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戸倉山(新潟県糸魚川市)へ
2002-12-02
戸倉山山頂(975.5m)で、全員で記念写真 02.11.30
後列左から 本田(節)、斉藤、佐藤、本田(博)
前列左から 白沢、平石、私、
photo by 自動
先週末の土曜日は、またまた山へ。
まだ暗い早朝4時半に「夜なべ談義」で泊まった小川温泉元湯から帰宅し、急いで家事を済ませてから出発準備。しかしどうも怪しい雲行きに、霙の中での寒い山行になるのかと、少々不安。。。
今回連れて行ってくださったのは、糸魚川「いりやま岳友会」の平石武仁さんと、そのお友達で「とーろっこ山の会」「糸魚川労山」所属の皆さん達です。
戸倉山と言えば、伊那富士として有名な南アルプスの山が有名だそうですが、糸魚川の戸倉山(975.5m)も標高は低いけれどなかなかステキな山でした。
国道148号線の根知から折れてシーサイドバレースキー場の横を通り、車は狭い道を行き止まりまで走ります。川の対岸には、駒ヶ岳、鬼ヶ面山、鋸岳の岩稜の山肌が迫り、そして百名山で有名な雨飾山の頂も薄い雲の中に見え隠れしていました。
歩き始めから雪もありましたが、それ程の急登もなく、途中には新潟県・糸魚川市側と長野県・小谷村側にそれぞれ立派な休憩所が建てられており、また神秘的な雰囲気を漂わせた池が2つもあって、本当に楽しく登れるステキな山でした。
山頂は360°の展望が利いて、日本海、糸魚川市街、シーサイドバレースキー場、雨飾山をはじめとした頚城の山々、そして白く聳える北アルプスの山並みまでを見渡す事が出来ます。また今回の道は、糸魚川市山口から信州小谷村大網地区へ抜ける「塩の道」を辿るコースでしたので、途中には何百年も昔の古い石造りの道標なども残っていて、歴史を感じさせる趣きがありました。
心配した雨も大した事はなく、日本海側特有の重く湿った雪は40センチ程ありましたがゆっくり登っても2時間足らず、本当に楽しく遊んだ雪山でした。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2002/12/d20021202a.html
白池
2002-12-02
湖面に映る山の姿も神秘的
「白池」は、農業のかんがい用の人工池だそうです。
山並みは、左から駒ヶ岳、駒ヶ岳東峰、鬼ヶ面山、鋸岳
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2002/12/d20021202b.html
戸倉山山頂から見る、雨飾山
2002-12-02
雨飾山山頂はうっすらと雲がかかっていましたが、それでも立派にその姿を見せてくれていました。
私はまだ雨飾山に登っていませんので、来年は必ず行きたいと思います。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2002/12/d20021202c.html
信州小谷村側に建つ休憩所
2002-12-02
小屋の中もきれいでしっかりしています。トイレもありました。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2002/12/d20021202d.html
道標
2002-12-02
登山道も、地元・糸魚川市山口区の皆さんが整備していらっしゃるそうです。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2002/12/d20021202e.html
角間池
2002-12-02
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2002/12/d20021202f.html
白馬村・大町市へ
2002-12-05
ジャン・ジャンセン美術館にて 02.12.3
3日(火)〜4日(水)、所用があって白馬村・大町市方面へ出掛けて来ました。
その折、用事を済ませた後久し振りに写真家の増村征夫さんにお会いし、案内していただいて穂高町の「ジャン・ジャンセン美術館」を訪ねました。
今回の同行は、OさんとYさん。
私は絵画や美術といった分野に全く疎く、もちろん自分から好んで美術館に足を運ぶという事はないのですが、雪を被った北アルプスの麓で落ち葉を踏みしめながら歩く初冬の安曇野には、美術鑑賞が何とも似合いますネ。
ピカソ、シャガール後のフランス画壇を支えると言われるジャン・ジャンセンだそうですが、少女を描いた「踊る女」の作品たちには私なりに何かしら心惹かれるものがありました。
常々増村さんに言われている、「ゆかりさん、時には美術館や作品展に足を運ぶのもいいものですよ。背景や構図、光りと影など明暗の対比、それから色使い等など、写真を撮る時の勉強にもなります。それから、ゆったりと音楽を聴いたりするのもいいですね。」という言葉の意味が分かるような気がしてきます。
夜は、増村さんお気に入りの「ゆいペンション」に宿泊。増村さんが著書『信州花めぐりの旅・とっておきのスポット23』の中で“まるでかくれ家とでも言いたくなるような”と紹介していらっしゃる宿です。
夕食を頂いてから、オーナーの由比さんを交えてみんなでダーツに興じたり、夏の間に私が撮った写真を見ていただいたり、夜が更けるまでおしゃべりをしたり…。
岩岳スキー場の麓・どんぐり村にある「ゆいペンション」は、白馬連峰を眺めるミズナラの森の中にありました。オーナーご夫妻の家庭的なおもてなしと静かな雰囲気が、忙しい時の流れを忘れさせてくれるようでした。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2002/12/d20021205a.html
「ゆいペンション」のオーナーご夫妻
2002-12-05
増村さんは、お友達と時々いらっしゃるそうです。
それから、本を仕上げたり、編集者の方との打ち合わせの時にも。
増村さんの“ひみつの場所”(!?)
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2002/12/d20021205b.html