戸倉山(新潟県糸魚川市)へ
2002-12-02
後列左から 本田(節)、斉藤、佐藤、本田(博)
前列左から 白沢、平石、私、
photo by 自動
先週末の土曜日は、またまた山へ。
まだ暗い早朝4時半に「夜なべ談義」で泊まった小川温泉元湯から帰宅し、急いで家事を済ませてから出発準備。しかしどうも怪しい雲行きに、霙の中での寒い山行になるのかと、少々不安。。。
今回連れて行ってくださったのは、糸魚川「いりやま岳友会」の平石武仁さんと、そのお友達で「とーろっこ山の会」「糸魚川労山」所属の皆さん達です。
戸倉山と言えば、伊那富士として有名な南アルプスの山が有名だそうですが、糸魚川の戸倉山(975.5m)も標高は低いけれどなかなかステキな山でした。
国道148号線の根知から折れてシーサイドバレースキー場の横を通り、車は狭い道を行き止まりまで走ります。川の対岸には、駒ヶ岳、鬼ヶ面山、鋸岳の岩稜の山肌が迫り、そして百名山で有名な雨飾山の頂も薄い雲の中に見え隠れしていました。
歩き始めから雪もありましたが、それ程の急登もなく、途中には新潟県・糸魚川市側と長野県・小谷村側にそれぞれ立派な休憩所が建てられており、また神秘的な雰囲気を漂わせた池が2つもあって、本当に楽しく登れるステキな山でした。
山頂は360°の展望が利いて、日本海、糸魚川市街、シーサイドバレースキー場、雨飾山をはじめとした頚城の山々、そして白く聳える北アルプスの山並みまでを見渡す事が出来ます。また今回の道は、糸魚川市山口から信州小谷村大網地区へ抜ける「塩の道」を辿るコースでしたので、途中には何百年も昔の古い石造りの道標なども残っていて、歴史を感じさせる趣きがありました。
心配した雨も大した事はなく、日本海側特有の重く湿った雪は40センチ程ありましたがゆっくり登っても2時間足らず、本当に楽しく遊んだ雪山でした。
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