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人間だけじゃなかった。。。
2005-03-28
サルも。。。 05.3.27
新聞報道でも、今年の春は、昨秋に充分に餌を食べられないまま冬眠に入らざるをえなかった熊などの野生動物が、早々と里山に下りてくる可能性が大きいと書かれていました。
昨日の散歩途中、何となく気配に気付いて県道脇を見上げるとじっとこちらを伺っているサルの姿が。
「えっ!?」と思いながら、川の向こう側に目をやってまたビックリ。子ザルも連れた集団が、うじゃうじゃと畑の中を闊歩しています。その数15以上はいたでしょう。
山の中でサルに遭遇することは珍しくありませんし、朝日町でも山間部では県道を“横断”する軍団だってあちこちで見かけます。
でも、少し怖かった…。
osuさんが見たら、「ゆかりちゃん、あんな写真…」と言うでしょうか。
せっかくの収穫を“横取り”される皆さん、そして関係機関の方々には、またまた頭の痛いことです。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2005/03/d20050328b.html
山で『食べる』
2005-03-29
「男の料理」を堪能…!? 遭対協春山訓練にて
上の写真は、先日実施された朝日岳方面遭対協の春山訓練でのもの。
湯気の上がるラーメン、何とも美味しかったのですが、これは朝食です。朝から、お肉がモリモリ入ったラーメンを戴きました。
そして絶品だったのが、谷口救助隊隊長がわざわざ担ぎ上げてくださった「天然ナメコと豆腐のすまし汁」でした。
昨年の春山訓練では、キムチ・キムチ・キムチ…のメニューで身体も“ほっかほか!”でした。
今年は夕食に“しゃぶしゃぶ”。で、お肉や野菜をお腹いっぱい食べた後でも極太麺のうどんがたっぷり入りました。
いつもお客様にお話しするのですが、山ですごく大切なことは『食べること』、そして『寝ること』だと思います。
今シーズンを前に、実は、またまたいろいろ考え始めている私…(微笑)。
山小屋ですから、何をどうしたいと、思いはあってもいろんな制約があって難しいことも多いのです。
でも、そんな中でもあれこれ考え出すと、何だかとっても元気になります…ネ!!
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2005/03/d20050330a.html
今シーズンも、よろしくお願いします!!
2005-03-29
左・平野分隊長 右・谷口隊員 05.3.12
春の「人事異動」のシーズンです。
先日富山県警の異動が発表になりましたが、山岳警備隊関係では朝日岳方面担当の入善署内は異動はありませんでした。
昨シーズンに引き続きお世話になるのは、朝日岳方面2年目となる平野分隊長と、同じく4年目となる谷口隊員です。
昨年はテレビ局各社が『富山県警山岳警備隊』を取り上げた番組を制作し、中には全国放送で流れたものもあります。
その中にもお二人は“登場”されていましたので、もしかしたら顔が分かるかもしれませんね。
平野分隊長は、昨年入善署に着任されてからも、訓練や週末警備などにおいてその実力を発揮され、さらに研鑽を積んでいらっしゃいます。
また谷口隊員においては、昨年の富山県山岳連盟の「マッキンリー登山隊」にも参加され、見事登頂を果たされています。
朝日岳方面の今シーズンの無事故を祈って、どうぞよろしくお願いいたします。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2005/03/d20050330b.html
夏山シーズンに想いを馳せ…
2005-03-30
わずか17日前の、白鳥小屋 05.3.13
今日も、とても3月末とは思えない肌寒いお天気。 日中も、雪が舞いました。さすがに道路に積もるというほどではありませんでしたが、いつまでたってもフリースの服が手放せません。
今日は、朝から午前中いっぱいは役場で、町観光協会の理事会。そして夜は、大蓮華山保勝会の定例役員会。
日中、お問い合わせのお電話を戴きました。今シーズンに栂海新道を歩いてみたいとおっしゃる女性の登山者の方でした。
いろいろお話をしていると、私の気持ちもすっかり数ヵ月後の夏山シーズンへ。
一年のうちのわずかひと月ほど、きらめく夏の陽射しと可憐な高山植物を求めて、そろそろ夏山の計画にあれこれ想いを馳せる時季となりましたね。
楽しく想い出に残る山行にするためには、充分な下調べのもとに計画を立てることが大切でしょう。
計画の立案の段階から(はっきりと決めかねていても)、もし何かお尋ねになりたいことがありましたら、迷わず、ぜひ“直接”お電話下さい。
いろいろとお話すれば、山に入り山小屋を守っている管理人として、何か少しはお役に立てるのではないかと思います。
足踏みしている桜の開花も、そうは言ってもあと半月もすれば、あちこちで百花繚乱の賑わいとなることでしょう。
4月になれば、立山黒部アルペンルートも開通します。20日過ぎには、私の山行きもあちこちへと足が伸びるはず!!
そして5月の連休が明けると、6月中旬の小屋開けを前に目の色を変えて飛び回る私がいます(苦笑)。
…やっと、頭が廻り始めたようです。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2005/03/d20050331a.html
あぁ、キミも春か。。。
2005-04-01
赤い屋根が見える近くに、連絡所がある 05.3.27
明日から4月、弥生三月とももうお別れかと思いにふけっていると…。
「お母さん!!」と、末娘の悲鳴に似た叫び声。
「えっ!?」と振り返ると、そこには…。
ヘクサンボ(カメムシ)の姿。
このところ、家の中でヘクサンボの死骸を見つけることがあって、「どこに隠れていたんだろう。あんなに徹底的に掃除したのに」などと思っていたのですが。
今回は、生きていました。
それも、私が大切に育てている花鉢の花びらの近くに、まるでミツバチのように、素敵にとまっているではありませんか!!
あぁ、ヘクサンボ。やっぱりキミにも、笹川にも春がやって来ていることが分かるんだねぇ。
当たり前か…(苦笑)。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2005/04/d20050401a.html
4月初めの日は、ふるさと歩道へ
2005-04-02
馬鬣山の園地から眺める 05.4.1
4月1日。
年度始めで忙しい皆さんに悪いなぁと思いながら、あまりにお天気が良いので出掛けることにしました。
ジャーの残りご飯でお握りを作り、お茶を用意して慌しく準備をし、娘との約束を済ませて、上横尾の公民館を出発したのはお昼直前。
殿入峠から向こうは初めてなので、この時季の道や雪の様子が分からず、とりあえずかんじきも持たないで長靴で行ける所までと決めました。
杉林の中には、キクザキイチゲやショウジョウバカマなどの春の花が咲き始めていました。
うっすら汗をかきながら辿り着いた馬鬣山の園地からは、前回初めて登った時には見えなかった市街地や青く広がる富山湾、春霞の中には遠く能登半島も眺めることができました。
殿入峠を過ぎ、もうちょっと行ってみようかな、と歩き続けました。
さすが「ふるさと歩道」だけあって、途中何箇所にも案内板が設けてあり、町の歴史や当時の地区住民の生業などに思いを巡らせることができます。
左手に笹川の集落、右手に町の中心部を眼下に見ながら、それほど高低差のない道を歩きます。
途中、マンサクの花が登山道の両側に咲き誇り、まるで黄色いアーチを作っているようでした。雪解け直後にやっと咲き出したばかりのチリチリとしたマンサクも素敵ですが、色鮮やかに満開となったマンサクには感激してしまいました。
時計と睨めっこしながら、「もうちょっと行ってみようかな」と思って歩き続けると、思ったよりも早く三峯(みつぼ)グリーンランドへ着きました。
三峯台地にはまだ雪が残っています。
気持ちの良い青空の中で、少し遅くなりましたがお握りをほお張り、来た道を戻ることに。
デジカメを撮りながらゆっくり往復しましたが、適度な距離と運動量で、「散歩コース」としては大満足。
次回はぜひ七重滝(しっちゃだき)を周り、笹川集落をぐるっと一周したいと思います。
ちなみに、笹川からの林道は、集落から三峯グリーンランドまで3月中に除雪が終わっています。
これで、南保富士へも行き易くなりましたね。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2005/04/d20050403a.html
三峯(みつぼ)の思い出
2005-04-02
三峯グリーンランド 05.4.1
三峯(みつぼ)は、今でこそいろいろな施設が整備されていますが、私の三峯の思い出といえば、毎年行われていた中学校のスキー大会です。
今は統合されましたが泊中学校の生徒たちが、南保小学校横からスキーを担いで、校内スキー大会に出掛けたのです。
もちろん、リフトなどあるはずもありませんから、多分斜面の整地などはPTAの皆さんがされたのではないでしょうか。
急斜面を歩いて登っては、タイムを競って滑り降りる。すごく大変だったことだけが記憶の彼方に。
そして昼食時には、熱く湯気の上がる豚汁を頂いたように覚えています。
三峯といえば、スキー。
「どの斜面を滑っていたんだろう」そんなことを思いながら、見上げてしまいました。
まさか、ふるさと歩道を歩いたり、その上の南保富士まで登ろうなんて、その頃の私には考えられなかったなぁ。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2005/04/d20050403b.html
裏山で鍛える
2005-04-02
三峯にて 05.4.1
由起子さんは、冬の間や春の初めは家の「裏山」の城山を中心に足を鍛えるそうです。
その後、もう少し雪が解けたら南保富士へ。
雪山の危険がなくなる頃を目がけて、負釣山へ。
そうやって、徐々に『朝日岳』へ向けて鍛え上げていくのだとか。
私もこれからは、「やっぱり、裏山」だ!!
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2005/04/d20050403c.html