生やその他クラブチームにも負けないくらいの好成績でした。
朝日小屋関係では、「ボッカーズ」の5区に出走した誠クンが、区間一位の“ブッチギリ!”区間賞に輝きました。
また同じく「ボッカーズ」では、並み居る男子の皆さんを抑えて、4区でクラブチーム16名中のナント2位に、女子ながら出走したエリちゃんが入りました。
エリちゃんは、小屋閉めの時あの背広姿のパフォーマンスを披露してくれたササキちゃんの娘さん。
同じく女子チームの「エプロンズ」では、エリちゃんの妹の舞ちゃんが12名中の3位、アルバイトのみき子ちゃんが堂々の2位になるなど、本当にみんなが大健闘した大会でした。
反省会は、遭対協チームと朝日小屋チームの合同で行われ、また2次会も大いに盛り上がるなど、楽しく過ごした一日でした。
そして来年は…、ともうすでに皆さん次回の大会に向けて作戦を考えるなど、ますます朝日岳関係者の絆を深めた有意義な一日となりました。

猿飛峡にて 05.11.10
10日・11日と、母と知り合いのNさんの3人で、黒部峡谷の秘湯・黒薙温泉へ行って来ました。
いつだったか、母もNさんもそして私も、誰も黒薙温泉へ行ったことがないということになり、「それじゃあ、一度紅葉がきれいな時に行って来よう!」ということになったのです。
黒薙温泉さんは、同じ山小屋組合に所属しているということもあり、一度は訪ねてみたいと思っていた温泉。
朝日町から宇奈月温泉のトロッコ電車の乗り場まで30分弱、トロッコ電車で黒薙駅まで25分、宿まで歩いても15分。一時間ちょっとで行ける温泉なのに、今まで一度も訪れたことがありません。
当日は青空が広がる良いお天気に恵まれ、せっかくだからと、トロッコ電車の終点の欅平まで足を延ばしました。
私も、欅平周辺を“観光客”となって歩いたのは初めて。
紅葉には少し遅かったようですが、それでも渓谷の秋を感じつつ、猿飛峡までの道のりを散策しました。
すぐ近くの山、そして遠くの峰々は、前日に降ったのでしょうか、白く冠雪しており、すぐ近くまで冬が近付いてきていることを窺わせていました。
そして、お目当ての黒薙温泉へ。
黒薙温泉辺りは、紅葉が真っ盛り。赤や黄色の葉が鮮やかで、陽の光に輝いて本当に見事でした。
黒薙温泉の発見は、今から360年も前の正保2年(1645年)といいますから、本当に昔からの温泉です。
深山幽谷の「隠れ湯」としての面影があちらこちらに残されている温泉で、「こんな近くに、こんなに素敵な温泉とお宿があったとは」と3人で感激しきりでした。
女性専用露天風呂の「天女の湯」、宇奈月温泉の源泉がすぐ横にある「大露天風呂」、そして源泉掛け流しで風情のある「内湯」。
どのお湯をとっても最高で、もちろん全部入って来ました!! (満天の星空を眺めながらの、大露天風呂は圧巻)
そして、山菜料理を中心として、富山湾の海の幸や岩魚の塩焼きまで出た宿のお料理。素朴な中にも工夫があり、そしてお味は薄味で上品。
山菜は、春の間に宿の方たちで摘みに行ったものばかりとか。また、雪が多いからでしょうか、今現在この時季でも採れるという山菜が“天ぷら”になって食卓に上っていました。
宿良し、お湯良し、そしてお食事も良し。
母もNさんも大喜びで、少しは親孝行が出来たかなと、大満足の『小さな旅』となりました。

100年の佇まい、黒薙温泉本館 05.11.11
「あれもこれも、お勉強!」と言いつつ、オフの間にウロウロしている私(苦笑・微笑)。
でも、本当にそうなんです。
親孝行の為に行ったのは、もちろんそうなのですが、やっぱり仕事柄、いろいろと考えています。
「また行きたいネ!」と思える地(場所)、そしてそこにあって迎えてくれる宿。
何がそう思わせるのか。
何が良くて、何が足りないのか。
いろんなことを考えながら、思いながら…。
楽しみながら、そして少し考えながら、勉強しています。
もちろん黒薙温泉は、「また行きたいネ!!」と思わせてくれた温泉であり、とっても素敵な宿でした。

負釣山山頂にて、ひろみちゃんと 05.11.13
予定していた用事が急にキャンセルとなり、ぽっかり空いた日曜日(と言っても、私は毎日が“日曜日”だが・苦笑)。
お天気も良さそうだし、ナンダカ無性に『山に行きたく』なりました。
12日の夜9時頃になって、ひろみちゃんに電話しました。久し振りに一人で行って来ようと決めたのですが、急な話できっと都合がつかないだろうと思いつつ電話すると、「午後からはダメだけど、午前中に帰って来れるなら行きたい!」とのこと。
朝6時半過ぎにひろみちゃんの家に迎えに行き、登山口の出発は7時20分。
負釣山へは、本当に久し振りです。
昨年のシーズンが終わってから、秋の間はモタモタしていて一度も登らず。雪が降っても登っていた山なのですが、昨年末と今年の初めは一度も行かず。そして残雪の頃には病気・緊急入院・手術となってしまい、結局かなり長い期間(前回はいつだったか、覚えていない)、とにかく一年以上登っていませんでした。
晩秋を思わせる負釣山。
二人で、ナンダカンダとおしゃべりしながら登りました。
登山口で沢山居たサル、上にもいっぱい居るのかなと思いましたが、私たちのおしゃべりの“けたたましさ”に、きっと近寄っては来なかったのかも。
ちょうど2時間で山頂着。まだ9時過ぎでした。
お天気は良かったのですが、すっきりとしていなくて、少し霞が掛かったような空。
朝の陽に輝く朝日岳は、ちょっと期待外れでしたが、それでもいつもながらの海から山までの360度の眺望は圧巻でした。
山頂に居ると、ほどなく下から後続の皆さんが続々と登って来られました。
見ると、今シーズン朝日小屋にお出でになった地元の皆さんのグループ。連泊してお花を楽しんでいらっしゃった方々でした。
美味しい美味しい鍋料理やコーヒーなどをご馳走になり、楽しく談笑させて頂きました。
お昼までに戻りたいというひろみちゃんでしたので、お礼を言って、ひと足お先に下山開始。
途中、何人もの方たちにすれ違いました。
さすが、人気の山・負釣山です。
10月末の遭対協の訓練以来の、久し振りの山歩き。
沢山の落ち葉を踏みしめながら、山々を眺めて、満足の山歩きでした。

賑やかに、ハッピーに 05.11.14
貴方にとって、大切にしたい「記念日」は?
それぞれに想いはあるでしょうが、この世に生を受けた誕生日も、大事な大事な「記念日」ですね。
そんな私も、14日に、○回目かの誕生日を迎えました。
えッ、何回目かって!?
別に隠すこともないんですけどねぇ…(苦笑)。
「気持ちは、28歳!」はこの何年も変わりありませんが、実際の年齢は余り若くない。
4人の娘たちが揃って“お誕生日メール”を送ってくれましたが、母に気を遣ってか、一様に「幾つになったかは知らないけれど」とありました。有難う有難う。
そして当日は、末娘のマリンバの先生が、バースディプレゼントとケーキを持ってお祝いに。お鍋を囲んで、ささやかなお誕生日パーティーをしてくれました。
誕生日を覚えていてくれた皆さんから、お祝いのメールやお電話も戴きました。
私は、幸せ者です。
…去年の誕生日には、身体も心も少し「病んで」いました。
殆ど「引きこもり」の状態でした。
今年の4月末には、婦人科の手術もしました。
この一年は、今振り返れば、ちょっと「激動の一年」でした。
何もしたくない、何もする気が起こらない、といった状態が続いていた頃。
でも、今はとっても元気です。
身体も心も、元気です。
今年は、嬉しい誕生日となりました。

深まる秋、黒薙にて 05.11.10
冬型の気圧配置が強まった今日は、思いもかけず寒い日になりました。
外出した折、遠くの峰々は霞んで見えませんでしたが、負釣山が雪で覆われている姿に「おぉ〜〜ッ!!」と少々ビックリ。
宇奈月温泉から見える山々では、標高700mより少し上で冠雪だとか。
夕方には、平地でも一時的に、霙(みぞれ)交じりの様子もありました。
暖かい暖かいと思っていたら、急に(と、私が思っているだけか)すぐそこまで雪が来て、「やっぱり、11月も中旬なんだぁ…」と妙に関心したりして。
黒薙温泉へ行った一週間前には、紅葉が見事だったのに。
そろそろ、車のタイヤも交換しておかないといけないかな。

癒しの湯、黒薙温泉「天女の湯」 05.11.10
今朝方、「オバケ」の夢を見て飛び起きた。
「助けてぇ〜!」と叫んで、目が覚めたのが分かる。
「幽霊」ではない。「オバケ」だ。
でも、すごくずんぐりとしていて、まるで「オバケのQ太郎」みたいだった。
それでも、やっぱり怖かった。
私の両方の腋の下を、その両手でムンズと掴んだ。
あ〜ぁ、怖かった。
昨夜は、何をしていたのだろう。
なかなか布団の中に入る気になれず、そのうち日記を書いたりして、ようやく布団にもぐり込んだのは夜中の2時を過ぎていた。
とにかく足が冷たくて、なかなか眠れない。
若い頃には「冷え性」なんて何処の世界、と思っていたが、最近靴下が放せない。
「オバケ」にびっくりして飛び起きて、やっぱり未だ足が冷たいことに気が付いた。
“布団乾燥機”のスイッチ、ON。
あ〜〜、最高。
朝まで、ぐっすり。
こんなことなら、寝がけに早々とお世話になるんだった。そしたら、「オバケ」にも驚かされずに済んだかもしれないのに。
でもあの「オバケ」、どんな『深層心理』の投影なのかしらん。

総会では、全会一致で「決議」が採択される 05.11.18
18・19日の両日、長野県大町市に於いて「第47回 岐阜・富山・長野三県 北アルプス山岳遭難防止対策連絡会議」が開かれ、私も朝日岳方面遭対協の皆さんと一緒に出席して来ました。
当日は、各県から、それぞれ北アルプスの山岳遭難の実態等について報告がありました。
岐阜県からは「市町村合併に伴う組織改革について」、富山県と長野県からは「平成17年中の山岳遭難発生状況について」という題で、それぞれ発表があり、山岳遭難の実態や防止対策などが話し合われました。
最後に、北アルプスに関わる三県連絡会議の総意として「決議」が採択されました。
以下に、その決議文全文を掲載します。
決 議
北アルプスは、日本有数の高峰を連ね、その山並みの美しさに惹かれ、四季折々全国から大勢の登山者が訪れています。
特に、昨今は中高年層を中心とした登山者の増加に伴い、悲惨な山岳遭難事故もあとを絶たない状況にあります。
また、平地感覚で登山するなど登山者の意識の多様化と携帯電話の普及により、安易な救助要請が増加したため、我々山岳遭難救助活動に携わる者への負担も増加しています。
この様な情勢を踏まえ、山岳遭難事故防止対策の任務に当たる我々は、その責務の重大さを自覚し、事故のない安全な登山を確保するため、
1.登山者の危機管理能力と自救能力を高める啓発活動を推進する。
2.きめ細かな山岳安全情報の提供と救助体制の確立に努める。
3.県境を越えた相互協力と連携の強化に努める。
以上、決議する。
平成17年11月18日
第47回 岐阜・富山・長野三県
北アルプス山岳遭難防止対策連絡会議

東鐘釣山山頂からの眺め photo by T・T 05.11.20
今までにない位こんなにも山に行きたいのは、もしかしてかなり『病気』が進んで来ているのでは…と、自己診断している私。
ということで、昨日行って来たのは、黒部峡谷鉄道の沿線にある東鐘釣山(759m)。
くれぐれも、“黒部三大岩壁”と言われるあの「奥鐘山」ではありません。「東鐘釣山」です。
登山道(といっても、一般的に地図に載っている道でない)を歩いたのは、僅かな時間でした。1時間と少しかな。
しかし上部はかなりの急斜面で、ハシゴやロープに掴まってという箇所も続きました。
山頂には、うっすら雪。
そして見上げる周りの山々は、標高800mから上部辺りは真っ白に冠雪していて、その下には名残の紅葉と常緑樹の緑。
杉林はまるでクリスマスツリーのように鮮やかで、ひと足早い初冬の山を眺めてきました。
お天気が良ければ、池平山や剱岳の一角も望めるということでしたが、残念ながらその雄姿は白く霞んで見ることは出来ませんでした。
それでも、とても楽しい山歩きでした。
山へ行きたくて。
山を歩きたくて。
山の空気を吸いたくて。
少しでも、その傍に近付きたくて。
これは、やっぱり病気かも(苦笑)。

柳橋駅付近から見る、新柳河原発電所と黒部の眺め photo by T・T 05.11.20
会合出席で、金・土曜日と大町へ。
前夜にろくに準備もしないまま日曜日の朝を迎え、起き出してから慌ただしく山へ行く用意。
もしかしたら二度と行かないかもしれない山だったのに、そんな時に限って大事な大事なデジカメを忘れていくという大失態!!
あ〜〜ぁ。。。
でも、待ち合わせ時間に遅れるわけには行きませんから、諦めました。
というわけで今回は、ご一緒した皆さんにお願いしてデジカメ写真を送ってもらい、それを使わせていただくことにしました。
でも、しっかり「心の目」に焼き付けてきたつもり。
慌てると、全くろくな事がありません。
結構危険な箇所もあった山でしたので、転落などの事故をしなかったのは良し。
山へ行く時には、余裕を持って準備をしなくては。
ちゃんと心掛けよう!、と言い聞かせました。

燕山荘前で記念写真 バックに燕岳(2762.9m) 05.11.23
山へ行きたい行きたいという『病気』も、どうやらますます重症になってきた様子。
本格的な冬山シーズンを前に、私でも未だ登れる山はないかと思案。そして…。
今回は、今シーズンから営業期間を延長した燕岳・燕山荘へ、23・24日の1泊2日で行って来ました。
(燕山荘は、明日26日までの営業)
燕岳へは夏道でも登ったことがないので、少し不安はありましたが、どうやらお天気も安定しているような予報で、また心強い同行者を得て、いざ“憧れ”の「雪の北アルプス」へ!!
登山口は、中房温泉。
年末年始も営業しているという燕山荘ですが、その時には途中までしか車を乗り入れることは出来ないようですが、問い合わせると当日は中房温泉までは雪もなく通行可能とのこと。
約30分毎に第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチと休憩ポイントがあり、ゆっくりでもいつの間にか合戦小屋へ。
「北アルプス三大急登」と名高い“合戦尾根”ですが、順調に歩を進めることが出来ました。
合戦小屋では雪が舞い、強い風が吹く寒い中で昼食。でも用意してあった具沢山の汁物をガスで沸かし、冷えた身体を芯から温めることが出来ました。
途中“合戦沢の頭”からは、有明山はもちろんのこと、大天井岳をはじめ槍ヶ岳も見え、また安曇野や松本の眺めを一望でき、大いに感激。
そして、いよいよ燕山荘へ。
80年を越える歴史を誇る、重厚な趣きのある山荘の建物が出迎えてくれました。
また、小屋閉め直前の忙しい時にも拘らず、若いスタッフの皆さんが笑顔で迎えて下さいました。
そして、夜。
安曇野や松本の街の灯りが、空気の澄んだ初冬の暗闇の中で、それはそれは本当にキラキラ瞬いて綺麗でした。
おまけに、長野市内での花火大会の大きな打ち上げ花火までもはっきりと見ることができ、他のお客様と一緒に歓声を上げて大はしゃぎ!!
翌24日は、予想に反して燕山荘周辺では雪。吹雪いていました。
真っ白の中、期待したご来光は見られませんでしたが、きっと「またおいで!」ということかな、と。
暖かな小屋も魅力でしたが、下山後の有明荘での入浴を楽しみに、後ろ髪惹かれる思いで燕山荘を後にしました。
吹雪の燕山荘でしたが、合戦沢の頭辺りまで来ると雪も小止みに。その後高度を下げていくと、お陽様も顔を出して来ました。
無事下山後は、有明荘へ。
平成12年から燕山荘が管理を委託されているという有明荘ですが、日帰り入浴が可能で、こちらもなかなか味のあるお風呂に満足満足!!
行きたくて行きたくて、どうしても行ってみたかった燕岳・燕山荘。
大満足の山行でした!!!

“合戦沢の頭”からの眺め 大天井岳他の山並みがよく見える 05.11.23
前回に続いて、今回も大失敗というか、「ありゃありゃ。。。」というか。
・その1…
燕山荘へは行って来たのですが、実は燕岳山頂へは行きませんでした。
寒い中山荘に辿り着いて、すぐに“一杯!”が始まってしまって(苦笑)。
山荘に入るまでは、着いてすぐに山頂へ行って来ようと話していたのですが(みんな、口だけ)。
というか、翌日もスカーン!と晴れる予定だったのに…。朝起きたら、吹雪で何も見えず。
あ〜ぁ、行っておけば良かったぁ。
・その2…
到着した23日の午後の燕山荘からは、何年か前に歩いたことのある烏帽子岳や野口五郎岳などの、“裏銀座”の縦走コースも眺められました。
でも、デジカメ写真は撮りませんでした。何だか、今ひとつすっきりした感じでなかったので。
きっと、明日はもっと青く澄み切った晴れた空に、くっきりと稜線が浮かび上がると期待していたから…。
でもでも、翌日は吹雪。
まさかこんなことなら、撮っておけばよかったぁ。
・その3…
23日は、それはそれは夕焼けが綺麗だったそうです。
そうです、というのは、実際は見ていないから。
山荘に着いて、「寒さ」を「身体の中から」温めて、みんなでお喋りに夢中になっていたら、他のお客様たちが「夕焼けが見事でしたねぇ〜」と話されて…。
「えぇ〜ぇ!?」とビックリして外に出てみたけど、もう終わっていました。全然気付かなかった。
あ〜〜ぁ。
「また、いらっしゃい!!」ということだと、思えば思うほど、残念です…。
でも、また必ず登りたいです、燕岳に。
また行きたいです、燕山荘へ。
「ありゃありゃ」の大失敗の巻でした!!

合戦小屋にて 05.11.23
…「病気」なんだけど、『元気』!?
4月末の手術から、そろそろ7ヶ月。
実は先日、ちょうど14日の誕生日に、手術をして下さった病院で血液検査の結果が出ました。
「山から下りて来たら、血液の検査を受けて下さい」と言われていたので、11月初めに病院へ行きました。
そして、肝炎など、輸血によって感染が心配される諸々の結果が出たのです。結果、お医者様から「もう大丈夫ですよ!」の嬉しいひと言。
お陰様で、ずっと気に掛かっていたコトがようやくひと段落。
これで、本当に「元気」のお墨付きを戴きました。
山へ行きたくて行きたくて、の『病気』が残りましたが、それもこれも、この数年悩んでいた「貧血」が完治したからです。
身体が本調子になって、心も、お陰様でますます元気です!!

もう秋が懐かしい… 上高地にて 05.10.19
手帳を見て、日記を見直して、改めて驚いています…。
ホントにまぁ、よく出歩いていること。
身体も、そして気持ちも、ある意味(!?)「よく頑張っている」と思います。
「こんなに遊んでばかりじゃ、この日記を見ている皆さんに、何だか申し訳ないなぁ…」って言ったら、「シーズン中の4ヶ月間、考えてみれば一日も休みがないわけだから、その分集中して遊んでいるんだと思えば、許されるんじゃないの!?」と、友人。
「気分転換」も「遊び」もあり、そして「勉強」あり、それからちょっぴり「仕事」も「営業」も。
そして下山から1ヵ月半、ようやく、シーズン中の諸々の整理に取り掛かろうかと思えるようになって来ました。
本当は、各方面へのお礼状やら早く書かなければと思いつつ、後回しになってしまっています。
やれやれ…(苦笑)。
というか、まだまだこの後いろんな用事やら行事が目白押し。
気が付けば、あと2日で11月も終わり。
確実に、今年も終わりに近付こうとしています。
もう少し腰を落ち着かせつつ、次なる目標に向かって、着々と準備を進めなくては(!?)。
頑張りましょう!!!

その日の朝、燕山荘横では吹雪だった 05.11.24
昨日の夜、そして今日と、稲光が走り雷鳴が轟いています。
「どどど〜ん!!ズド〜ン!!」と、まるで近くに雷が落ちたような音がすることもあって、結構怖い時があります。
いよいよ、冬がすぐそこまで近付いて来ています。
この時季の雷は、「雪雷(ゆきがみなり)」「鰤起こし(ブリおこし)」と呼ばれ、時に大粒の霰(あられ)が『バチ!バチ!バチ!』と大きな音を立てて空から降って来ます。
今日は、車のタイヤを交換して来ました。
恥ずかしい話ですが、自分ではやりません(やれない!?)。
知り合いで、山へもよく来てくれるNさんの自動車整備工場へ。
私も暢気なもので、「おい、ゆかり!スノータイヤ長い間替えてないやろ?もう限界やぞ。どうや、見たか?どうする?」とNさんに言われるまで、タイヤのコトなんか気にも留めていませんでした。
大事な命を預けるタイヤ、お金には換えていられないので、早速新品に交換してもらいました。
冬の間、家にじっとしているならいざ知らず、今の私ならきっと、雪道をあっちこっちへ行くはずなので。
週間天気予報では、この後の1週間はかなり雪マークも続きます。
明日30日で、アルペンルート(富山県側)の営業も終わります。
山は、静かに、長い眠りの時に入ります。