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3週間ぶりの山は、「裏山」
2006-04-16
「ふるさと歩道」では、所々にこんな看板があって興味深い 06.4.15
この間から、何処か山へ行きたいと思いつつも、なかなか時間が取れずチャンスがありませんでした。
H美ちゃんと「土曜日時間が空いてたら、ネ!!」と電話で話していたのですが、彼女も忙しくて思うように都合がつきませんでした。
土曜日と言えど、「学校へ行かなくてはいけないから、お昼前に駅まで送って!」「帰りは、何時になるか分からんから!」とノタまう末娘。
。。。この子に付き合っていたんじゃ、私の時間が取れない!!
娘を送って、ちょっとした荷物を持って来た業者さんに応対して、「じゃぁ、ちょっとだけ…」と思い立って、出掛けたのが、まさしく『裏山』。
連絡所から車で3分足らずの横尾まで行って、馬りょう山から三峯(みつぼ)までを往復して来ました。
スミレやキクザキイチゲ、ショウジョウバカマや山椿、そして咲き始めた山桜。
3週間前のハードな山歩きとは比べようもありませんが、『裏山』からの眺めも、これまた格別でした。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2006/04/d20060416e.html
訃報
2006-04-17
「ふるさと歩道」にて 06.4.15
桜咲く頃、巨桜散る。。。
今日の夕方、その悲しい知らせは突然飛び込んできました。
北アルプス南部、前穂高岳直下の岳沢で「岳沢ヒュッテ」を経営していらっしゃる上條岳人さんが、急逝されました。
事故との一報が入りましたが、まだ詳細は伝わってきていません。
先日、3月7日の山小屋組合の総会でお会いしたばかりなのに。。。
あまりに突然の知らせに、言葉に詰まってしまいます。
心から、ご冥福をお祈りいたします。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2006/04/d20060418a.html
今夜は三女のところ、そして明日から一泊で…
2006-04-21
ミズバショウ、旧笹川小学校の横に咲いていた photo by yui
今日は午後から、遭対協の理事会。
(昨日も、観光協会の理事会出席。それなり忙しい)
それが終わったら、南箕輪村の三女のところへ出掛けて、今夜は泊まります。
明日から一泊二日の日程で、「講習会」に参加して来ます。場所は、山梨県のとある山域。
『真剣勝負』が出来るように、いろいろ勉強です。
多分、この一年でかなり体重もオーバーし、動きも鈍くなっているし、頭も思った以上に“老化現象”が来ているようなので…、教わる内容が飲み込めるか心配ですし、不安だらけですが、勉強してこようと思います。
山梨県は遠いなぁ、交通手段に困ってしまいます。
でも、登山者の皆さんは北アルプスに入る時には、同じ思いでいろんな都合を付けて登山計画を立てられているんだと思うと、私もやらなくては。
日曜日に下山して、そのままもう一度三女のところに泊まり、帰って来るのは月曜日の午後になります。
落ちないように…、頑張って来ます!!
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2006/04/d20060421a.html
入院から、一年
2006-04-21
暖かい日、笹川ではもうおたまじゃくしが見られました 06.4.15 photo by yui
昨年の4月20日深夜に緊急入院してから、一年が経ちました。
去年の今頃は、ベットの上だったんですね。
たくさんの点滴に繋がれていました。
もしかしてもう少し病院へ行くのが遅かったら、今頃山には登れていなかったかもしれないし、それどころか…。
いろんなことを思う、この春です。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2006/04/d20060421b.html
とりあえず、無事帰って来ました!!
2006-04-24
夕暮れの富士山 山梨県、三ツ峠山・屏風岩付近から 06.4.22
週末に山梨県で行われた講習会に参加して、今日の夕方帰宅しました。
“初心者”らしく、余程「手の力」で登ったのか、腕がパンパンです。
足はそれ程ではありませんが、全く痛くはないものの、でも膝には無数の“アザ”が…。
今までしたことのないようなコトもして、私なりにいろいろ勉強になりました。
この経験を、今後に大いに生かしていきたいと思っています。
とり急ぎ、無事帰宅の報告まで。
ふう〜ぅ、面白かったけど(!)、実はタイヘンでした(?)。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2006/04/d20060425a.html
『登攀証明書』
2006-04-26
自分が登ったルート辺りを背に 三つ峠・屏風岩にて 06.4.23
2006年4月24日
『登攀証明書』
山岳ガイド 「風の谷」
以下の者は、2006年4月22日〜23日、富士山を背後にした三つ峠において、岩登り講習に参加し、数多くのルートを登攀したことを証明いたします。
氏名 清水 ゆかり
岩登り講習は何の為に行うか?もちろん、登山の中でも最もエキサイティングな行為である岩壁登攀を行うためです。けれども、岩登りの全ての技術は、凸凹のある一般登山道を安全に歩くためにも、沢登りのためにも、積雪期の登山のためにも、ぜひとも覚えていただきたい技術です。しかし、今回の講習の参加者の大部分が「岩登り初体験」でした。その方たちに最も、身につけて欲しかったことは、岩登りのザイルワークの基本的なシステムです。パーティーがザイルで結び合った後、ビレーヤーはまずはメインザイルでセルフビレーを取り確保の体勢に入り、トップがそのピッチを登り切って、トップ自身のセルフビレーを取った後に「ビレー解除」のコールで初めて確保を解きます。また、余ったザイルを巻き上げて「ザイル一杯」のコールを受けて、トップはセカンドへの確保の体勢を確保して、初めて「登って来い」のコールをかけます。そのコールで初めてセルフビレーを解除して登り始める…。つまり、自分をセルフビレーしているか、パートナーに確保されているか、いずれかの状態で必ず安全が確保されている状態が続かなくてはならない…。これが、最も基本的なシステムです。実際の登ることの技術は、数多くの経験を積むことによって習得できますが、ザイルの結束と、このシステムの習得は、ぜひとも今回の講習で間違いのない状態にしていただきたい技術です。
日曜日は間違いなく雨!、との情報の下で、土曜日はテントを張ると、飯も食わずに岩場へ、そして日没まで練習。二日目も雨が降る前まで…、とのことで早朝から練習。結局、決定的な雨は降らないままに、忙しい講習となってしまいました。手がパンパンに張り、小さな傷を手足に一杯作って、なかなか充実の二日間であったと思います。この講習を基礎に、もっと刺激的で冒険的な登山を開始する貴重な一歩となれば幸いです。
私が週末に参加した岩登り講習会の講師である、山岳ガイド「風の谷」を主宰する山田哲哉さんから送られて来た『登攀証明書』を転記しました。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2006/04/d20060427a.html
生まれ変わって…
2006-04-26
「風の谷」の講習では、テント泊が原則 山梨県・三つ峠にて 06.4.22
緊急入院、そして手術から、今日でちょうど一年が経ちました。
今こうして居られることに、本当に感謝。
お陰様で、手術の痕は未だ大きく残っていますが、体調はますます「快調」「絶好調」です。
思えば、風邪ひとつ引かないのが自慢だった私が、40代には前半に股関節、後半には婦人科と、大きな手術を二度も経験したことになります。
…今、とても充実した毎日を送っていると実感しています。
今日は、術後一年間“頑張った”自分自身へのご褒美の一日でした。
ステキな時間を作りました。
リフォームした部屋を飾るため、気に入った花台を買い求めました。
これからも、また私らしく頑張っていきたいと思います。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2006/04/d20060427b.html