北アルプス 朝日小屋

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朝日小屋の新しいお土産品に…『栂海新道』

2002-05-27

『青海銘菓・栂海新道』の外箱包み紙やしおりなど
     「栂海新道」の文字は、さわがに山岳会・小野 健さんの筆による

 山小屋で販売しているお土産といえば…という記事をどこかの雑誌で見かけたような気がしますが、どこの山小屋でも定番として売っているのはオリジナルのバッチやバンダナ、Tシャツ、絵葉書、テレフォンカード、キーホルダー…etcでしょうか。
 山でのお土産というと、記念品としての価値ももちろんですが、その条件としては軽くてかさ張らなくて持ち帰り可能、そして手頃なお値段が求められますネ。
 うちの小屋でも、朝日小屋でしか買えないお土産をということで、最近注目を集める自然写真家の増村征夫さん撮影のポストカードをはじめ、オリジナルのバッチ、昨年初めて作製し爆発的な人気で途中売切れてしまったバンダナなどを揃えています。
 そして今年、朝日小屋の新しいお土産として仲間入りが決まったのが、『青海銘菓・栂海新道』。
 何度かこの日記にも登場してくださった「ひとみさん」、彼女はカタクリクラブに所属しさわがに山岳会の小野 健さん達と一緒に良く山を歩かれるのですが、実は新潟県青海町の駅前にある「長野屋」さんというお菓子屋さんの奥様なんです。
 そのひとみさんから、最初に「栂海新道」というお菓子を戴いたのは、昨秋に彼女が朝日小屋にいらした時。お店で息子さんが作っていらっしゃるというケーキやクッキーと一緒に、ご主人自慢のその品をわざわざお土産に担いで来てくださいました。私の大好きな“つぶ餡の抹茶きんつば”だったこともあり、甘過ぎないその素朴で上品な味わいは一度で私のお気に入りになってしまいました。(先日は、亡父の法要の引き菓子としても出させていただきました)
 昨年管理人になってから、何度か白鳥山へ登ったり、また小野 健さんと犬ヶ岳までもご一緒したりするうちに、栂海新道がすごく自分の身近に感じられるようになりました。そして多くの登山者の皆さんが「アルプスと日本海を繋ぐ」このルートに魅力を感じていらっしゃることを知り、小屋開けが近付いて来て今年の事をいろいろ考えているうちに、「このお菓子を、ぜひ朝日小屋に置くことが出来ないかしら」と思うようになりました。
 “朝日小屋でしか売っていないもの”“朝日小屋でしか買えないもの”というのは、お土産として魅力です。またお菓子そのものの美味しさはもちろん、日持ちや保存、カロリーや腹持ちの点からいっても携行食や行動食・非常食として優れていると思います。
 販売するにあたって、長野屋さんといろいろ打ち合わせもしましたが、冷凍しても品質には全く問題がないという事も分かりましたし、かなり保存が利く品物(そのように包装してある)だというので、今年は朝日小屋の売店で販売する事に決めました。
 余談になりますが…
 時々朝日平のキャンプ場にやって来る学生さん達、多分高校や大学の山岳部かワンゲルの皆さんでしょう。小屋の売店でいろいろ品定めをしていきます。
 (山小屋では、下界と違ってヘリコプターでの荷上げ代がかかりますので、それなりのお値段がする)
 シビアに財布の中身と相談しながら(微笑)チップスとかチョコとか買って行かれますが、この「栂海新道」だったら、学生さん達でも買えるようなお値段になると思うので、包み紙やしおりに小屋の記念スタンプでも押せばお土産にも最適かと思います。そういえばてらちゃんも、その包み紙を「思い出に…」と言って大切に片付けていたっけ。
 アルプスと日本海を繋ぐホンモノの『栂海新道』が取り持つ縁で、小野 健さんや長野屋さんの皆さんとも知り合うことが出来ましたが、今度は朝日小屋と多くの登山者の皆さんが『青海銘菓・栂海新道』を縁に、繋がりを広げていきたいと思っています。