- 来拝山(899.3m)山頂にて、富山平野をバックに 左から、BANちゃん、シュンちゃん、私、ヒロシ 10.1.24
…私、山スキー“デビュー”しました。
…とうとう、というか、やっと、デス(微笑・苦笑)。
先日から、道具の購入やら、試用やら(栂池へ)しつつ、実は秘かに“デビュー”に備えていました。
- 雄大な立山連峰の山々 昼食タイムをした大丸山(732m)から
24日の日曜日。予想に反して、絶好のスキー日和。
とにかく「どうなることやら分からない!」ので、笑われても呆れられても怒られても、最後まで私に付き合って面倒をみてくれるであろう「いつもの、メンバー」にお願いしての、初“山スキー”となりました。
ところが、出足からちょっとしたアクシデントが続き、中止になるかなという不安も過ぎりましたが、とりあえず行き先予定を変更してスタート。
立山町芦峅寺の立山青少年自然の家を出発して、そこいら近所を巡るつもりで出発。
何しろ、ゲレンデスキーは少し出来るとはいえ、それもここのところは何年に一度滑ればよいという程度の「足前」。
スキー登高がどうなるのやら、そして果たして、山を滑り降りれるのやら。。。
- 大丸山(732m)から眺める、鍬崎山(2089.7m) photo by hiroshi
スタート地点で、すでに午前10時半頃。
シールを付けて、いざ出発!
最初は、“おっかなびっくり”だったのですが、私自身は予想に反して、結構順調に登って行きました。
急斜面でも、案外スムーズ。あれれ、という感じ(微笑)。
ターンの場面でも、意外に切り替えしも上手に出来たりして。
雪質なのか、新しいシールのお陰か、はたまた実力か、な~んちゃって!
いえいえ、後ろからちゃんとシュンちゃんが付いてきて、いろいろ細かくアドバイスをしてくれましたから、そのように出来たのですよ。
ただ登高中、初めて使った山スキー用金具のあれやこれやの操作が、思うほどすんなりといかなくて、立ち止まっての動作で時間が掛かりました。早く慣れることが大事ですね。
- お昼の休憩は、温かいものを食べて腹ごしらえ 奥は、ヒロシ 10.1.24
登り始めて少し汗を掻いてきた頃、もうお昼前になったので、しばし休憩。
みんなで、軽く昼食タイムです。
そして「今日は、行ける所まで行ってみようね。多分、来拝山は無理だろうけど」とのシュンちゃんの声で、再び出発。
お天気良し、仲間良し、なので思ったより快調に登って行きました。
途中で、「登りはいいけど、この山下りられるんかねぇ。大丈夫!?」とか言いながらも、結局は来拝山に登頂。
- 来拝山直下の斜面を登る BANちゃん、私、シュンちゃん photo by hiroshi
山頂で、軽くコーヒータイムをして、さあ下山開始。
「私、なんなら、シール付けて歩いて下りようか。担いで下りる手もあるし」とか、不安も口に出してはみたのですが、許されるはずもありません。
え~い、行くしかない!!!
- 私、とにかく「お尻で、制動」です! photo by hiroshi
そうなんです、登りはスキーに慣れてしまえば、苦しくても我慢すれば何とかなりそうだと調子に乗ったのですが、考えてみれば、木立だらけの山なのです。
斜度は、ゲレンデに比べればそれ程でもないと思うのです。
が、やはり問題は、ぶつかりそうな木立だらけの斜面と、整地してない山の斜面、でこぼこだらけの自然の地形。
どうしても『木に、ぶつかる!!』恐怖心が先に立ち、ターンさえ出来ません。
とにかく、ずるずると斜滑降で行ってキックターンして少しずつ高度を下げるか、あるいは“ぶざまに”お尻で転ぶのを覚悟でちょっと滑ってみるか。
結果は…本当に、行くしかない!!!…でした(苦笑だらけ)。
- 下の方に来て、どうにか、ようやく慣れてきた感じも それにしても、へっぴり腰! 10.1.24
メンバーにはずっと待ってもらいながら、登りと同じくらいの時間を掛けて、それでもどうにか怪我をせずに、スタート地点に戻って来ることが出来ました。
メンバーのみんなは、『初・山スキー』の私の感想を心配してくれましたが、どうして、本当に楽しかったです。
最後には、「また、行きたいね!」と言いつつ、私たちの山行きには珍しく、その日のうちに『反省会』。
09シーズンに朝日小屋にいらして下さった、みんなの知り合いのママさんがやっている居酒屋で、『山スキー、デビュー!』を祝ってもらいました。
雪と戯れ、雪山に遊んでもらった、楽しい一日でした。
- 楽しい、楽しい一日でした。 某所にて