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北又方面の紅葉
2008-10-05
夕日ヶ原方向、奥には恵振山(1,791m)
お伝えしているように、北又方面は、夕日ヶ原の紅葉が見頃です。
しかしこの数日、紅葉前線は一気に下降をしているようで、上の写真でもお判りかと思いますが、すでに恵振山山頂付近の紅葉も始まっているようですね。
昨日上山して今日下山した関係者によると、ひと晩で山の様子が変わっていたと驚いていました。
また今日入山の関係者の話では、恵振山も標高1,600m付近からボチボチと樹々の色付きも始まっていたとのこと。
毎年毎年、花の咲き初めといい紅葉の始まりといい、同じということは全くないのですが、今年の紅葉の『見事さ・綺麗さ』とともに紅葉前線の下降の早さには、少し驚かされています。
明日の雨の後も、一気に紅葉は進むのでしょうか。
明日からの平日、それから3連休のお天気が気になるところです。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2008/10/d20081006d.html
紅葉の楽しみ方
2008-10-05
ナナカマド こちらは少し色付き始めて、これからが見頃 夕日ヶ原にて
同じ道を歩いていても、同じくらいの標高の場所を登ったり降りたりしていても、色付いている樹々もあれば、“準備中”だったり、未だ緑のままだったり。
北アルプスの山であれば、標高差でいくと1,000mと言わず、1,500m以上も登らなければいけない山もあるはずです。
そんな中で、歩き出しから山頂まで「ずっと、何処も、全部紅葉していました」ということは、あるはずがないわけ…です。
標高の高い所ではもしかしたら紅葉の見頃は過ぎて、落ち葉を踏みしめて歩くことになるかもしれません。
ある場所では、見事な紅葉が登山者を楽しませてくれるかも。
そして歩き出しは、色も変わっていないような常緑樹の林の中かもしれません。
「紅葉が良かった!」と言っても、いろいろ。
『山全体』の雰囲気を楽しめるような、出来ることなら、そんな素敵な“感性”をお持ちになって山を歩いて頂けたらと思うこの頃です。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2008/10/d20081006e.html
Last 7days
2008-10-05
とっても美味しかった、ティラミス
昨日、堀ちゃんが1泊で小屋に来てくれました。
“堀シェフ”と呼ばれるくらいあって、相変わらず私たちに美味しいものを作って、喜ばせてくれました。「おやじギャグ」も連発だったけど(苦笑)。
今日の10時のおやつは、堀シェフ手作りの「ティラミス」。
これがまた、手が込んでいるから、若い子たちもビックリ!!
ティラミスは家で作って、壊さないようにザックに入れて背負って来てくれました。
そして小屋で、得意のトッピング。
朝日岳、朝日小屋、モミジを散らして、キツネさんまで登場(来年はライチョウにしてと、お願いしました)。
『Last 7days』 の文字。
ちょっと淋しいけど、ガンバリマス!!!
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お客様ゼロで
2008-10-05
多分今シーズン最後の、「たこ焼きパーティー」
悲しいことに、今日はお客様ゼロ。
でも、ヒダさんが「私連休に来れないし、何かすることなぁい?」とお手伝いに来てくれました。
夜は、たこ焼きパーティー。お客様がいらっしゃらないので淋しいけれど、たまにはこんな日もなくては。(毎日では、とっても困るけど)
小屋閉めまで、秒読みに入った、朝日小屋です。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2008/10/d20081006g.html
蓮華温泉方面、木道の工事
2008-10-06
里でのようなワケにいかないから、作業は大変 08.10.2
現在、蓮華温泉方面の「吹き上げのコルから五輪の森入り口」までの区間で、木道の付け替えと登山道の補修工事をしています。
以前から、「ぬかるんでいる」「木道が傾いていたり、折れている」「木道が、まるで“シーソー”のようになって、危ない」などの声がありましたが、今回の工事で、かなり改善されることと期待しています。
9月下旬から工事をされていますが、作業の途中で初雪が降ったり、連日霜が降りたり、かなり気温が下がっているので、作業をしている皆さんも大変だと思いますが頑張っておられます。
もし朝日岳への入下山の途中で、作業をしている皆さんに会われたら、ぜひ声を掛けてあげて下さいね。
今週いっぱいで、工事完了予定だということです。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2008/10/d20081006h.html
蓮華温泉〜朝日岳
2008-10-06
ぬかるみの道に、木道が 08.10.2
蓮華温泉と朝日岳を結ぶコースは、私も大好きな道です。
以前にも書きましたが、とても変化に富んだコースで、少し時間の掛かる長いルートだということさえ理解して、ちょっと覚悟すれば、本当に楽しいと思います。
でも、ぬかるんでいたり、雨の時は大変だという声も時々お聞きします。確かにそうかもしれません。
でもでもこのコース、ホントに高山植物が豊富です。もちろん紅葉も!!!
そして、何より『水』のたくさんあるコースなのです。いたるところに、沢あり、湧き水あり。
『水』があるから、高山植物が豊富で、その種類も多いということが言えるようです。
水が出ているから、ぬかるんでしまうということもあるでしょう。
良いことは二つありません。仕方がないことです。
この『水』が、そして水が咲かせてくれる『花たち』が、このコースの持ち味なんだと。
…そう思って、歩いて頂けたら。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2008/10/d20081006i.html
若い子たちが、ガンバッテイル!!
2008-10-06
木道工事担当、新潟県の羽吹組の皆さん 08.9.22
蓮華温泉方面の木道工事は、新潟県側の工事なので、新潟の業者さんが施工に入っておられます。
若い、それも20歳代の子たちが、連日頑張っています。
写真は、9月22日。
ヘリコプターで先に上山して来たのは良かったけれど、資材の荷揚げの時間帯になったら急に天候が崩れてしまい、やむなく朝日小屋まで来て2泊していきました。
礼儀正しく、溌溂としていて、気持ちの良いみんなでした。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2008/10/d20081006j.html
ゆっくり歩くと
2008-10-06
まるで、「稚児車」 夕日ヶ原にて 08.10.5
夕日ヶ原まで、ゆっくり歩きました。
「本当に、綺麗!」とか、「もうちょっと、光がほしいなぁ」とか。
何だか、子どものように、ドキドキわくわくして、何度も何度も立ち止まりながら目的地まで。
ゆっくり歩くので、いつもは見逃してしまいそうな光景や、通り過ぎてしまいそうな小さな花たち、そんなものに目が留まります。
季節の移ろいに、自然と気持ちが向きます。
許されるものなら、ゆっくり歩きたいですね。
だから、この時季でも「朝日小屋・連泊」がおススメ。
お花の頃だけじゃなく、今だからこそ。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2008/10/d20081006k.html