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今日の雲 朝日平から
雲の向こう側には、雪倉岳と白馬岳が隠れています。

ポカポカと、日向ぼっこにはちょうど良い
今日のお昼過ぎの、陽介。
「初雪」前後のここ数日続いた震え上がるような気候から、一転して今日の日中はお昼の時間帯を中心にポカポカ陽気で、思わず気持ち良く日向ぼっこ。
秋が深まりゆく中で、山の上の憩いのひと時。

黒岩平付近の池塘 08.8.13 photo by ヒロシ
アルプスと日本海を繋ぐルート、「栂海新道」。今、静かなブームとなっているようです。
栂海新道は、特別な技術を必要とする難しいコースではないと思われますが、とにかく『時間のかかる長いコースを、しっかり歩ける』ということが、最重要課題になると思います。
「誰でも歩ける」には違いありませんが、そうそう「誰でも行ける」というわけにもいかない。
だからこそ、『アルプスと日本海を繋ぐ』記念のルートとして、価値あるコースなのではないでしょうか。
盛夏の間にも訪れる登山者の方は多いのですが、この秋、この後朝日小屋の小屋閉めまでの2週間程の期間で、このコースを計画・思案中の方もお出でになることと思います。
秋にこのコースを選ぶのは、夏と違って「暑さ!!」が気にならないのが一番のメリットでしょうか。
何しろ、海抜0mまで下りて行くのですから(逆も、もちろん大変!)、夏の間は最後は脱水症状のようになって下山という方も中にはおいでのようです。
さて、暑さから開放された秋の栂海新道ですが、もちろん黒岩平周辺などは、筆舌に尽くしがたい美しさで登山者を迎えてくれるはずです。何しろ、「雲上の楽園」「最後に残された楽園」と絶賛されるほどの紅葉です。
夏もそうなのですが、秋のこのコース、どなたも『荷物の重さ』がカギを握りそうです。
今の「中高年の方たちの、標準タイム」は、
朝日小屋から栂海山荘まで、約8〜10時間。
栂海山荘から親不知までも、約8〜10時間。
疲れてヘロヘロになって下りて行く方なら、12時間掛かる場合も。
そうなると最後は、『荷物の重さ』が勝負(!?)でしょうか。
朝日小屋の受付で見ていると、とてもコンパクトにきちんとパッキングが出来ている方もいれば、「上高地から縦走していらっしゃったんですか?」というような嵩高のザックの方も。
歩ける方なら、もちろん問題はありません。
気になるのは、どうみても「余計なものが入っているのでは…」という方たち。
おせっかいかもしれませんが「そのご様子では、体力に見合っていないのでは。歩けますか…」という方たち。
暑い夏と違って、10月ともなれば、今度は寒さ対策が必要となってきます。
夏ならTシャツだけで済むものが、今度はフリースやらダウンジャケットやら。
夏なら栂海山荘で毛布を借りて済ませようと考えられても、これだけ寒くなると、標高1,600mほどの栂海山荘で何を着て寝ようかと思案することになります。
暖を取るのに、ガスも余計持たなくちゃいけないかしら、とか。ニット帽も厚手の手袋も、と荷物は増えますね。
でも秋の栂海新道は、やっぱり魅力(!)です。
楽しく歩くには、『必要・最低限』の荷物を考えて。
この秋にこのコースを計画される皆様、とにかく充分な計画と装備でお出で下さい。
そして体調を整えて、余裕のある行動をお願いします。
なお今日現在、水場は大丈夫です。(今日、栂海山荘からお出での登山者からの情報です)
詳しいことは、朝日小屋にお電話でお確かめ下さい。お待ちしております。
上の写真は、8月13日。栂海新道の草刈りに、朝日小屋から若いメンバーが出掛けていった時のものです。
黒岩平付近の池塘が、紅葉で見事に彩られるのは、この後もう少しあとになりますかしら。

今日の朝日岳 日に日に、秋の彩りに
アルプスと日本海を繋ぐルート「栂海新道」は、朝日岳を起点・終点としています。
このルートを成功させるために、そこへと至る、つまり朝日岳へお出でになる各コースについて、参考までにお知らせ致します。
「栂海新道」を成功させるためには、とにかく『充分な余力』を残したまま、朝日岳から日本海へと向かうことが重要なポイントとなるのではないでしょうか。
何しろ、朝日小屋から未だ2日間、一日8時間以上歩かなければいけないのですから、体力も気力も充実させたまま、吹き上げのコルから先を歩かなくてはいけないでしょう。
そのための参考として頂ければ、と思います。
1.白馬岳から
大雪渓から、栂池から、あるいは蓮華温泉から入って、もしくは南から縦走して来られて、白馬岳へ。
白馬岳から朝日岳を経て栂海新道となると、1泊以上宿泊が余計になる分、背負う荷物が重くなることも考えられます。
「3,000m級の主稜線から日本海へと繋ぐ」との思いが、“ガンバリ”を継続させることとは思いますが、それぞれの体力と相談の上、充分な計画を立ててお出で下さい。
また、いざという時のルート変更やエスケープの覚悟もお願いします。
2.蓮華温泉から
蓮華温泉から朝日小屋へは、五輪尾根を通って一日でお出でになれる分、荷物も少しは軽くなるでしょう。
秋は紅葉が素晴らしいコースとしても、有名です。草紅葉あり、樹林帯の紅葉あり、沢あり、眺め良しの楽しいコースです。
ただこのルートは、時間が掛かります。今の中高年登山者なら、余程健脚でない限り、8時間以上は必要となっています。
蓮華温泉へのバスも、秋には一日2本しかなく、蓮華温泉到着が9時55分ですから、出発が午前10時過ぎになってしまいます。
蓮華温泉から朝日小屋へお出での場合は、自家用車で深夜か早朝に蓮華着、あるいは蓮華温泉に前泊がよろしいかと思います。
3.北又から
富山県側の北又からは、時間的には朝日小屋への最短コースです。早い方なら6時間、遅くても8時間程で朝日小屋へ辿り着けるコースです。
最近は、余裕を持って北又小屋に宿泊されるグループを含めて、栂海新道を行く登山者の皆さんにも利用されることが多くなりました。
「余力を持って、栂海新道へ」という方なら、北又からのコースがおススメです。
東京(急行のと)や大阪(急行きたぐに)からの夜行列車で来られると、早朝5時に最寄の泊駅に到着でき、タクシーで北又へ入れば、朝7時前には北又を出発することが可能です。遅くとも午後3時前には朝日小屋に到着して、翌日からの行程に備えてゆっくり出来るのも魅力のようです。
また自家用車を親不知の下山口に停めて置いたり、朝日町のタクシー会社に停めて置いて北又までタクシーを使えば、入・下山の際の車の利用が便利になるという点からも、栂海新道を下りて行くのに、この頃は北又からのコースをお出でになる皆さんが増える傾向にあります。
「白馬岳へは何度も登っているから」「少しでも、力を残して栂海新道をやりたい」という方に、良いでしょう。
秋は、ブナ林の紅葉も魅力のコースです。
4.テント泊は、朝日平のキャンプ指定地で
この周辺のキャンプ指定地は、朝日平の他には
白馬岳(頂上宿舎近く)
蓮華温泉(ロッジ近く)
北又(北又小屋近く) です。
朝日岳周辺一帯は、中部山岳国立公園に属しており、また国の特別天然記念物『白馬連山高山植物帯』に指定されております。
特に、雪倉岳・雪倉岳避難小屋周辺、黒岩平の周辺は、絶対に幕営は禁止です。
また、朝日岳山頂付近や照葉の池周辺なども、幕営は厳に禁止となっております。
最初からの「確信犯」的な『違法テント』は、本当に止めてください。重ねてお願いします。
雪倉岳避難小屋は、「緊急避難時のみ、使用可」です。最初から宿泊の予定で利用するようなことのないようにお願いします。
残された貴重な自然を後世に受け継ぐべく、栂海新道を歩かれる皆さんは、違法テントなど張られませんよう、くれぐれもお願い致します。
秋の栂海新道、どのコースから朝日小屋へお出でになるか、お電話でのお問い合わせ・ご相談にもお答え致します。
体力や気力、その他要件を考え合わせて、魅力ある山行計画を立てて下さいませ。
秋の深まりとともに、栂海新道の紅葉情報も気になるところですね。
上の写真は、今日の朝日平から。
写真で見ると分かりにくいかもしれませんが、とにかく日に日に、秋の彩りに染まる朝日岳周辺です。昨日と、また色が違うのですから。
黄色、黄緑色、朱色、紅色、とそれぞれが鮮やか。これからが楽しみです。

ニッコウキスゲ咲き誇る「栂海新道」を行く 08.8.13 photo by Yui
追伸です。
朝日小屋から日本海を目指した時、栂海山荘で1泊し、後は日本海までの標高差約1,600mを一日で抜ける登山者が殆どです。
しかし余り足に自信がなくて、あと一日余裕がある方なら、白鳥小屋でもう1泊されるのも案でしょう。
栂海山荘から白鳥小屋までなら、4時間前後。5時間あれば行ける計算です。
そこから先、白鳥小屋から親不知海岸までも約5時間前後、あるいはそれ以上と長い行程なので、もしもの場合は白鳥小屋泊まりも計算に入れておけばよいでしょう。
1泊余計になりますので、背負う荷物も余分になりますが、時間的・体力的にはかなり楽になると思います。
いずれにしましても、慎重に計画して下さいますよう、くれぐれもお願い致します。
なお、栂海山荘利用にあたっては、さわがに山岳会・小野 健さんに必ず連絡のこと。また使用料や毛布の利用料の支払いも忘れずに。
栂海山荘、白鳥小屋ともに、無人小屋です。くれぐれも『ゴミの持ち帰り』をお願いします。最低限のマナーです。
また、「栂海新道」は、無人小屋利用のコースです。携帯電話が通じないことが想定されるわけですから、事故や遭難の際の連絡が充分に取れない場合もあります。
くれぐれも慎重な行動をされ、楽しく想い出に残る山行にされますように。
朝日小屋からの、重ねてのお願いです。
上の写真は、8月に黒岩山まで草刈りに出掛けた時の写真。撮影は、四女・結です。

今朝、5時57分の朝日小屋
昨日ポカポカ陽気の中、陽介が昼寝をしていた同じ屋根。今朝は、霜が降りました。
朝6時頃の気温は、2℃。
しかし、お天気が良かったせいで“放射冷却現象”が起きていたようですね。
霜が降りて、霜柱が立って、つららまで。
寒い中、朝のラジオ体操はちゃんとやりましたから、さすが朝日小屋。

そして、朝6時40分頃 小屋の前のテーブルに
今日の日中は快晴で、気温もぐんぐん上がりました。
朝は手足が悴むくらいの寒さだったのに。
寒暖の差が激しくて、一気に紅葉は進みそうですね。

そして夕照に赤く染まる、朝日平 今日の夕方、5時半頃
朝日岳と朝日平周辺は、一日中お天気が良い日でした。
蓮華温泉からいらっしゃったお客様に「今日は、お天気が良くて」と話しましたら、「蓮華温泉から花園三角点辺りまでは、ずっと雲の中というか、ガスっているような感じでした。上まで登ってきたら、快晴で雲海が素晴らしく気持ちよかったです」とのこと。
夕方の雲海は、本当に素晴らしかったのですが、きっと里の皆さんは「山は、どうしているのかなぁ」と気遣って下さっていることでしょう。
元気にしていますょ、とっても。

今日の朝日岳 夕方4時頃
“お散歩”というか、紅葉の様子その他気になることもありましたので、蓮華温泉方面・吹き上げのコルの下辺りまでと、照葉の池まで行って来ました。
写真を撮る時間が長いので、約6時間余りの“お散歩”。
ゆかり、秋の一日。

朝日岳山頂直下の、「万年雪」
山を歩くのは、気持ちよかった。
小屋の中ばかりは、長くなると、やっぱり大変。
時々、気分転換しなければ。
上の写真は、朝日岳の山頂直下にある「万年雪」。未だ結構ありました。この雪はこの後も消えずに、きっと残るでしょう。

朝日岳山頂から、吹き上げのコルに向けての登山道で
上の写真は、今日のお昼前。
実はこの雪は、9月27日「初雪」の時の雪。未だ消え残っていたのですね。
あの日、朝日小屋周辺では積雪が2〜3cm程ありました。白馬岳や冷池山荘付近、それから立山室堂周辺の積雪とあまり変わらない位降ったのです。朝日小屋前の初雪の積雪としては、それなりの量でした。
でも当日、蓮華温泉からお出でになったお客様が「朝日岳山頂では、10cm近くありましたよ!」と話していらっしゃったのですが、小屋からは確認に行けずじまいのままでしたが、どうもそれも事実のようです。
吹き上げのコル付近で、木道工事をしている方たちも、「朝日岳の山頂より北側では、結構降ったからね、いきなりで本当にビックリしたヨ!!」と話してくれました。
昨日、朝日岳山頂から吹き上げのコルの間には、何箇所も消え残った「初雪」がありました。
上の写真の箇所も、未だ5cm程は残っていて、ビックリしました。
寒いわけですねぇ。

吹き上げのコル付近から、蓮華温泉方面 08.10.2
昨日は、蓮華温泉方面を吹き上げのコル下辺りまでと、栂海新道を照葉の池まで行って来ました。
また昨日は、白馬岳からも蓮華温泉からもお客様があり、用事があって下山していたミゾテも北又から入山。それぞれから、気になる紅葉の情報を収集しました。
それによると、
『紅葉は、今現在標高約2,000m前後で見頃となっています。
また紅葉前線は、この数日の気候で一気に高度を下げているもようで、標高1,700m付近でもすでに樹々の色付きは始まっている様子』
もちろん標高だけでなく、斜面の向き等もありますから、一概には言えませんし、一日の行程のうちでは必ず何処かの場所で、素晴らしい紅葉に出逢えることに違いありません。
朝日小屋の周辺は、今が見頃です。
白馬岳方面は、赤男山の北東斜面が色付いていたのを確認できましたし、小桜ヶ原や水平道の紅葉もすでに始まっています。
蓮華温泉方面は、標高1,753mの花園三角点付近でもすでに紅葉して来ているとの情報。五輪尾根一帯も、ダケカンバやナナカマドの樹々の色付きが一段と進んでいるようです。
北又方面は、夕日ヶ原の紅葉が盛んです。標高1,791mの恵振山周辺でも、すでに樹々が赤や黄色に色付いて来ているとのことです。
栂海新道方面でも、照葉の池周辺はすでに紅葉が始まっています。チングルマの草紅葉も、見事でしたがまだまだこれからしばらく楽しめます。
黒岩平の見事な紅葉は、ちょうど3連休辺りでしょうか。
先月27日の「初雪」は、全体的には、標高2,000m以上での積雪だったようですが、蓮華温泉側では、花園三角点でも積雪が確認されています。
雪に遭ったり霜が付いてしまった樹々や草の中には、やけて枯れたり勢いを無くしてしまったものもあるようで残念ですが、それでも朝日岳周辺一帯では、何処を歩いても、何処かで必ず素晴らしい紅葉に巡り合えるはず。
落ち葉を「カサカサ」と踏みしめながら歩くのも、また風情があって良いですょ。
上の写真は、八兵衛平から五輪山の斜面。光の具合で様子が分かりにくいかもしれませんが、絵の具を散らしたような色合いが、黄・赤・黄緑となかなか鮮やかです。

照葉の池 08.10.2
吹き上げのコルから栂海新道を入って、しばらく行くと照葉の池。
振り返れば、池の右側に、デーンと大きく構える朝日岳。
雲に隠れそうになりながらも、雪倉岳の、これまた威風堂々の姿が立派です。奥に、白馬岳と旭岳。小蓮華岳への稜線も見えています。
本当に、大好きな場所です。

帰路、朝日岳山頂から 雲海が湧いて 08.10.2
夏の間、なかなか小屋の外に出ることがままならず。
小屋の中でうろうろモタモタしていると言いながらも、やはり一日小屋を空けることはできません。
電話番も、私がやっています。ややこしい問い合わせ等も多く、電話番ですら「安全に関わる」大事な仕事です。
去年も行かなかった白馬岳や蓮華温泉へも、今年こそ!と思っていたのですが、あれやこれやナンダカンダで、どうやら小屋閉めまでには実現しそうにありません。残念ですが、来年こそ。
でもでも、やっぱり「山」は良いです。「山の中」が良い。
なんか、幸せだなぁ…。
上の写真は、昨日午後の朝日岳山頂から。
手前には、清水岳の尾根。
左に剱岳。その奥には大日岳。
右には、猫又山、毛勝岳へと続く、剱岳北方稜線の山並み。

タカネバラも実になって 吹き上げのコルの上で 08.10.2
小屋閉めまで、あと2週間を切りました。
例年同じことなのですが、毎日毎日、冷凍ストッカーや食料庫を伺い見る日々となっております(苦笑)。
毎年書いていることなのですが…
とにかく『食料』に関しては、来年まで残していける以外の、特に生鮮食料品と冷凍食品に関しては…
1.無理してでも、「お腹の中に納めるか」
2.ガンバって、「背負って下山するか」
3.涙を呑んで、「捨てていくか」
この3つにひとつ、なのです。
“小さい山小屋”の朝日小屋では、下げ荷のためのヘリコプターは用意できません。
残された日数で、一体何人分の食事の用意が必要なのか…。毎日毎日考える日が続いています。
朝日小屋は、決して「予約制では、ありません!」
が、ぜひ『ご予約を!!』お願いします。
特に、この小屋閉め直前の諸事情をご理解のうえ、日程がなかなか決まらない場合は、前日でも構いませんから、どうかお電話一本掛けて下さい。
もちろん、事情によるキャンセルも可能です。
重ねて、よろしくお願い致します。

朝日平から、水平道方面を見る
今日の午前中。
小屋の前、朝日平から水平道方面を見る。
朝の光が眩しい中で。

朝日平から、山頂方面
同じ時刻、朝日平からの眺め。
ひと晩で、こんなにも様子が違うのかと驚くくらい、色付きが鮮やかに。
今年の紅葉は、なかなか見応えがあります。

これは、私の個人的“日記” メモを書いたり、備忘録みたいなもの
今日のお客様は、7名様。テントのお客様は、ゼロ。
せっかくの土曜日で、これだけお天気も良かったのに、ホント、ちょっと淋しい限りですねぇ。
でも皆様、きっと3連休での山行を楽しみにして、今週は控えていらっしゃるのでしょう、きっと。
明後日あたり少しお天気は崩れるような予報が出ていますが、来週は週の中間日辺りが晴マークも続いて、紅葉もかなり見頃になりそうですね。
その後の3連休も、どうぞ好天が続きますように。
皆様、どうも「週間天気予報」を念入りにチェックされていらっしゃるようで、3連休直前の予報が出始めた今日から、ようやく調整に入られたという方も多いようです。
写真でお伝えしている通り、本当に今年の紅葉は、かなり見応えがあるのではないでしょうか。
夏の間も、夏の終わりも、そして秋に入っても台風の“直撃”が無く、ここに来て、寒暖の差が激しくぐっと気温も下がっているので、色鮮やかな紅葉となっているような気がします。
北アルプスの最北端・朝日岳の紅葉は、とても素敵ですよ。ぜひ足をお運び下さいませ。
上の写真は、私の“日記”。
毎日、誰が来たとか、どんな仕事をしたとか、ああだこうだ…、書いています。
受付に置いてあるのが、目に留まったので、ちょっと写してみました。

幻想 08.10.2
2日前に“お散歩”に出掛けた時に、撮った写真。
雲が湧いたり、消えたり、たなびいたり。
そんな中で、いいな、って思った瞬間。
ズームで撮ってみたら、結構気に入ったから。
紅葉だけじゃないんだょ、って。

今日の水平道方面 朝8時頃
毎日書いているのですが、何だかこの感動、この気持ちを独り占めしておくのが気になって、何とか皆様にお伝えしたく、今日も写真を載せました。
本当に、今年の紅葉は綺麗です。
上の写真は、水平道方面。奥にうっすらと見えているのは、雪倉岳の斜面です。
ズームにしているし、私の“腕”もあるので、ピントは合っていないかもしれませんが、ご容赦下さい。
毎日毎日変化する、秋の朝日岳の様子です。

鮮やかに、チングルマの草紅葉 夕日ヶ原にて
週末の昨日今日と、北又から地元の皆さんが数人上がって来られました。皆さん、3連休は用事があってどうしても来られないからと、それぞれ単独での上山。
話を聞いていると、夕日ヶ原方面の紅葉もかなり進んでいるとのこと。
どうしても自分の目で確かめなくてはと思い、出掛けて来ました。
明日は(今日の夕方から?)雨の予報が出てしまったので、行くなら今日だ!と、午後からふらりと行って来ました。
本当に、夕日ヶ原の紅葉は『今が見頃!!』です。
チングルマその他の草紅葉、そしてナナカマドの赤、ミネカエデの黄、ダケカンバの黄や黄緑、等など、本当に綺麗でした。
明日の雨も、それ程強くはなさそうで、風も伴わないようでしたら、これからしばらくは楽しめそうです。
白馬岳からも蓮華温泉からも大変良いコースで、ネームバリューもありますが、富山県側の北又からのコースも、時間的には一番短いし、富山県内の方々や1泊しか取れない方等には最適です。
またこの後しばらくすると、恵振山が全山燃えるような紅葉で賑わいますし、5合目のブナ平を中心にブナの黄葉が楽しめます。
どうぞ、北又からもお出掛け下さいませ。

夕日ヶ原から振り返る 前朝日岳の紅葉も見事
写真は、難しいです。
デジカメで撮るようになったら、何枚撮ってもいいし、手軽だし、いろいろやってはみているのですが…。
紅葉の写真、ホントはもっと素晴らしいのに…と思うモノばかり。
昨日も曇天で、殆ど光のない中で(その方が良い場合もあるようですが)、自分が見た目のようにそのままに写ってくれれば良いのですが、どうしてどうして、なかなか思うようにはいきませんね。
でも、伝えたい。そう思って、撮っています。
こんな綺麗な山の姿、少しの人数の人たちにしか見てもらえない(!?)のは、少し残念ですね。それが、朝日岳なのでしょうけど。

夕日ヶ原方向、奥には恵振山(1,791m)
お伝えしているように、北又方面は、夕日ヶ原の紅葉が見頃です。
しかしこの数日、紅葉前線は一気に下降をしているようで、上の写真でもお判りかと思いますが、すでに恵振山山頂付近の紅葉も始まっているようですね。
昨日上山して今日下山した関係者によると、ひと晩で山の様子が変わっていたと驚いていました。
また今日入山の関係者の話では、恵振山も標高1,600m付近からボチボチと樹々の色付きも始まっていたとのこと。
毎年毎年、花の咲き初めといい紅葉の始まりといい、同じということは全くないのですが、今年の紅葉の『見事さ・綺麗さ』とともに紅葉前線の下降の早さには、少し驚かされています。
明日の雨の後も、一気に紅葉は進むのでしょうか。
明日からの平日、それから3連休のお天気が気になるところです。

ナナカマド こちらは少し色付き始めて、これからが見頃 夕日ヶ原にて
同じ道を歩いていても、同じくらいの標高の場所を登ったり降りたりしていても、色付いている樹々もあれば、“準備中”だったり、未だ緑のままだったり。
北アルプスの山であれば、標高差でいくと1,000mと言わず、1,500m以上も登らなければいけない山もあるはずです。
そんな中で、歩き出しから山頂まで「ずっと、何処も、全部紅葉していました」ということは、あるはずがないわけ…です。
標高の高い所ではもしかしたら紅葉の見頃は過ぎて、落ち葉を踏みしめて歩くことになるかもしれません。
ある場所では、見事な紅葉が登山者を楽しませてくれるかも。
そして歩き出しは、色も変わっていないような常緑樹の林の中かもしれません。
「紅葉が良かった!」と言っても、いろいろ。
『山全体』の雰囲気を楽しめるような、出来ることなら、そんな素敵な“感性”をお持ちになって山を歩いて頂けたらと思うこの頃です。

とっても美味しかった、ティラミス
昨日、堀ちゃんが1泊で小屋に来てくれました。
“堀シェフ”と呼ばれるくらいあって、相変わらず私たちに美味しいものを作って、喜ばせてくれました。「おやじギャグ」も連発だったけど(苦笑)。
今日の10時のおやつは、堀シェフ手作りの「ティラミス」。
これがまた、手が込んでいるから、若い子たちもビックリ!!
ティラミスは家で作って、壊さないようにザックに入れて背負って来てくれました。
そして小屋で、得意のトッピング。
朝日岳、朝日小屋、モミジを散らして、キツネさんまで登場(来年はライチョウにしてと、お願いしました)。
『Last 7days』 の文字。
ちょっと淋しいけど、ガンバリマス!!!

多分今シーズン最後の、「たこ焼きパーティー」
悲しいことに、今日はお客様ゼロ。
でも、ヒダさんが「私連休に来れないし、何かすることなぁい?」とお手伝いに来てくれました。
夜は、たこ焼きパーティー。お客様がいらっしゃらないので淋しいけれど、たまにはこんな日もなくては。(毎日では、とっても困るけど)
小屋閉めまで、秒読みに入った、朝日小屋です。

里でのようなワケにいかないから、作業は大変 08.10.2
現在、蓮華温泉方面の「吹き上げのコルから五輪の森入り口」までの区間で、木道の付け替えと登山道の補修工事をしています。
以前から、「ぬかるんでいる」「木道が傾いていたり、折れている」「木道が、まるで“シーソー”のようになって、危ない」などの声がありましたが、今回の工事で、かなり改善されることと期待しています。
9月下旬から工事をされていますが、作業の途中で初雪が降ったり、連日霜が降りたり、かなり気温が下がっているので、作業をしている皆さんも大変だと思いますが頑張っておられます。
もし朝日岳への入下山の途中で、作業をしている皆さんに会われたら、ぜひ声を掛けてあげて下さいね。
今週いっぱいで、工事完了予定だということです。

ぬかるみの道に、木道が 08.10.2
蓮華温泉と朝日岳を結ぶコースは、私も大好きな道です。
以前にも書きましたが、とても変化に富んだコースで、少し時間の掛かる長いルートだということさえ理解して、ちょっと覚悟すれば、本当に楽しいと思います。
でも、ぬかるんでいたり、雨の時は大変だという声も時々お聞きします。確かにそうかもしれません。
でもでもこのコース、ホントに高山植物が豊富です。もちろん紅葉も!!!
そして、何より『水』のたくさんあるコースなのです。いたるところに、沢あり、湧き水あり。
『水』があるから、高山植物が豊富で、その種類も多いということが言えるようです。
水が出ているから、ぬかるんでしまうということもあるでしょう。
良いことは二つありません。仕方がないことです。
この『水』が、そして水が咲かせてくれる『花たち』が、このコースの持ち味なんだと。
…そう思って、歩いて頂けたら。

木道工事担当、新潟県の羽吹組の皆さん 08.9.22
蓮華温泉方面の木道工事は、新潟県側の工事なので、新潟の業者さんが施工に入っておられます。
若い、それも20歳代の子たちが、連日頑張っています。
写真は、9月22日。
ヘリコプターで先に上山して来たのは良かったけれど、資材の荷揚げの時間帯になったら急に天候が崩れてしまい、やむなく朝日小屋まで来て2泊していきました。
礼儀正しく、溌溂としていて、気持ちの良いみんなでした。

まるで、「稚児車」 夕日ヶ原にて 08.10.5
夕日ヶ原まで、ゆっくり歩きました。
「本当に、綺麗!」とか、「もうちょっと、光がほしいなぁ」とか。
何だか、子どものように、ドキドキわくわくして、何度も何度も立ち止まりながら目的地まで。
ゆっくり歩くので、いつもは見逃してしまいそうな光景や、通り過ぎてしまいそうな小さな花たち、そんなものに目が留まります。
季節の移ろいに、自然と気持ちが向きます。
許されるものなら、ゆっくり歩きたいですね。
だから、この時季でも「朝日小屋・連泊」がおススメ。
お花の頃だけじゃなく、今だからこそ。

いい気になって、ちょっとポーズ! photo by ガリ 08.10.5
7月のヘリ荷揚げで上山して来てから、そろそろ3ヶ月。
髪を切ったのは、いつだったか覚えていない。6月の小屋開け直前だったか、それとも7月の一時下山の時だったか。
とにかく、髪を切りたいデス!
スッキリした〜い!
今、一番したいこと。
何も考えずに、ぐっすり眠ること。
それから、髪を切りたい。
上の写真は昨日、夕日ヶ原へ出掛けるのに、久し振りに赤い長靴を履いたら(いつもは、違う暗い色のを履く)、「ゆかりさん、赤い長靴可愛いですね。似合っていますょ」とバイトのみんなに声を掛けられて、気取ってポーズの瞬間。

白く並んだシラタマノキと、ゴゼンタチバナの赤い実 前朝日岳の巻き道 08.10.5
ついこの間まで、「まだまだ夏のお花が、とっても綺麗ですょ!」とばかり書いていたと思っていたら、もう小屋閉めまで1週間余りとなってしまいました。
今年のシーズン、4ヶ月間が長かったか、短かったか。
どっちかな…。
季節の移ろいの中で、小屋開けの頃、残雪の頃、満開のお花の頃、等など、思い出しています。

ダケカンバの黄葉も、とても素敵です… 前朝日岳の巻き道で 08.10.5
今シーズンのお泊りは、12日(日)までです。
そして連休は、今シーズン最後を記念して「大感謝祭!」が待っています。
「シーズン、本当に有難うございました!」という感謝の気持ちを込めて、お客様も常連さんも、アルバイトも私も、みんなで夕食を食べてワイワイやりましょうということで。
ぜひ、朝日小屋にお出掛け下さいませ。

朝日岳の北西斜面の様子 小屋の裏手から
小屋の裏手から眺める、朝日岳の北西斜面。
こちらも紅葉は、今しばらくが盛りです。
本当に綺麗です。

朝日平から見る、今日の水平道方面 夕方4時頃
昨日夕方まで降った雨の影響が心配された紅葉でしたが、あまり強い風を伴わなかったことが幸いしたのでしょうか、あまり大雨でなかったことも良かったのでしょうか、とにかく朝日岳周辺の紅葉の様子は、雨上がりで一段と鮮やかになったほどです。
水平道方面も、一昨日まで黄緑色が濃かったような気がしていましたが、今日見せてくれた紅葉は、数日前より黄色味が増したような雰囲気。
まだまだ見頃の、水平道方面の紅葉です。

左から、陽介・ガリ・カズブー 3人は、お出掛け ミゾテは私とお留守番
陽介、ガリ、カズブーの3人は、今日朝の仕事が終わってから、白馬岳へと「研修」に出掛けて行きました。
ミゾテは、私とお留守番です。
シーズン最終盤で登山道の様子を点検し、気になっている雪倉岳避難小屋の様子を確認したり、また避難小屋にあるであろう「ゴミ」を回収し、掃除をしたり。
そんな役目も“社長”から仰せつかりながら、でもやっぱり「ピクニック」です。楽しそうに出発しました。
今夜は、ミゾテと私、そしてガリの弟さんが遊びにやって来て、3人でワイワイと過ごしています。
お客様は、連泊の方1名様と、蓮華温泉からの1名様、計2名様。
毎日毎日ラストスパートしつつ、小屋閉めまであとしばらくとなった中での、少しの“一服”かな…。

三国境付近から、鉢ヶ岳・雪倉岳・朝日岳方面を見る 08.10.8 photo by ガリ
昨日から1泊で白馬岳に「研修」に出掛けていた3人が、お昼過ぎに戻って来ました。
感想は、「ゆかりさん、紅葉が素晴らしかったデス。水平道から雪倉岳にかけては、最高でした!」とのこと。
若い子たちが感嘆の声をあげるほど、今年の紅葉はいつになく素晴らしいようです。
お天気も良く、剱岳や遠く槍ヶ岳までみえたそうで、意気揚々と戻って来た3人。
さぁ、小屋閉めまで、ガンバってね!!!

水平道の様子 08.10.7 photo by ガリ
3ヶ月前は、未だベッタリと雪が残っていた、水平道のV字の沢状になっている箇所。
残雪が融けた後は、高山植物が見事に咲き乱れる場所です。
今は、赤や緑や黄色の色とりどりの樹々たちに囲まれて、秋の深まりを感じさせてくれています。

今日の、朝日平
今日は、蓮華温泉からと北又からのお客様が8名様。平日にしては、多いほう…(!?)
皆様が異口同音におっしゃるのは、「こんなに素晴らしい紅葉なのに、お客様が少ないですねぇ。ホント、もったいない!」
私も、本当にそう思います。
でも朝日岳と朝日小屋は、「長いコース」「遠い山小屋」の部類に入ってしまったようで(!)、今の中高年の登山者の皆さんには、ちょっとの『勇気』と頑張る『力』が必要のようですね。
でもでも、今頃の日の出は朝5時半過ぎ。明るくなって夜明けとともに出発されたら、余程のことがない限り充分に小屋に到着できるのです。
秋になって、日の出が遅くなり日の入りが早くなって、行動時間が短くなっていますから、無理は禁物ですが、それでも夏に比べたら暑さがない分、皆さん軽快に登っておいでになっています。
小屋閉めまでは、11日の土曜日に少し雨マークが出ていますが、それ以外は晴マークが続いています。
どうぞ、お待ちしております。

小屋の前から、“バンザイの丘”を見る
今日のお客様は、「リピーター」の方が何組もいらっしゃいます。
昨年も、同時期にお出での方たちも。
また、9月に白馬岳から北又を娘さんと一緒に歩かれた女性の方が、今度はご夫婦で北又から蓮華温泉のコースを選んでお出で下さいました。
「何度来ても、良いところですね」の声が、本当に嬉しく有難いことです。

今朝の雲 朝、6時40分頃
明日、水平道を歩いて来ようかな…。

ウラジロナナカマドが、色鮮やか 小屋の裏手から
今年の紅葉は、台風などの影響がなく、葉が擦れていないので、特に樹々の紅葉が鮮やかです。
中でも、ナナカマドは本当に色が綺麗です。
上の写真で、白っぽく見えているのは“葉の裏側”。「ウラジロナナカマド」の名の通り、葉の裏は表と色が違うのです。

今日の夕食 久し振りの再会に、乾杯!!
9月末に、短期アルバイトに来てくれていたゆう子さんが下山して以来、「男だらけ!」の朝日小屋になって早や40日…。
何だか、「敵」の中にひとり「捕虜」になっているようで、実は落ち着かなかった私。ホント。
今日、小屋閉めの手伝いにジャスミンが上山して来てくれました。この後、15日の小屋閉め下山日まで、働いてくれることになっています。
あぁ、やっと「男だらけ!」からの脱出だァ!!
…長かったなあ、ホントに。
ナンダカンダ、かなりホッとしている、今日の“社長”でぇす(微笑)。

思わず笑ってしまった、ミゾテの格好
小屋閉めを控えて、シーツの洗濯も佳境に入ってきました。
昨日今日と、お客様の各部屋のシーツ洗濯をほぼ終えて、今日の夕方にはアルバイト部屋のシーツも洗濯へ。
「ねぇ、あんたたちの部屋のシーツ、外して持って来てよ。洗うから」
「は〜い」
そして現れたミゾテ、その格好を見て思わず笑ってしまいました。
行商のオバサン?
その大きな荷物の中味は??
そして…

これじゃあ、「泥棒」でしょう!!
再び現れたミゾテの格好は。。。怪しい。。。
頬かむりをして来た姿は、「泥棒」か。。。
思わず、大笑い!!
もちろん背中の荷物、中味は「シーツ」です。

7日、午後4時10分頃
上の写真は、7日の夕方。
ガスがたなびいている中での撮影でしたが、とにかく綺麗です。
これは、私個人の感想なのですが…
朝日岳周辺の紅葉は、とても「やさしい」紅葉だと思います。
色使いといい、バランスといい、何とも言えない「やさしさ」が、山全体に漂っているように思っています。
草紅葉が、配置良く下方を染め上げて。
樹々の紅葉が、絵の具を散らしたように、バランスよく配色されて。
常緑樹の緑が、一段と鮮やかに際立っていて。
赤や黄色がただ目立って、「どうだ、いい色だろう!?ン、どうだ、どうだ!?」…お互いが、そんな風な強引な主張をしていないような気がします。
私は、お客様にお話をする時、「朝日岳周辺の紅葉は、とってもやさしい紅葉のような気がするんです」と説明させて頂いています。
私は、この山が大好きです。

8日、午後4時48分頃
今日蓮華温泉からいらしたお客様たち、とにかく紅葉の素晴らしさを“絶賛”です。
「立ち止まって、動けなくなりました!」
「こんな見事な紅葉は、今まで見たことがありません!」
そして今日の地元テレビ局のニュースで、立山の紅葉の話題を取り上げていました。
今年は、北アルプスのいろいろな場所で見事な紅葉が登山者の目を楽しませてくれているようですが、立山でも「10年に一度」の素晴らしい紅葉だということがニュースになっていました。
本当に、朝日岳周辺でも、同じように見事な紅葉だと思います。
今日も、大蓮華山保勝会の役員の方と話していたのですが、何年に一度はそんな年があるのだとか。
実は、私が管理人になって8年目になりますが、私もこれ程見事な紅葉に出会ったのは記憶にありません。
これまでの日記を見ても、こんなに毎日毎日紅葉の話題を載せている年はありません。
とにかく、日々変化する山の様子を写真に撮りたいし、皆様にお伝えしたくて、書かずにはおれないのですから…。
寒暖の差が激しく、台風の影響もなく、本当に見事な紅葉。
上の写真は、意識して撮ったわけではなかったのですが、偶然7日と同じような場所からの写真となりました。
昨日の一枚は、ガスの中の幻想的な写真。
そしてこれは、夕暮れ時の僅かな時間帯の中で、写真の上方に夕陽が当った瞬間です。
どちらも、感動的でした。
朝の光の中も、素敵。
日中の、鮮やかな光線の中も、また素敵。
ぼんやりとしたガスの中も、少し淋しい夕暮れも、また素敵。
もしかして『10年に一度』の紅葉、朝日岳にいらっしゃらないのは、もったいないかも…。

ちょっとの時間でも、眠りたいのが“若者” 朝10時の一服に
今日の、ガリ。
下山まで、片手で数えれるくらいになりました。
シーズン中、ずっと厨房を担当してくれたガリ。
疲れも溜まっているのでしょう、あと少し頑張って…。
早朝から起きているので、眠い眠い。

ミヤマリンドウ 小屋の周りで 08.10.8
紅葉が盛りの今、負けじと元気に咲いているのは、ミヤマリンドウ。小屋の周りや登山道脇で、可憐な姿を見せてくれています。
チングルマの草紅葉の中で、その鮮やかな色がひと際目立ちます。

営業最後の日、朝焼け この山並みを見るのも、あとわずか
今シーズンのお泊りは、今日12日が最後です。
その朝は、朝焼けで迎えました。
早朝5時の気温は、0℃。
白馬岳の朝5時は、−2℃だったようです。
ラスト、頑張ります!!!

氷が張って 朝9時半頃
ドラム缶の上に、氷が張っていました。
小屋閉めの手伝いに来てくれたピエールが、見せてくれました。
快晴の今日でしたが、山の上ではそろそろ秋も終わりに近付いて。

乾杯の音頭は、保勝会副会長・蓬澤太門さん
今シーズンも、朝日小屋を可愛がってくださって、本当に有難うございました。
この後も、しばらくはお天気の良い日が続きそうですね。小屋閉め作業も、順調に進みそうです。
明日13日の午前中には、BANちゃんの手で、無線LANの装置が撤去される予定なので、最後の様子はお伝えできないのが残念です。
昨晩はお泊り最終日でしたが、お客様はじめ大勢の関係者の皆さんも集ってくれて、「大感謝祭!」。楽しく最後の夜を過ごすことが出来ました。
上の写真は、乾杯の様子。音頭は、大蓮華山保勝会副会長の蓬沢太門さん。

来シーズン、また朝日小屋でお逢いしましょう!!!
現在、朝の9時。皆さんに手伝って頂いて、小屋閉め作業が順調に進んでいます。
各部屋の畳が上がりました。
この後は、雪囲いの作業が始まります。
今シーズン、朝日小屋から最後の日記になりました。
本当に、本当に有難うございました。
来シーズンも、どうぞよろしくお願い致します。
この後は、15日の午前中に下山を開始します。また里に戻ったら日記を書きます。
本当に、有難うございました。
では!!!

もうすぐ下山開始、閉じられた小屋の前で 08.10.15
15日、今シーズンの小屋での仕事を全て終えて、来年の営業まで朝日小屋を閉め、関係者12名が無事に下山して来ました。
4ヶ月間、長かったようで、下りて来てみれば短かったような気もします。
登山者の皆様はもちろんのこと、大蓮華山保勝会や関係官公庁、山岳警備隊や遭対協、その他協力してくださった関係者の皆様をはじめ、多くの皆々様の励ましと力添えのお陰で、無事にシーズンを終了することが出来たのだと思います。
この後は、何だかんだとスケジュールも立て込んでおりますが、また次回に向けてエネルギーを蓄積出来るよう努めるつもりで居ります。
オフシーズンも、シーズン中には書けなかったことや近況報告など、頑張って日記を書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

最後の板を入れて、しっかり戸締り “助っ人”板さんと“番頭さん”のミゾテ 08.10.15
15日は、例によって皆さんに集ってもらって「打ち上げ」。笹川の連絡所に大勢集合しました。
夜中まで飲む子、かと思えば、朝までずっと飲んでいたあの子たち、翌日の昼まで飲んでいたスゴイ子たちも。
シーズン中は、いつもいつも気が張っていたから、里では“無礼講”(!?)…。
16日は、アルバイトのみんなと外食をして、17日の朝に2名がそれぞれへ。18日の朝にようやく全員が各地に散って、解散となりました。
シーズンを共に乗り越えた仲間たち。
また、きっと逢いましょう。それまで元気で!!!

08年10月15日、午前10時40分過ぎの、朝日平 朝日小屋と管理センター
やっぱり、あっという間。
気が付いたら、4ヶ月間が終わっていたという感じ。
今シーズンは、上手くやれたのだろうか。
この後、来シーズンが始まるまで、8ヶ月かけて検証する日々かな…。

初雪山山頂にて 08.10.19 photo by 自動
小屋から下山の余韻も覚めやらぬ先週末の18〜19日、遭対協の秋季訓練で、初雪山へ。
初雪山へは、残雪期に大平(だいら)や大地(おおち)から何度も登っていますが、無雪期の登頂は私自身初めてです。
途中は素晴らしい秋の景色に魅了されながらも、「ヤブ漕ぎ」あり、「懸垂下降」あり、「沢」ありの、なかなか手応えの有る有意義な訓練となりました。
少々疲れましたが、本当に行って良かった秋の訓練でした。

初雪山山頂付近から、白金の頭(しろがねのずこ)方向を見る 08.10.19
朝日岳方面遭対協として、この秋の訓練は、朝日岳周辺の、特に沢の地理・地形の把握が主な目的のひとつでした。
今回の訓練のルートは、
・18日
越道峠〜奥平〜白金の頭(東谷の頭)〜吹沢谷と相又谷の出合でテント泊
・19日
出合出発〜初雪山往復〜デンボノオボネ付近〜デンボの谷とジャッケッ谷との間の尾根を忠実に下降〜相又谷
というコースでした。
越道峠から初雪山までは約7キロの道のりです。片道でも約6時間は掛かるでしょう。
もし、このルートで入山しようということであれば、確実に関係機関に問い合わせされる必要がありますので、その点をお忘れなきよう、よろしくお願い致します。

沢の合流地点 右、ジャッケッ谷 左、デンボの谷 08.10.19
訓練の2日間、かなり“ガンバリマシタ!!”。
でも、とても充実した訓練でした。
山の中から下りても、また山の中。
でも、お客様のお相手をするでなく、アルバイトのみんなのことを考えるでなく、一日のサイクルや時間を気にすることもなく。
違った意味で、清清しく、気持ち良いです。