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水平道、開通!!!
2013-07-27
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- 「水平道」 未だ雪がありますので、注意して通行ください! 13.7.26
水平道が、昨夕開通しました。
草刈も、終えてきました。
ただし、水平道の中には、まだまだ雪が多く残っております。
通行には、充分に注意してください。
雪が苦手な方、雪上の歩行に不安がある方は、
山頂廻りの道を通られても、時間的に変わらないかもしれません。
水平道を通らないと、「損をしたような」「長い時間、歩かされたような」おっしゃり方をされる登山者もおいでになりますが、あまり違いがないようにも思います。
とにかく、今日現在、水平道には未だかなり雪が残っております。
危険な箇所は、雪を落としたり、ステップを切ったり、出来る限りのことはしておりますが、
雪の状況は、日々変化します。
通行は各自の責任で、
くれぐれも注意しておいでください。
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- 木道は、滑らないように慎重に 13.7.26
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- 「水平道」の中は、アップダウンもあります! 13.7.26
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2013/07/d20130727a.html
花たちに囲まれて
2013-07-28
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- 小屋が見えて、ホッとする瞬間 13.7.26
安定した夏空がなかなか続かない、今年の北アルプス北部の7月。
カーッと照りつける、そんな真夏の青空が恋しい毎日です。
残雪も多い多い、と言いながら、でもお花たちは季節を感じて、確実に花を咲かせてくれています。
小屋の周りも、ずいぶんと賑やかになってきました。
まだまだ、コバイケイソウやニッコウキスゲが花盛り。
チングルマやハクサンコザクラも、いい感じで群落で咲いています。
クルマユリも、綺麗に咲き始めました。
でも、まだまだ、ですね。
雪が消えた後から後から、花たちは咲き始めますから。
今年の花盛りは、確実に8月。
それも、百花繚乱のお花たちに出会えるのは、8月上旬以降でしょうか。
以下、一昨日26日の写真。
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この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2013/07/d20130728a.html
蓮華方面の様子
2013-07-28
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- 「吹上のコル」付近から下、八兵衛平方面を見る 13.7.25
25日に、蓮華温泉方面に作業に行った時の写真です。
未だ、雪はたっぷりあります。
特に、朝日岳から蓮華温泉に下山される時は、下り斜面をトラバース気味に降りることになります。
雪上の歩行に不安がある方は、アイゼン(6本爪以上)をお持ちください。
また、八兵衛平を過ぎても、雪の斜面が出てきます。
融けがけの雪は、硬く締まっています。キックステップを確実にして、一歩一歩着実に蹴りこんで歩かれたら良いかと思います。
小屋のほうで、作業をしてステップを切ったりベンガラを撒いたり、いろいろしてはおりますが、雪の状況は、日々変わります。
確認作業を怠らず、ぜひ慎重に歩いてください。
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- 山の上では、まだまだ桜も咲いていました 13.7.25
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う~ん。。。
2013-07-29
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- 「天気、キャンセル」で、赤く線を引かれた予約台帳 13.7.29
上の写真は、今日の予約台帳。赤線だらけ。キャンセルです。
今日のご予約は、当初80名様以上。
週明けの平日月曜日でしたが、大勢のご予約に、スタッフも私も張り切っていました。
しかし、29名様のツアーが、白馬大池山荘を早朝に出発し三国境までたどり着いたものの、暴風雨によりその後の行動を不能と判断し、白馬山荘に逃げ込み行動を中止。
あえなく、朝日小屋宿泊はキャンセルとなりました。
他のお客様も、前々日・前日から、そして当日キャンセルもあり、結局本日のご宿泊は12名様。
それでも大雨強風の中、おいでくださった皆様には、本当に有難かったですし、本当によく来てくださいました。
が、「海の日」3連休の日も天候が悪く、大幅キャンセルだったわけで、それに告ぐ大打撃です。
あ~ぁ…。
う~ん…。
『奥の小屋』『2日目の小屋』『長い、遠い小屋』は、最近はお天気が悪いとお手上げです。
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- ストーブ・除湿機を稼動して部屋を乾燥させつつ、洗濯物も乾かしたり 13.7.29
今日は、前日も大雨だったものですから、小屋全体が湿気をたっぷり含んでいて、しかも濡れたザックや衣類でお布団まで湿ってしまったり。
そんなこんなを一掃すべく、ストーブを焚いたり除湿機をフル回転させたり。
小屋の状態を元に戻して、スッキリさせるために大掃除でした。
まあ、そうは言ってもとにかく天候には敵いませんから、特にしょげ返っているというわけでもなく、今日も明るく元気にやっている朝日小屋です。
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明日、天気になあれ!!!
こんな日は、美味しい夕食を食べて、英気を養いましょう!!!
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奥の、山小屋です!
2013-08-01
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- 7月2日の、朝日平と朝日小屋
朝日小屋は、北アルプス最北に位置する、奥の山小屋です。
どこから来ても、長い遠い山小屋です。
実は今シーズンになって、2件ほど、ご予約をお断りしたケースがあります。
(もちろん、通常滅多なことでは、宿泊のお断りはいたしませんが)
今日、そのうちの1本のお電話が掛かってきました。
「3日だけど、白馬大池山荘から行くんだけど、もしかしたら到着が夜6時くらいになると思うんだけど、よろしく」みたいな(!?)
申し訳ありませんが、お断りさせて頂きました。
いろいろと事情はおありなのかもしれませんが、お電話のお話と内容から、他のお客様のご迷惑になるかもしれないということもあり、また遭難防止対策上も「承知しました」と判断できるようなことではありませんでしたので、宿泊のご予約はお断りさせて頂きました。
白馬大池山荘から朝日小屋へおいでになるお客様も、大勢いらっしゃいます。
最近の中高年の皆さんなら、10時間以上はかかるのではないでしょうか。
しかしどなたも、それなりに早出をされて、しっかりと歩いて来ておられます。
北アルプス最北端に位置する朝日岳は、懐の深い山です。
そして夏山であれば、しっかり歩ける力さえあれば、どなたにでもお越し頂ける山だと思います。
しかし、いついかなる時も、しっかりと準備を整えて、山に入って頂きたい事だと考えます。
『早出、早着き』は、山の大原則です。
朝日小屋への到着は、余裕を持って午後3時頃までに。
遅くとも、4時頃までには小屋に入って、翌日の行動に備えて心身を休ませましょう。
足が遅いから、もっとお花の写真を撮りたいから…
時間が掛かることが予想される方は、その日の出発を早い時間に設定し、余裕のある行動を心掛けてください。
皆さん、歩く時間はあまり変わらなくても、休み時間の取り方などで大きく差が出てくることもあります。
あまり休みすぎないように、「テンポよく」歩かれてはどうでしょう。
装備だけでなく、時間にも心にも余裕を持ち、山を安全に、そして楽しんで歩いてくださいますよう、重ねてお願いいたします。
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- ライチョウのひなたち 13.7.9
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2013/08/d20130801a.html
速報、蓮華方面雪の状況
2013-08-05
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- 昨日・8月4日の様子 「吹上のコル」より下がって、上部を眺める ポツンと見えるのは人
昨日、山岳警備隊の若木隊員と小屋からPちゃんが出て、蓮華温泉方面を八兵衛平の下まで、偵察を兼ねてベンガラ撒きと雪のカット作業に行って来ました。
今年は、まだまだ雪が残っています。
写真で見て頂くと分かると思いますが、長さにしてまだ200m近く雪が続いています。
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写真で見て頂くと分かると思いますが、長さにしてまだ200m近く雪が続いています。
朝日岳方向から行くと、「吹上のコル」から下は
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これまでは斜面の急傾斜度を考慮して、高巻きをしてもらっていましたが、
より安全度を考えて、
通常の夏道ルートに近い形でステップを切り、
ベンガラも撒いてきました。
高巻きルートには踏み跡も残っていますが、
ステップを切ってある方向で降りていただくように、お願いいたします。
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また、蓮華温泉から登って来られると、高巻き道に踏み跡がありますが、ここはピンクのテープで通行止めにしてあります。
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全体に、「吹上のコル」から八兵衛平の下までは、未だ結構雪が残っています。
特に朝方は、雪が硬く締まって歩きにくくなっている場合もあります。
雨が続いていますが、思ったより雪解けが進んでいないのが現状です。
雪上の歩行に自信のない方、不安のある方は、もうしばらくの間、
アイゼンやダブルストックの使用をお勧めします。
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もしかして。。。
2013-08-09
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- 今朝のお茶タイム 夏の空が眩しい 13.8.9
もしかして私、今シーズンは、「受難」のシーズンかも(!?)。
チクチクと。。。
痛い。。。
でも、スタッフのみんなが一生懸命やってくれているので、私も頑張らなくては!!!
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- タカネナデシコも花盛り 「吹上のコル」近く 13.8.8
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お陰様で…
2013-08-19
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- ようやく、この笑顔が出るように… 13.8.17
大変お騒がせしておりましたが、どうにか病も「山」を越えて、少し平静になってきたようです。
未だ、少し患部に痛み(チクチク感)や痒みもありますが、それでも食べれるようになりましたし、通常の業務には支障がないようになってきました。
これ以上酷くなったら、『強制送還』(!?)されるのではないかとも思いましたが、最悪の状態の時でも一日中寝込むことはなく、フラフラになりながらも、どうにか夏山シーズンを乗り切れるところまできたようです。
スタッフのみんな、そして「エプロン部隊」で手伝ってくださった皆さん、ご心配やらご迷惑をお掛けしました。有難う、感謝しています。
今まで以上に、身体と心の健康に気をつけて、笑顔を絶やさず仕事が出来るよう、ガンバリマス!!!
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