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焼山山頂にて 黒菱山方面をバックに 06.3.11
「ゆかりちゃん、いつまでも山ばっかり行っていると、そのうちまた慌てるよ!!そろそろ…」
そんな声と共に迎えた、春本番の4月。
ポチポチといろんな予定も入って来て、またドタバタしそうな予感もあります。
先日末娘のマリンバの演奏をホールで録音したと書きましたが、実は、あるコンクールのテープ審査に合格してしまい(!)、4月末には東京へ行くことになりました。
特に「教育熱心でない」この母は、ゴールデンウィークは当然何処かの山へ行く予定にしていたのですが(昨年のその時は、手術して入院していたし)、どうも私も付いて行かなくてはいけないみたい。
出入りは2日間か3日間ですが、バタバタしますね。
小屋開けまで、2ヶ月半です。
もう「シーズンオフ」なんて、言っていられないかも。準備しなくては…。
頑張らなくっちゃ!!

ハマる、ひろみちゃん 千石城山にて 06.3.21
“深層心理”が投影したんじゃないのでしょうが、まさかと思うような「夢」を見ました(苦笑・微笑)。
小屋開けの日。(でも、何故か他の山小屋だったけど)
無事に荷揚げも終わって、アルバイトの女の子に指示している私。
「○○ちゃん、今日はカレーライス作って。お願いネ!」
「えぇ〜〜!なんで!!
お肉もジャガイモも、荷揚げして来てない!!!
忘れた。。。??」
呆然とする、私。

ステキな花の名前は、「トキメキ」
上の写真は、知り合いからの戴き物です。
2ヶ月近く経ちますがとても綺麗に咲いていて、連絡所をステキに彩ってくれています。
春ですねぇ。
嬉しい知らせが、いくつか飛び込んで来ています。
その中でも、この春、佳きパートナーを得て新しい人生を始めるという案内を戴き、自分のことのように喜んでいるところです。
父の代にアルバイトをしてくれていた、M穂ちゃん。
亡父のことをいつもいつも心配してくれていた心優しい彼女が、ステキな伴侶を見つけてゴールインするそうです。本当に、心からおめでとうございます。
そして、Yさん。彼からは、5月の結婚式にご招待まで戴きました。
昨年の山開き登山会で、サブリーダーを務めたYさん。その時登山会のメンバーとして参加していた彼女と知り合い、夏や秋の山に一緒に出掛けて愛を育んできたそうです。ゴールイン、本当におめでとうございます。
幸せな人たちの話は、いいですねぇ。
こちらまで、幸せな気持ちになれます。
永かった冬を越えて、待ち遠しかった季節がやって来ました。
春ですね!!

陽が傾く頃にも、春を感じて 大地付近にて 06.3.25
私の周りも人並みに(!)春なので、気分転換して気持ちを明るくしたい(これ以上か!?)と、少し前から部屋の模様替えに挑戦しています。
狭い狭い連絡所のこと、どこをどうしようと高が知れているのは承知の上で、「ああだ、こうだ」と毎日頭の中はそればかり。
自分の性格上(これも、最近ようやく分かってきたのだが)、ひとつのことが片付かないと次に進めない私らしく、全部がスパッと決まらないので、何だか落ち着かないこの数日でした。
実は昨晩も、ちょうど用事があって訪ねてくれたサワをつかまえて「ねぇ、頼みたいことがあるんだけど。。」と、タンスの大移動を手伝ってもらいました。
少しでも部屋を有効に使いたいと考えた方法だったのですが、見事に“作戦”失敗!!
朝になったら、大事な大事な『光』が入らないことの重大さに気付かされ…。とにかく暗くて、どうしようもなかったのです。
あ〜ぁ、どうしよう。。。
ああして、こうして、とまたまた頭を捻り、午後から仕事関連でやって来たSちゃんに手伝ってもらい、再び“大移動”。
お陰様で、上手くいきました!!
部屋も広く使えるようになったし、落ち着いた雰囲気になったし、申し分ありません。
さあ、これでますます仕事が捗ります。
頑張らなくっちゃ!!

大地から初雪山を目指す 06.3.26
連絡所に来てからずっと置いていた机の場所を、変えました。
ちょうど「事務室」にピッタリと思った、4畳のフローリングの部屋のど真ん中に事務机を置いていたのですが、ここが思っていた以上に寒い!!
かなりヒヤ〜ッとしていて、特に冬の間は「あの部屋には行きたくないなぁ。。」と思ってしまうくらい寒かったのです。
そこで思い切って、机の置き場所を変えてみました。畳の部屋に安いカーペットを敷いてそこに机を置きました。
これが、予想以上に雰囲気がしっくりしていて気に入りました。連絡所の裏を流れる「笹川」も見えて、南保富士辺りの山も眺められます。
今回の模様替えで、確保したかったのは連絡所としての機能を生かした「集会スペース」。
オフシーズンの“作戦会議”や、小屋開け前などにみんなが集まる広いスペースをどうしても取りたかったのです。
思い通りの間取りも、確保できました。
ますます機能充実の、「朝日小屋連絡所」です。

「大地」テント場付近にて 06.3.25
早朝、朝刊の記事を見て、驚いた。
昨日、栂池から入山し蓮華温泉へ山スキーに出掛けたまま夜になっても蓮華温泉へ到着せず、遭難したのではないかと思われる5人パーティーの記事。
リーダー格のH田さんは、朝日小屋にもおいでになったことがあり、糸魚川の山へ何度か同行させてもらったことのある方である。
慌てて知人のH石さん宅に電話するが、捜索の応援に出掛けられているとのことで連絡が取れない。
その後次々と入ってくるテレビのニュースでは、最悪の事態を報じていた。。。
今日は朝から心落ち着かず、胸苦しい一日だった。

三峯(みつぼ)にて 06.4.15
日記を書かなくて、早や1週間。あっという間でした。
ちょっと疲れたとか、心穏やかでないとか、そんなことをぽろっと書いてしまうものだから(その時々で、正直な気持ちなのですが)、どうやら知り合いを心配させたりヤキモキさせてしまうようです。
いろいろと、忙しい毎日が続きます。
4月中旬から後半にかけては、いろいろな会合も目白押し。
4月末の末娘のコンクールに付き添っての東京行きも、前日から行くことにして電車の切符やホテルのチケットも用意してあったのですが、私は大事な会合が急に決まってしまったので、娘と先生は先に上京し、結局私だけ日帰りということになりました。
そして、そろそろ周りの皆さんから掛けられる言葉が、少しづつ違って来ました。
ちょっと前までは、
「毎日、何してるの?」
「未だ山には早いよねぇ!?」
でも、ついこの頃は、
「もう、準備で忙しいやろう!?」
「いつ、山に上がって行くん!?」
未だいろいろ買い揃えての買出しなどには、ちと早いし…という時期なのですが。
小屋開けまで、2ヶ月足らずとなりました。
「未だ2ヶ月」「もう2ヶ月」といったところでしょうか。
『そんな呑気なコト言っているから、あとで慌てるんだヨ!』
…“神の声”ならぬ“周りの声”が聞こえてきそうです(苦笑)。

連絡所の裏を流れる「笹川」 06.4.15 photo by yui
時々、小屋にお泊り頂いたお客様や見知らぬ方から、お手紙やらファックスを頂戴します。
本当は『かなり“筆不精”な私』は、いつも「早くお返事を書かなくっちゃ!」と思いつつも、そのままになってしまうことのほうが多いので、本当に困った者だと自分でも痛切に感じている次第です。
そんな中、昨年一枚のファックスを頂きました。
関西にお住まいの、女性の方でした。
その方は、朝日小屋の連絡所があるこの『笹川』のご出身だそうで、私のHPと日記を楽しみに見て下さっているとか。本当に有難うございます。
故郷を遠く離れていても、やはり想いは募られるのでしょうね。
昨日は、末娘が久し振りに連絡所の周りに散歩に出掛けました。(普段は学校の行き帰りだけで、時間の余裕が無い)
旧の小学校や保育所の場所では、遊具で遊んでみたそうです。水の温んだ溜まりには、早々とおたまじゃくしが泳いでいたとか。
桜が咲き始めた川べりには、土筆がいっぱいでていたとのこと。梅も未だ咲いていて、桜は7分咲きくらいでしょうか。
上の写真は、連絡所のすぐ真裏を流れる「笹川」の様子です。
雪解け水を集めて流れるからでしょうか、今夜も大きな水音がしています。
山に囲まれた谷あいの集落・笹川は、本当にいい所です。

「ふるさと歩道」では、所々にこんな看板があって興味深い 06.4.15
この間から、何処か山へ行きたいと思いつつも、なかなか時間が取れずチャンスがありませんでした。
H美ちゃんと「土曜日時間が空いてたら、ネ!!」と電話で話していたのですが、彼女も忙しくて思うように都合がつきませんでした。
土曜日と言えど、「学校へ行かなくてはいけないから、お昼前に駅まで送って!」「帰りは、何時になるか分からんから!」とノタまう末娘。
。。。この子に付き合っていたんじゃ、私の時間が取れない!!
娘を送って、ちょっとした荷物を持って来た業者さんに応対して、「じゃぁ、ちょっとだけ…」と思い立って、出掛けたのが、まさしく『裏山』。
連絡所から車で3分足らずの横尾まで行って、馬りょう山から三峯(みつぼ)までを往復して来ました。
スミレやキクザキイチゲ、ショウジョウバカマや山椿、そして咲き始めた山桜。
3週間前のハードな山歩きとは比べようもありませんが、『裏山』からの眺めも、これまた格別でした。

「ふるさと歩道」にて 06.4.15
桜咲く頃、巨桜散る。。。
今日の夕方、その悲しい知らせは突然飛び込んできました。
北アルプス南部、前穂高岳直下の岳沢で「岳沢ヒュッテ」を経営していらっしゃる上條岳人さんが、急逝されました。
事故との一報が入りましたが、まだ詳細は伝わってきていません。
先日、3月7日の山小屋組合の総会でお会いしたばかりなのに。。。
あまりに突然の知らせに、言葉に詰まってしまいます。
心から、ご冥福をお祈りいたします。

ミズバショウ、旧笹川小学校の横に咲いていた photo by yui
今日は午後から、遭対協の理事会。
(昨日も、観光協会の理事会出席。それなり忙しい)
それが終わったら、南箕輪村の三女のところへ出掛けて、今夜は泊まります。
明日から一泊二日の日程で、「講習会」に参加して来ます。場所は、山梨県のとある山域。
『真剣勝負』が出来るように、いろいろ勉強です。
多分、この一年でかなり体重もオーバーし、動きも鈍くなっているし、頭も思った以上に“老化現象”が来ているようなので…、教わる内容が飲み込めるか心配ですし、不安だらけですが、勉強してこようと思います。
山梨県は遠いなぁ、交通手段に困ってしまいます。
でも、登山者の皆さんは北アルプスに入る時には、同じ思いでいろんな都合を付けて登山計画を立てられているんだと思うと、私もやらなくては。
日曜日に下山して、そのままもう一度三女のところに泊まり、帰って来るのは月曜日の午後になります。
落ちないように…、頑張って来ます!!

暖かい日、笹川ではもうおたまじゃくしが見られました 06.4.15 photo by yui
昨年の4月20日深夜に緊急入院してから、一年が経ちました。
去年の今頃は、ベットの上だったんですね。
たくさんの点滴に繋がれていました。
もしかしてもう少し病院へ行くのが遅かったら、今頃山には登れていなかったかもしれないし、それどころか…。
いろんなことを思う、この春です。

夕暮れの富士山 山梨県、三ツ峠山・屏風岩付近から 06.4.22
週末に山梨県で行われた講習会に参加して、今日の夕方帰宅しました。
“初心者”らしく、余程「手の力」で登ったのか、腕がパンパンです。
足はそれ程ではありませんが、全く痛くはないものの、でも膝には無数の“アザ”が…。
今までしたことのないようなコトもして、私なりにいろいろ勉強になりました。
この経験を、今後に大いに生かしていきたいと思っています。
とり急ぎ、無事帰宅の報告まで。
ふう〜ぅ、面白かったけど(!)、実はタイヘンでした(?)。

自分が登ったルート辺りを背に 三つ峠・屏風岩にて 06.4.23
2006年4月24日
『登攀証明書』
山岳ガイド 「風の谷」
以下の者は、2006年4月22日〜23日、富士山を背後にした三つ峠において、岩登り講習に参加し、数多くのルートを登攀したことを証明いたします。
氏名 清水 ゆかり
岩登り講習は何の為に行うか?もちろん、登山の中でも最もエキサイティングな行為である岩壁登攀を行うためです。けれども、岩登りの全ての技術は、凸凹のある一般登山道を安全に歩くためにも、沢登りのためにも、積雪期の登山のためにも、ぜひとも覚えていただきたい技術です。しかし、今回の講習の参加者の大部分が「岩登り初体験」でした。その方たちに最も、身につけて欲しかったことは、岩登りのザイルワークの基本的なシステムです。パーティーがザイルで結び合った後、ビレーヤーはまずはメインザイルでセルフビレーを取り確保の体勢に入り、トップがそのピッチを登り切って、トップ自身のセルフビレーを取った後に「ビレー解除」のコールで初めて確保を解きます。また、余ったザイルを巻き上げて「ザイル一杯」のコールを受けて、トップはセカンドへの確保の体勢を確保して、初めて「登って来い」のコールをかけます。そのコールで初めてセルフビレーを解除して登り始める…。つまり、自分をセルフビレーしているか、パートナーに確保されているか、いずれかの状態で必ず安全が確保されている状態が続かなくてはならない…。これが、最も基本的なシステムです。実際の登ることの技術は、数多くの経験を積むことによって習得できますが、ザイルの結束と、このシステムの習得は、ぜひとも今回の講習で間違いのない状態にしていただきたい技術です。
日曜日は間違いなく雨!、との情報の下で、土曜日はテントを張ると、飯も食わずに岩場へ、そして日没まで練習。二日目も雨が降る前まで…、とのことで早朝から練習。結局、決定的な雨は降らないままに、忙しい講習となってしまいました。手がパンパンに張り、小さな傷を手足に一杯作って、なかなか充実の二日間であったと思います。この講習を基礎に、もっと刺激的で冒険的な登山を開始する貴重な一歩となれば幸いです。
私が週末に参加した岩登り講習会の講師である、山岳ガイド「風の谷」を主宰する山田哲哉さんから送られて来た『登攀証明書』を転記しました。

「風の谷」の講習では、テント泊が原則 山梨県・三つ峠にて 06.4.22
緊急入院、そして手術から、今日でちょうど一年が経ちました。
今こうして居られることに、本当に感謝。
お陰様で、手術の痕は未だ大きく残っていますが、体調はますます「快調」「絶好調」です。
思えば、風邪ひとつ引かないのが自慢だった私が、40代には前半に股関節、後半には婦人科と、大きな手術を二度も経験したことになります。
…今、とても充実した毎日を送っていると実感しています。
今日は、術後一年間“頑張った”自分自身へのご褒美の一日でした。
ステキな時間を作りました。
リフォームした部屋を飾るため、気に入った花台を買い求めました。
これからも、また私らしく頑張っていきたいと思います。