管理人からご挨拶
2016-04-28
皆様、こんにちは。
朝日小屋管理人の、清水ゆかりです。
今日は、朝日小屋のホームページをご覧いただき、有難うございます。
朝日岳は、北アルプスの最北端に位置します。
三国境を越えて朝日岳に向かうと、パタッと人がいなくなりますね、とは良く言われます。
朝日小屋には、北又~、白馬岳~、蓮華温泉~、栂海新道・親不知~と、いくつものコースを辿っておいでになることが可能ですが、どこから来られても、朝日小屋へは遠く長い行程となります。
そんな、どちらかといえば「知る人ぞ知る、朝日岳」においでになる計画を立てていらっしゃる皆様は、あちこち登っておられる熟練の山ヤさんでしょうか、それとも未だ山を始めたばかりだけど力みなぎるフレッシュな方でしょうか。
朝日岳では、残雪の初夏から盛夏の頃には、百花繚乱のお花が咲き誇る花畑の中を、そして稜線歩きあり、沢あり、樹林帯あり、池塘ありの変化に富んだ山中を歩く、素晴らしい山歩きが楽しめます。
また、初秋から小屋閉め間近かの10月までは、秋を彩るたくさんの花たちを楽しみながら、また見事な錦秋の山々を眺めながら、そして晩秋の静かな山歩きを楽しんで頂くことが出来ます。
- 3,000m級の白馬岳から、栂海新道を通り海抜0mの親不知までを繋げるのは、忘れられないメモリアルな旅となります。
- 朝日小屋に連泊して、お弁当と雨具だけを持って、ゆっくり「山の中にいる時間」を楽しみに出掛けるのも、良いでしょう。
- 蓮華温泉~白馬岳~朝日岳をぐるっと廻るコースでは、2泊3日での「お花三昧の旅」が楽しめます。
- 富山県側の北又に下りて、小川温泉で入浴し北陸新幹線で早々と帰京するもよし。富山県朝日町の海辺の宿で、ゆっくりもう1泊して日本海の魚をたっぷり堪能するのはどうでしょう。
皆様が、朝日岳を巡る山旅を、楽しく、そして事故なく安全に完歩していただくため、朝日小屋では、私たちが山小屋で皆さんに手助け出来ることは何だろう、といつも考えながら仕事をさせて頂いております。
このホームページの各項を読んで頂ければ、朝日岳縦走の注意点や、朝日小屋宿泊の諸々など、いろいろ参考になる情報を得て頂くことが出来ると思います。
皆様が楽しく安全に、心に残る山旅を計画されるために、少しでもお役に立てれば幸いです。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/info/goaisatsu.html