今日は、実は“お散歩”に
2008-10-02
“お散歩”というか、紅葉の様子その他気になることもありましたので、蓮華温泉方面・吹き上げのコルの下辺りまでと、照葉の池まで行って来ました。
写真を撮る時間が長いので、約6時間余りの“お散歩”。
ゆかり、秋の一日。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2008/10/d20081003c.html
2008-10-02
“お散歩”というか、紅葉の様子その他気になることもありましたので、蓮華温泉方面・吹き上げのコルの下辺りまでと、照葉の池まで行って来ました。
写真を撮る時間が長いので、約6時間余りの“お散歩”。
ゆかり、秋の一日。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2008/10/d20081003c.html
2008-10-02
山を歩くのは、気持ちよかった。
小屋の中ばかりは、長くなると、やっぱり大変。
時々、気分転換しなければ。
上の写真は、朝日岳の山頂直下にある「万年雪」。未だ結構ありました。この雪はこの後も消えずに、きっと残るでしょう。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2008/10/d20081003d.html
2008-10-02
上の写真は、今日のお昼前。
実はこの雪は、9月27日「初雪」の時の雪。未だ消え残っていたのですね。
あの日、朝日小屋周辺では積雪が2〜3cm程ありました。白馬岳や冷池山荘付近、それから立山室堂周辺の積雪とあまり変わらない位降ったのです。朝日小屋前の初雪の積雪としては、それなりの量でした。
でも当日、蓮華温泉からお出でになったお客様が「朝日岳山頂では、10cm近くありましたよ!」と話していらっしゃったのですが、小屋からは確認に行けずじまいのままでしたが、どうもそれも事実のようです。
吹き上げのコル付近で、木道工事をしている方たちも、「朝日岳の山頂より北側では、結構降ったからね、いきなりで本当にビックリしたヨ!!」と話してくれました。
昨日、朝日岳山頂から吹き上げのコルの間には、何箇所も消え残った「初雪」がありました。
上の写真の箇所も、未だ5cm程は残っていて、ビックリしました。
寒いわけですねぇ。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2008/10/d20081003e.html
2008-10-03
昨日は、蓮華温泉方面を吹き上げのコル下辺りまでと、栂海新道を照葉の池まで行って来ました。
また昨日は、白馬岳からも蓮華温泉からもお客様があり、用事があって下山していたミゾテも北又から入山。それぞれから、気になる紅葉の情報を収集しました。
それによると、
『紅葉は、今現在標高約2,000m前後で見頃となっています。
また紅葉前線は、この数日の気候で一気に高度を下げているもようで、標高1,700m付近でもすでに樹々の色付きは始まっている様子』
もちろん標高だけでなく、斜面の向き等もありますから、一概には言えませんし、一日の行程のうちでは必ず何処かの場所で、素晴らしい紅葉に出逢えることに違いありません。
朝日小屋の周辺は、今が見頃です。
白馬岳方面は、赤男山の北東斜面が色付いていたのを確認できましたし、小桜ヶ原や水平道の紅葉もすでに始まっています。
蓮華温泉方面は、標高1,753mの花園三角点付近でもすでに紅葉して来ているとの情報。五輪尾根一帯も、ダケカンバやナナカマドの樹々の色付きが一段と進んでいるようです。
北又方面は、夕日ヶ原の紅葉が盛んです。標高1,791mの恵振山周辺でも、すでに樹々が赤や黄色に色付いて来ているとのことです。
栂海新道方面でも、照葉の池周辺はすでに紅葉が始まっています。チングルマの草紅葉も、見事でしたがまだまだこれからしばらく楽しめます。
黒岩平の見事な紅葉は、ちょうど3連休辺りでしょうか。
先月27日の「初雪」は、全体的には、標高2,000m以上での積雪だったようですが、蓮華温泉側では、花園三角点でも積雪が確認されています。
雪に遭ったり霜が付いてしまった樹々や草の中には、やけて枯れたり勢いを無くしてしまったものもあるようで残念ですが、それでも朝日岳周辺一帯では、何処を歩いても、何処かで必ず素晴らしい紅葉に巡り合えるはず。
落ち葉を「カサカサ」と踏みしめながら歩くのも、また風情があって良いですょ。
上の写真は、八兵衛平から五輪山の斜面。光の具合で様子が分かりにくいかもしれませんが、絵の具を散らしたような色合いが、黄・赤・黄緑となかなか鮮やかです。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2008/10/d20081003f.html
2008-10-03
吹き上げのコルから栂海新道を入って、しばらく行くと照葉の池。
振り返れば、池の右側に、デーンと大きく構える朝日岳。
雲に隠れそうになりながらも、雪倉岳の、これまた威風堂々の姿が立派です。奥に、白馬岳と旭岳。小蓮華岳への稜線も見えています。
本当に、大好きな場所です。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2008/10/d20081003g.html
2008-10-03
夏の間、なかなか小屋の外に出ることがままならず。
小屋の中でうろうろモタモタしていると言いながらも、やはり一日小屋を空けることはできません。
電話番も、私がやっています。ややこしい問い合わせ等も多く、電話番ですら「安全に関わる」大事な仕事です。
去年も行かなかった白馬岳や蓮華温泉へも、今年こそ!と思っていたのですが、あれやこれやナンダカンダで、どうやら小屋閉めまでには実現しそうにありません。残念ですが、来年こそ。
でもでも、やっぱり「山」は良いです。「山の中」が良い。
なんか、幸せだなぁ…。
上の写真は、昨日午後の朝日岳山頂から。
手前には、清水岳の尾根。
左に剱岳。その奥には大日岳。
右には、猫又山、毛勝岳へと続く、剱岳北方稜線の山並み。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2008/10/d20081003h.html
2008-10-03
小屋閉めまで、あと2週間を切りました。
例年同じことなのですが、毎日毎日、冷凍ストッカーや食料庫を伺い見る日々となっております(苦笑)。
毎年書いていることなのですが…
とにかく『食料』に関しては、来年まで残していける以外の、特に生鮮食料品と冷凍食品に関しては…
1.無理してでも、「お腹の中に納めるか」
2.ガンバって、「背負って下山するか」
3.涙を呑んで、「捨てていくか」
この3つにひとつ、なのです。
“小さい山小屋”の朝日小屋では、下げ荷のためのヘリコプターは用意できません。
残された日数で、一体何人分の食事の用意が必要なのか…。毎日毎日考える日が続いています。
朝日小屋は、決して「予約制では、ありません!」
が、ぜひ『ご予約を!!』お願いします。
特に、この小屋閉め直前の諸事情をご理解のうえ、日程がなかなか決まらない場合は、前日でも構いませんから、どうかお電話一本掛けて下さい。
もちろん、事情によるキャンセルも可能です。
重ねて、よろしくお願い致します。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2008/10/d20081003i.html
2008-10-04
今日の午前中。
小屋の前、朝日平から水平道方面を見る。
朝の光が眩しい中で。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2008/10/d20081004a.html