朝日岳植物図鑑
カンチコウゾリナ 【キク科】

撮影:© かずき
別名、タカネコウゾリナ。北海道や中部地方以北の高山の陽光砂礫地、荒地に広く生える高さ約30cmの多年草。茎や葉に黒っぽい剛毛が多い。茎葉は長さ4〜15cmの倒披針形で、下部の葉は基部が細く葉柄状になるが、上部の葉は無柄。頭花はまばらな散房状につき、黄色で直径2.5〜3.0cm。総苞は黒緑色で長さ1.2〜1.4cmの筒状鐘形である。和名のカンチは寒地であり、コウゾリナは茎や葉の剛毛は人の皮膚にふれるとひっかかるから、これを剃刀に見立て、カミソリ菜の意味のコウゾリナと名付けた。花期は7〜8月。(解説:蓬沢正二)
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