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今朝の、朝焼け 小屋前から見る
今日から、10月。
長かったような、短かったような。
小屋閉めまで、あと少し。
久し振りの、朝焼け。

今朝の朝日平から、雪倉岳・白馬岳・旭岳を眺める
北又から登っていらっしゃったお客様、「夕日ヶ原の草紅葉が最高だったょ!!」と。
白馬岳からのお客様も、蓮華温泉からのお客様も、「紅葉がとても素敵でした!!」と。
日に日に、色鮮やかに。

五輪の森にて 06.9.15
「山渓」や「岳人」に、朝日岳の秋の魅力が紹介されることは稀です。
一般的には、『お花の朝日岳』としてのイメージが定着しているようですから、なかなか取り上げては貰えないようです(苦笑)。
しかし、朝日岳周辺には高山植物の宝庫としてだけではなく、いろいろな魅力があります。
白馬岳から、雪倉岳を越えて朝日岳。
蓮華温泉から、五輪の森を抜けて朝日岳。
日本海・栂海新道から、朝日岳。
そして、北又から、富山平野・富山湾を望みながら朝日岳。
「山らしい山ですね」、と仰った方がいらっしゃいます。
本当に、『懐深い山』です。
樹林帯の中。
夏、深い山奥の、むせ返るような樹々のにおい。
秋には、枯れ行く落ち葉を踏みしめて歩く。
草原や湿原。
多くの花たちが、競うように咲く夏。
草紅葉が目を楽しませてくれる、秋。
大きく、うねるように流れる沢。名もない、小さな沢。
水の豊かさ、有難さを感じさせてくれる。
百花繚乱の夏も、大好き。
静かに過ぎる、廻り来る季節を感じさせる秋も、大好き。
北アルプスの北の端。
ここから始まるんだ、という気持ち。
ここで終わるんだね、という気持ち。
私は、この山が大好き。

ハクサンシャジン 花園三角点近くにて 06.9.15
夕方から、雨になって来ました。
連休のお天気が、とても気になります。
どうか、晴れますように。

なかなか乾かないので、ストーブを焚いて 今日の201号室にて
シーツの洗濯が、全て終わりました。
敷・掛のカバーと、枕カバー。全部で何枚あったのでしょう(把握してないのか?)。
最後の3連休までは待っていられないので、使う予定のない大部屋から順々に、作業を進めていました。
「今年は、シーツの洗濯が早く終わったんだね」と、誰かに言われました。そういえば、そうかな。
…今思い返せば、あれは管理人1年目。
夏の終わりにアルバイトのみんなが下山してからは、哲也と二人だけの秋でした。
シーツの洗濯をいつから始めればよいのか考えもせず見当もつかず、小屋閉めの最後の日近くまで洗濯機を回していたのが、不思議でもあり、自分が間抜けでもあり、可笑しくもあります。
今年は、毎日のお客様の対応に少々追われながらも、厨房の整理や片付けは、ひろちゃんやまりちゃんが頑張ってくれています。
気になっていた厨房の換気扇の掃除も、9月20日から助っ人に来てくれている“たくみン”が仕上げてくれました。
毎年いろいろアクシデントや予想外の事もありますが、それでも年々、小屋閉め準備が着々と出来るようになってきました。
明日からは、木道工事の完成検査とかで、またまたお役人さんや業者さんたちが入山して来られます。
今年は、やっぱり最後までバタバタした年になりました。
いよいよ、営業終了まであと1週間。
雨が降って、秋が深まります。

秋の雲 今日の朝、10時ごろ
昨日の雨が上がって、今日は青空が一日中広がる日となった。
2泊3日で雷鳥研究の皆さんがいらしていたが、今日は下山。入れ替わりに、県庁や業者の方々が登山道整備事業の完成検査に入山された。
バタバタしつつも、抜けるような青空に惹かれて、「外お茶」をする。やっぱり外がいいナ。気持ちいい。
秋真っ盛りの、朝日平。

今日の夕焼け、どこまでも広がる雲海
綺麗な、という表現が正しいかどうか分からないけど。
素敵な夕焼けだった。
「ひろちゃん、まりちゃん、たくみン!!
お茶碗なんか、洗っている場合じゃないょ!!
夕焼け綺麗だよ、見に行こ!!」
そう言って、みんなで眺めた夕焼け。
「あと1週間で、夕焼け何回見れるかね。
あと1週間もしたら、ココにいないんだね。
不思議…」
そう言いながら、眺めた夕焼け。

山が、小屋が、真っ赤に染まる 06.10.3
今のところ、この3連休中の富山県地方の天気予報は、まずまずのようです。
しかし、今朝のニュースでは、16号・17号と二つの台風が発生したとのこと。
進路が気になります。
また秋雨前線との関係で、お天気がどうなるのか、とても気掛かりです。
朝日岳周辺の今年の紅葉ですが、10月に入って日に日にその色を鮮やかにしています。
8月9月と、珍しく台風が一度も周辺に近付かず、台風の影響で葉が擦れたり、落葉したりということが無かったので、その様子もかなり良いのではないでしょうか。
草紅葉だけでなく、ナナカマドやダケカンバ、ミネカエデなどの樹々の葉も、かなり色が鮮やかになって来ました。
連休中のお天気が気になりますが、天気予報に注意しながら、どうぞお出掛けください。

何度眺めても… 朝日平から見る 06.10.3
写真ではなかなか「本物」の雰囲気がお伝えしきれないのが、本当に残念です。
この山には、いろいろな『色』があります。
だから、夏はもちろんのこと、紅葉が素晴らしいのだと痛感しています。
緑をバックに、赤や黄色が鮮やかです。
その緑にも、様々な色があり姿があります。
濃い緑、薄い緑。
丈の高い樹、這うように低い樹。
草もあり、樹もあります。
岩稜の山に鮮やかに映る赤一色のナナカマドも素晴らしいかもしれませんが、豊かな緑がスクリーンとなって映し出す赤や黄色も素敵です。
いつまで眺めていても、飽きることがありません。
優しくて、山の豊かさを感じさせる…、そんな朝日岳周辺の紅葉です。

クロマメノキ 06.10.4
クロマメノキが、たくさん実を付けています。
甘くて、ちょっと酸っぱくて。
同じような実にクロウスゴもありますが、そちらは実の先端が平になって少し浅くくぼんでいるのが特徴です。
秋を実感します。
上の写真は、朝日平にて。
この山には、食べられる実が他にもたくさん生っています。
夏の緑から、目にも鮮やかな赤に近い朱色に色付いた葉が、秋の色ですね。

ガスの中の、朝日平 06.10.4
いよいよ小屋閉め・下山まで、今日を入れて1週間。
今朝には、工事の検査関係で来ていらした役所の皆さんや業者さんが帰られて、慌ただしく気忙しく小屋閉め準備に追われています。
“社長”は、相変わらずウロウロモタモタしていますが(苦笑)、いざ帰るとなると、あっちもこっちも整理したり、関係書類や私物などの「下げ荷」を用意したり、また来年に向けての準備としての諸々をチェックしたりと、何だか気持ちだけでも「あぁ、忙しい!!」。
お天気さえ何とかなれば、7日からの3連休には、お客様はじめ地元の皆さんが紅葉を楽しみに上山して来られる予定です。
小屋閉めは、「お祭り(!)」です(微笑)。
無事にシーズンを終えられることを、大勢の皆さんと喜び合い、また来シーズンの朝日岳での再会を約束する、そんな小屋閉めの日にしたいものです。
見事な紅葉が、訪れる皆さんを喜ばせてくれますように…。
そして、お天気に恵まれますように…。

「下山部隊」みんなで、記念撮影!! 06.10.11
一昨日、11日に無事に小屋閉めして下山して来ました。
心配した骨折した右足も、何とか頑張ってくれて、歩いて下山することが出来ました。
朝日小屋は、06年シーズンの営業を終了しました。
とり急ぎ、ご報告します。

見事な、夕日ヶ原の紅葉 06.10.11
夕日ヶ原、そして恵振山は、紅葉が真っ盛りでした。
今年の営業は9日までと、少し早くて残念な気もしますが、ご存知のようにこの3連休には、白馬岳・雪倉岳周辺では一気に真冬を迎えてしまい、朝日岳でも降雪がありました。
もしこの後、朝日岳周辺に登山を計画しておられる皆さんがいらっしゃいましたら、入念に計画を立案し、充分な装備と万全な準備の下に入山されますよう、くれぐれもお願いいたします。

いかにも「慰安旅行」っぽく! 黒部峡谷・トロッコ電車にて 06.10.13
小屋閉め・下山から、10日ほど。
ようやく、どうにか少し落ち着いて来たところです。
11日の下山後、その夜には笹川連絡所にて「打ち上げ」。
今シーズンいろいろお世話になった皆さんが、30名ほど集まってくださり、シーズンの無事終了を祝って夜中(翌朝?)まで大いに賑わいました。
12日は終日ボーっとしていましたが、それでも美容院へ駆け込んで、ボサボサ頭を思い切り短くカット。ひろちゃんやまりちゃんは、下山荷物の整理に追われていました。
13日からは、1泊2日で黒薙温泉へ「慰安旅行」。
今シーズン、小屋開けから小屋閉めまで頑張ってくれたひろちゃんとまりちゃんに、「下山したら、温泉へ連れて行くからネ!」と約束していたのです。
最後の3週間居てくれた男子アルバイトのたくみンも一緒に、4人で黒部の秋を感じながらの楽しい慰安旅行となりました。
14日、ひろちゃんとまりちゃんは、阿曾原温泉小屋へ。「生の(!?)」佐々木泉さんに会いたいと、頑張って水平歩道を歩いて行きました。
私とたくみンは一旦笹川連絡所に戻りましたが、たくみンは夜行電車で故郷へ帰り、私は用事を足した後、ちょっとした集まりがあって立山山麓へと出掛けました。
15日には、ひろちゃんとまりちゃんが無事阿曾原温泉小屋から下山して来ました。
16日、ひろちゃんとまりちゃんがそれぞれ帰宅し、解散です。無事に「今シーズン」が、完全に終わりました。
17日からは、4ヶ月ぶりに戻った笹川連絡所で、掃除や布団干し、山から下ろして来た荷物の整理、そして“支払い”などにウロウロとしていました。
その間にも会合があったり、また4ヶ月ぶりに病院へ行き骨折部位を診察してもらったりと、結構忙しい毎日でした。
小屋に居る癖が抜けきらないこともあって、携帯電話の電源をすぐ切ろうとするなど、まだまだ下の生活のペースが戻らなくて困る時もありますが。
元気です。
もしかしたら、この6年間で、下山して来てからは一番元気かな。
また、いろいろな想いを込めて日記を書きます。

ゆっくり「天女の湯」に浸かる 黒薙温泉にて 06.10.13 photo by 自動
今シーズン。
山にいる間、眠れない日々が続きました。
発端は、8月上旬。
骨折した部位に装着していたギブスを7月末には完全に外し、松葉杖も杖も無しで歩くようになりましたが、ちょうどその頃に忙しい毎日が始まりました。
ここらの言葉(富山弁)で言うと、「病めて病めて(やめてやめて)」夜布団の中に入っても、痛めた足がどうしたら楽になるのか、なかなか寝付けませんでした。
右足は、9年前に股関節の手術もしているので、今回の骨折とダブルで、かなり負担も掛かっていたのでしょう。
8月1日に、左の肩甲骨辺りに激痛が走り、一日寝込みました。椅子に座っていると、痛みで涙がポロポロ流れるくらいでした。
そのうち、8月上旬にはいろいろなことがあって、落ち着かない毎日が続きました。
何もなければ、消灯になった9時過ぎには布団に入りますが、深夜11時になっても12時になっても眠れない日々。
アルバイトのみんなには昼休み時間をあげられますが、私は電話の応対に追われ、また早着きのお客様の受付もありますので、シーズン中は殆ど昼時間がありません。
小屋が混んでいる時には、早ければ翌朝3時過ぎには起き出さなければいけません。
「寝なくては。。。」という気持ちの焦りが、余計寝付けない時間帯を作ったのでしょうか。
今まで飲んだことのない、「睡眠導入剤」を服用することになりました。毎晩、半錠。
薬を飲むことに抵抗もありましたが、とにかく「眠ること」が先決だし、最重要と思い、午後8時頃には薬を飲んでいました。
「眠れない毎日」は、6年目にして初めての経験でした。
でも、あまり痩せなかったようだから、心労も大したことじゃなかったようです(苦笑)。
下山して来た、今ですかぁ??
よく眠れます(微笑)。
薬が無くても、ぐっすり!!
大丈夫、元気ですから。

下山日の、恵振山 “馬の背”付近から 06.10.11
5月末に、私の不注意から右足腓骨を骨折し、関係者の皆様には、本当にいろいろとご迷惑・ご心配をお掛け致しました。
18日に、骨折から約5ヶ月ぶりに病院へ行き、レントゲン検査を受け、主治医のY先生の診察を受けてきました。
結果、「大丈夫、骨はちゃんとくっ付いていますょ!!」とのお言葉を戴くことができました。
まだ手術箇所には3本のボルトが入ったままで、11月以降、そのボルトを抜く手術(日帰りで出来るとのこと)を受けなくてはいけませんが、Y先生曰く、「そうそう無理をしなければ山も大丈夫、問題ないでしょう!!」とのことでした。
残っているボルトが何かの拍子に神経に触るらしく、時に「あれっ?」という痛みを感じることもありますが、一瞬だけのことなので大丈夫です。
花園三角点まで行って来た9月中旬以降、長い距離を歩いていませんでしたので、小屋閉めの時は、何も荷物を背負わないで歩きましたが、北又小屋まで3時間半ほどで下山することが出来ました。
ボチボチと無理をせずに、リハビリを兼ねての山歩きも再開できるかなと、ホッとしています。
いろいろ、有難うございました。

この子たちが居て、私も頑張れた 黒薙温泉にて 06.10.13
朝日町民駅伝が、11月5日(日)に行なわれます。
今年も、朝日岳方面遭対協や朝日小屋関係者が出場すると張り切っているようです。
申し込み締め切りは、昨日19日まで。
朝日岳方面遭対協から、1チーム。
遭対協と朝日小屋の合同チームが、1チーム。
朝日小屋からは、「ボッカーズ」と「エプロンズ」の、2チーム。
計4チームが出場します。
私は、応援と人員輸送でガンバリマス。
(警備隊も、ガンバるらしい。丸ちゃんも出るようだ)
(ひろちゃんが、ポンポンを作ってチアリーダーとして奮闘するとか。ホントかな?)
終わってからの反省会が、本当は楽しみデス!

雪化粧した中で、木道工事終了後の荷物を下げる、今シーズン最後のヘリ 06.10.9
パソコンが壊れた。
それも、「バキッッ!!」と音をたてて。
真っ二つに折れている。
あ〜ぁ、恐ろしい夢。。。

まるで、“額縁”の中の絵のように 06.10.9
どうも、寝言を言ったらしい。
ひろちゃんの「ライオンの頭(!?)」には負けるけど。
大きな声で。
『14、それ、私注文したから!!!』
夢の中で、仕事。

これは多分、ホンモノの「熊の足跡」!? 前朝日にて 06.10.9
可愛らしい「熊」だった。
小屋閉めして里に下りて来たら、高山以上に里は「熊騒動」。朝日町中、大変なことになっている。
笹川の連絡所の周りでも、毎日のように目撃情報があるとか。
川沿いに移動するとかで、後ろに笹川が流れているこの連絡所の場所では、最近朝晩には下の物置にも行けない。すぐ近所(同じ班)の神社にもお寺さんにも、熊が出ているそうな。
そんな中、私の夢に出てきたのは、可愛らしい子熊2頭だった。
ペットのような、可愛さだったけど。
ホンモノに遭遇したら、こんなワケにはいかないね。

朝日平にて 三女・かなえが作りました! 06.10.9
これは、夢でなく、ホントの話。
…真夜中の「侵入者」…
夜の夜中に、次女のはるかが連絡所にやって来た。
合鍵を持っているので、自分で開けて入って来た。
全然気付かなかった、私。
「起こさないでおこうと思ったけど、泥棒に間違われて、後ろからヤラれたら困るから、一応起こしたょ」と言われたけど。
「押入れから、布団出して寝なさいね」とは、答えたけど。
どうも、深夜1時に来てから、台所でラーメン作って食べたり、私の布団のすぐ横でパソコンをいじったりしたらしい。
でも、全然起きなかった私。
朝起きて、ビックリ。
誰が寝ているかと思った。
あ〜ぁぁ。
泥棒でなくて良かったけど、やっぱりぐっすり寝ている毎日(苦笑)。

作品の前で、eikoさん アトリエにて
今日の午前中、eikoさんのパステル画展を観に立山町吉峰へ出かけて来ました。
eikoさんとは、この春に一度、「大地(おおち)」へご一緒させて頂きました。
また夏の初めには、朝日小屋にもいらっしゃいました。夕暮れ時の日本海に沈む夕陽が印象的だったからと仰って、後日、その時にデッサンしていかれたものを作品に仕上げて、小屋に贈って下さいました。
今回のパステル画展では、山の風景画を中心に、大小の作品19点が展示されていて、アトリエ全体が優しい雰囲気に包まれていました。
大地(おおち)から初雪山、大鷲山、仙人池と裏剱などなど、どれも一目見て印象に残る作品ばかり。心和むひと時でした。
「パステル画は指でなぞったりすることも多く、大作に取り組む時なんかは、指の指紋がなくなったりするんですょ」と笑っていらっしゃったeikoさん。
淡い色使いの中にも、ちゃんとそれぞれに「主張」や「印象」が感じられ、eikoさんの『想い』が伝わってきました。
一番私の目を惹いたのは、やはり初雪山の絵で「厳冬の美」という題が付けられた作品。
凛とした寒さの中で、大地から初雪山に向かってまっすぐに延びた稜線の感じが、とてもよく表現されていたように思います。
また初雪山は、その姿形も素敵で何とも大好きなのですが、その雰囲気がそのままに表されている作品に仕上がっていて、ひと際心を奪われました。
山のお友達も大勢いらっしゃたようで、2年振りの個展は盛況だったようです。
またいつか、何処かの山をご一緒させて頂きたいものです。