前の記事
次の記事
“ひなまつり”
2005-03-03
“ほのぼの” 夏の終わりに
今日は“ひなまつり”。
どうしてもお雛様を写真にUPしなくてはと、いろいろやってみたのですが、どうも気に入ったショットが撮れず、そのうち「そうだ!あの写真…」
去年の、もうすぐ夏休みも終わる頃、知り合いの若い二人が突然小屋を訪ねてくれました。
他には3人のお客様だけの、静かな平日。
夕方、陽が沈む頃。
小屋の周りの散策に出掛けた二人の、ステキな後姿を見つけて、そお〜っと思わずカメラを向けてしまいました。
“ほのぼの”としていて、よかったなぁ。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2005/03/d20050303c.html
県職員の手による…「でるくい」
2005-03-04
大好きな、ダケカンバの道 04.10.7
昨日、久しぶりに役場へ行きました。
あいにく、用事があったHさんは神戸へ出張とかで会えなかったのですが、2階へ上がってSさんの部署へ。
ちょうど会議が終わったSさんに面会。
実は私の用は、「あさひふるさと歩道」に関する資料をもらうことでした。インターネットで探せばある程度見つかるのですが、地図など見ながら話がしたくて訪ねてみました。
さて、ひとしきり話が終わったところで、Sさんが私に何か渡してくれました。
県職員の手による富山県政策情報誌…「でるくい」というのがあるそうですね。初めて目にしました。
その中の「私も一言」というコーナーで、『朝日岳〜おらが山!〜』という長文をSさんが書いていらっしゃいます。
役場に奉職されてから多分かれこれ20年以上。その間にいろいろ部署が変わっても、何度となく朝日岳に関わってきた彼らしく、その魅力をあれこれと綴ってくれてあります。
山小屋の仕事は、実際に現場で働く私たちだけで全てが運営できているわけではなく、そんな関係各方面の皆さんのお力に普段から多いに支えられているのです。
Sさん、いつもいろいろと有難うございます。今年もよろしくお願いします。
なかなか一般の方が目にする機会の少ない情報誌なので残念ですが、ちなみに、茜パパとママも偶然写真で登場していますョ。
それから同じ3月号には、朝日町の善田さんが特集記事の中で文章を書いていらっしゃいます。山仲間ではちょっと知られた方ですね。
また同誌の中では、富山県警山岳警備隊の柳澤分隊長(室堂派出所常駐隊員)が「いのちの現場最前線から」というコーナーで、『富山県警山岳警備隊の一員として』という文章を載せていらっしゃいます。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2005/03/d20050305a.html
啓蟄
2005-03-05
石垣のある風景
今日は二十四節気のひとつ、『啓蟄』。
地中の虫も這い出す頃だというのですが、昨日からの列島は、3月とはいえ雪の舞うお天気となっていますね。
それでも、「3月」という声を聞くだけで、何だか心も晴れ晴れとしてくるようで不思議です。
実際、今日は午前中こそ雪もちらほら降っていましたが、それも積もるほどではなく、午後にはこの谷間の笹川の地にも明るい陽射しがあたり始めました。
何より、日が長くなったのが一番うれしいと感じているのは、私だけでしょうか。
午前中回覧板を届けに行って、ちょっと近所を散策しながらデジカメに収めたのが上の写真です。
この笹川は、「坂の村」。
いたるところで石垣が詰まれて、家が建っています。石垣があって、家の前には石段を登っていきます。
味わいある風景ですね。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2005/03/d20050305b.html
石垣に、よく似合う
2005-03-05
柑橘類の、名前は??
ご近所では、お庭に柑橘類が植えてあるお宅をよく見掛けます。
年末には“柚子”を戴いたり、新年会ではご自慢の“蜜柑”を配ってもらったり。
石垣には、橙(だいだい)色がとてもよく似合いますね。敢えて、オレンジ色とは言いません。
そこに雪が被っていれば、なおさらに…。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2005/03/d20050305c.html
尖山へ
2005-03-06
堰堤の向こうに、円錐形の姿
今日は、尖山(とがりやま・とんがりやま、559.4m)へ行って来ました。
私と、他に二人のSさん。
ゆっくり登って、お昼ご飯は登山口にあるドライブインで、それからお風呂というスペシャルコースで、里山を楽しもうという企画でした。
杉林をゆっくり歩きながら、ナチュラリストのSさんの「自然に関する」お話に耳を傾けながら山頂を目指しました。
好天に恵まれた日曜日とあって、尖山を訪れた皆さんは25人以上もいらっしゃったでしょうか。
賑やかな山頂からは富山湾が一望でき、心地よい汗を掻いた、爽やかな一日となりました。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2005/03/d20050307a.html
Sさんと歩くと楽しくて、タメなる!
2005-03-06
富山湾をバックに、ナチュラリストSさんと一緒
ナチュラリストで、また富山の山に関する本を何冊も書いていらっしゃるSさん。
ご一緒させて頂くと、本当に楽しい山歩きが楽しめます。
もちろん、「おやじギャグ」を連発。その間に、自然に関する「講義」のなんと素晴らしいこと!!
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2005/03/d20050307b.html
「春山訓練」
2005-03-13
白鳥小屋を目の前にして 05.3.12
富山県警山岳警備隊と朝日岳方面遭対協の合同「春山訓練」が、12〜13日の一泊二日の日程で白鳥山にて行われ、私も参加して来ました。
「春山訓練」。。。
ちょうど週末から上空に真冬並みの寒気が入り込み、山間部では大雪が予想された北陸地方でした。
朝役場に集合した段階で、すでに雨が降り風も強し。とりあえず、取り付き地点に向けて出発しました。
登山口では、雨が霙に変わりつつある中出発の準備です。
…とにかく、無事に白鳥小屋まで登り、そして帰って来ました。
上の写真を見て頂いても分かるように、昨日の白鳥山山頂付近は、吹雪でした。特に白鳥小屋の周りは、突風が“巻くようにして”吹き、立っているのもやっとのような状況でした。
写真の左上と右下が黒くなっているのは、あまりの寒さでデジカメのレンズカバーが上手く開かずに、半開きになったからです。
しかしいろいろな意味で、本当にとても有意義な訓練となりました。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2005/03/d20050313a.html
白鳥山(1,286.9m)山行
2005-03-13
凍てつく白鳥小屋 05.3.13
白鳥山は「栂海新道」のルート上にある山としても知られていますが、白鳥山へ登るコースとして一般的なのは、金時坂からの坂田峠コースや、山姥林道の終点からの山姥コース、あるいは上路(あげろ)集落の外れから登るシナ谷コース。
今回は訓練で登った白鳥山ですが、私が今まで一度も登ったことのないコースでの山行となりました。
富山県側の境川から入り上路集落へ行く手前、旧の鶏舎前の林道から歩き始めました。
林道を1時間半近く歩いて、尾根に取り付きます。
大滝谷からまだ上路寄りの尾根を711mの平を目指し、その後は尾根伝いに登りました。
最後は県境から延びる尾根と合流して、しばらく行くと、白鳥小屋直下に出ました。
吹雪で目も開けられないような中、「えっ!?」と気付くと目の前に白鳥小屋がありました。小屋の外にあるトイレ付近に出たのでした。
上の写真は白鳥小屋の正面、玄関入り口付近の今朝10時頃の様子です。
ホンの一瞬、わずかに晴れ間が見えた隙に、風に身体を倒されそうになりながら、凍える中でシャッターを押しました。
正面入り口が完全に塞がれていた、今朝の白鳥小屋です。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2005/03/d20050313b.html