北アルプス 朝日小屋

朝日小屋 TEL 080-2962-4639(衛星電話)
北又小屋 TEL 0765-84-8809
開設期間外 朝日小屋連絡所
 〒939-0711 富山県下新川郡朝日町笹川 清水ゆかり
 TEL & FAX 0765-83-2318

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来年も、もっと山へ行きた〜い!!

2002-12-31

朝日岳、山頂への道   02.6.17

 朝日岳、山頂への道   02.6.17

 管理人1年目の昨年、何やら『山』に目覚めた私。
 どうしたわけか(ン?)山へ行きたくて行きたくて(笑)、2年目の今年は春からあっちの山・こっちの山をかなりウロウロしました。
 
 1月には、救助隊の訓練に付いて雪の南保富士へ行きました。まさか自分が雪のある山へ登ろうとは…。
 3月初めには負釣山へ。残念ながら頂上直下での撤退はありましたが、初春の陽射しがこんなにも気持ちいいとは思いませんでした。
 3月末には白鳥山へ。みんなでワイワイ白鳥小屋で食べたご馳走とともに、春山の魅力に魅せられてしまいました。
 4月中旬に登った初雪山。雪面の急斜面を登り少しのヤブこぎも経験して、山の厳しさにも少し触れました。朝日岳を間近かに見て感激し、早く小屋へ行きたいと強く思いました。
 4月下旬には、犬ヶ岳・栂海山荘の小屋開けに参加。足を延ばして黒岩平まで行き、このまま朝日小屋まで行ってみたいと、本当に思いました。
 5月の連休に、室堂山荘の妹の所でお手伝い。その時に剱御前小屋(泊)まで行って来ました。朝焼けに染まる剱岳の勇姿に言葉もありませんでした。
 
 6月16日、小屋開け。「帰って来たんだ…」それからは夢中で過ごした4ヶ月でした。
 
 9月上旬。少しヒマになった朝日小屋、休暇を取り大日岳へ登って来ました(泊)。朝日岳を下りた翌日の山行で少し疲れもありましたが、ランプの燈る大日小屋でのひと時が心に残ります。
 大日岳から下山した翌日に蓮華温泉(泊)から入山、山麓道を通って雪倉岳(避難小屋泊)〜朝日小屋に戻って来ました。静かな山歩きでした。
 9月下旬。朝日小屋から雪倉岳を越えて白馬岳(泊)までを往復。苦手だと思っていた“登り”に対して、そして自分自身の山に対する見方や捉え方にも少し変化があったように思います。
 
 10月16日、小屋閉め。何だかとっても淋しくて…。

 10月下旬、薬師岳・太郎平小屋まで。雪もちらつきました。そして晴れ上がった青空の中に浮かぶ冠雪の北アルプスの山々。初冬の山の厳しさ、そして素晴らしさ。
 10月末。初めて行った上高地。そして膝から腰上まで積もった雪の中を、生まれて初めてのラッセルをして辿り着いた徳本峠小屋。青空にすっくと聳える穂高連峰・常念山脈、「登ってみたいなぁ」と思ったから不思議…。
 11月下旬、今年最後の山は負釣山でした。7合目から見た朝日岳、そして朝日小屋の屋根が見えてまたまた感激。「早く来年の小屋開けにならないかなぁ」そう思いました。

 来年も、もっともっと『山』へ登りたいと思います。