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みんなで、頑張っています!!
2006-06-21
昨日現在の、小屋付近の様子 06.6.20
荷物の片付けに追われています。
心配した水の確保もその日のうちに無事に終わり、本格的な営業態勢に向けての小屋の中の整理が着々と進んでいます。
今年は、長期のアルバイトは全部で5名。私が管理人を始めて以来の大人数となりました。
でも、これも「神様」かな…。
だって、何も出来ない管理人では、どうしたってスタッフのみんなに頑張ってもらうしかないのですから。
3年目の永生の他、新人は4名。みんな頼もしいメンバー達です。
小屋全体が落ち着くまで、もう少しです。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2006/06/d20060621a.html
周辺の様子、その1…朝日小屋〜朝日岳山頂
2006-06-21
19日の、朝日岳山頂
19日に、大蓮華山保勝会のヨモちゃんと小屋のアルバイトのみんなで、朝日岳山頂まで行って来ました。(もちろん私は、お留守番)
あくまで、現時点の状況です。
その時の話では、朝日小屋〜朝日岳山頂に至る登山道に関して言えば、残雪は昨年並みだということです。
もちろん登山道上には、雪はありますが、今の時期とすれば、特に多すぎるということではなさそうです。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2006/06/d20060621b.html
周辺の様子、その2…朝日小屋〜北又方面
2006-06-21
20日、夕日ヶ原から振り返る前朝日岳
20日、ヨモちゃんと小屋開けを手伝いに来てくれたテツが下山するので、アルバイトのみんなも同行して恵振山の8合目まで行って来ました。
これも、あくまでも現時点での状況報告です。
それによると、夕日ヶ原〜恵振山〜下では、例年の同じ時期に比べると、少し多めの残雪だということです。
毎日毎日雪の状況が変わりますし、山開き登山会まで未だ3週間近くありますので、「ベンガラ」を撒くのはもう少し後になります。
もし近々に(特に6月中)、北又方面からの入山を計画していらっしゃる方がおられましたら、朝日小屋までご連絡ください。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2006/06/d20060621c.html
周辺でも、場所によって違う雪の状況
2006-06-21
「馬の背」を下りて、恵振山山頂を目指す 06.6.20
朝日小屋の前は、「覚悟していた様子」から比べると、例年並みの残雪量でした。
しかし、恵振山・北又方面では昨年以上の雪が残っているようです。
そして、小屋から朝日岳山頂へ至る道はというと、例年同期並みというところでしょうか。
稜線、谷筋、尾根筋、どちら側を向いた斜面か、…などなど、場所場所によって少しづつ様子が違います。
朝日岳周辺は、けっして少ないとは言えない残雪ではありますが、ハイシーズンに向けては、未だ1ヶ月近くありますので、この後の梅雨のお天気次第と言うのが正直なところです。
順次、様子をお伝えしますので、計画の参考にして頂けたらと思います。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2006/06/d20060621d.html
松葉杖の管理人
2006-06-22
ただ今、リハビリ中!! 06.6.21
自分の不注意からこんなことになってしまい、つくづく愚かなわが身を恥じる毎日です。
が、しかし、「口だけ」と言われつつも、それなりに頑張ろうと動いている日々です。
あれをこうして、ここをこうやって…というのは、トップの私がとりあえず指示しないと、みんなが動けないのも事実。
今年は急遽、思い切って食堂の配置換えをすることになったので、昨日はそれに掛かりきりでした。
立って口だけではなく、松葉杖をつきながら自分でも出来ることを少しづつですがしています。
この日記も、何とか3階まで上ってきて書いています。大事な仕事ですから。
昨日はお風呂に入れなかったので、アルバイトのまりちゃんに熱いお湯で足を洗ってもらい、マッサージもしてもらいました。
看護師をしている彼女は、優しくリハビリにも付き合ってくれます。
もう一人の女性アルバイト・ひろちゃんも、いろいろ気遣いしてくれて、労わってくれるので有難いことです。
一昨日辺りから、ギブスを外している時間が少し出来ました。術後3週間を経過して、今は右足への加重は10キロとなりました。徐々に加重を増やしていって、山開き頃には全体重の半分を右足に掛けれるようになる予定です。
順調に回復しているので、何とかシーズン最盛期には間に合いそうで、ちょっとホッとしています。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2006/06/d20060622a.html
毎日の気温は、8℃〜10℃
2006-06-22
小屋の横で、咲き始めたばかりのシナノキンバイ 06.6.19
上の写真は、小屋開けの次の日に写したシナノキンバイです。
今年のお花の様子は、どうでしょうか。気になるところです。
実は、小屋の周りは未だいつもの年ほどお花が咲き始めてはいません。例年より1週間近く小屋開けが遅かったにもかかわらず、です。
キンポウゲもまだです。やっとタンポポが咲き出しました。小屋のすぐ横にあるウルップソウは、例年なら小屋開けの頃には花盛りなのですが、未だ蕾です。
しかし、少し小高い“バンザイの丘”がこの近くでは一番雪融けが早いのですが、そこではハクサンイチゲやハクサンコザクラが咲き出していましたし、チングルマもちらほらと咲き始めていました。
(…18日に、おぶってもらって、見に行ってきましたから…苦笑)
無理もありませんね。
この数日の気温は、日中でも8℃〜10℃くらいしか上がりません。寒くてフリースが手放せないのです。もちろん、夜はストーブを焚いています。
雪融けしても、これくらいの気温では、花たちが一斉に咲き始めるのはもう少し後になるでしょう。
そんな季節が、待ち遠しい毎日です。
…転ばないように気を付けながら、近くをウロウロしています。お花の写真を撮りに。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2006/06/d20060622b.html
お客様をお迎えする準備が、着々と進んでいます!
2006-06-23
ヘリで上山してくれた、「助っ人!」の皆さん 06.6.18
小屋開けから、順調に作業が進んでいて、本当に有難いことです。
今年は冬の間の大雪の影響で、北アルプスのそれぞれの山域のあちこちで、山小屋の倒壊や損壊が伝えられていて、関係者の皆さんのことを思うと本当に心が痛みます。
朝日小屋も、小屋に入るまではあれやこれやと心配の種が尽きず、思わぬ事態の発生に対処するべく、それ相当の覚悟と対応策を考えての上山でした。
先ず、「水の確保」が最も心配されました。
過去にも、小屋開けして水がなかなか取れなくて苦労したこともあったようですが、もしかして今年は、「取水の場所が特定できないのでは」「何日も水が出ないのでは」等と懸念されました。
それに備えて、昔のアルバイトや助っ人の皆さんにもお願いして入山してもらいました。
雪が深くて、あるいは“氷の層”が出来ている場合を考えて、チェーンソーを抱えてヘリに乗り込みました。
しかし、お陰様で、昨年以上に難なく取水することが出来、あっという間にホースを引いて水が出るようになりました。
(何日も水が出ないことを想定して、紙皿なども持ち込んだりして)
また、小屋が損傷していないか、今年は特に心配されました。
朝日小屋は、朝日平に建っていますので、雪崩の被害は心配ないものの、一部には「“38豪雪”以来ではないか」と言われるくらいの大雪に、果たして小屋には何も影響はないのか、本当に心配されました。
お陰様で、小屋には何の被害もありませんでした。昨年増築した「自炊場」の繋ぎ部分にも、問題はありませんでした。
しかしこの後、登山道に関しては、早めの点検と整備をする必要があると思われます。
登山道が壊れていたり、雪の影響による倒木が心配されますので、天候を考慮しながら、なるべく早めに登山道の点検と整備に出掛けなければならないと考えています。
7月8日・9日に延期された「山開き登山会」、そしてその後にやって来る夏山最盛期に向けて、着々と準備を進めているところです。
またまた、『サプライズ!?』があるかもしれない…今シーズンの朝日小屋です。
どうぞ、お楽しみに!!!
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2006/06/d20060623a.html
お天気が。。。
2006-06-23
今日のウルップソウ 小屋の前で
どうも、お天気が今ひとつ。
雨もそれ程降ってはいないのですが、この数日“ガスる”時間が長いのです。
今日も、松葉杖で小屋の周りをウロウロ。
男の子たちは、外仕事をしたり、小屋の中で“大工仕事”をしたり。また今年も始まった「ゆかりの大改装!」に付き合わされています(苦笑)。
女の子たちは、主に厨房の片付けと、掃除。黙々と、そして時に大声で笑いながら、楽しそうに仕事に励んでくれています。
今日は、午前中に「外お茶」をしましたが、途中でガスって来てしまいました。
夏の青空が恋しい毎日です。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2006/06/d20060623b.html