最高の気分!!…『里山での、雪中テント泊』
2003-12-15

ワクワク、ドキドキ…童心に返って、遊び心満喫! 03.12.13
雪中でのテント泊…北アルプスのような高山では、技術と体力諸々を考えるとなかなか実現させることは出来ませんが、それでもやっぱり憧れますよネ!
今回は、今シーズンだけでも負釣山へ7・8回は通っているというシュンちゃんと堀クンが同行してくれたので、私も今の時季の1,000m近い山へ登ることが出来ました。
午後から出発しても余裕があるような里山でしたが、それでもテント泊となれば荷物は大きくなります。それぞれテントを持つ約束でしたし、やっぱり一番心配なのは防寒対策だったので、冬用シュラフの他にシュラフカバー、マットも多目に持って、ダウンジャケットやフリース、ガスボンベや食器、食料…と、3人ともまるで冬山縦走のような“重装備”になってしまいました(苦笑)。
薄暗くならないうちに(冬の北陸地方では、午後4時前から暗くなる時も)手分けして手際良くテントを設営し終わったら、早々と今宵の宴の席へ。
私はもちろん、男性2人ともそれ程お酒に強いほうではないのですが、感激の山歩きが出来たご褒美にとビールで乾杯し、テントの中での宴は始まりました。
実は同行してもらった堀クン、かなりの「名シェフ」。その腕前は、4月の大地でも承知済みだったのですが、今回は私達の為に、前回以上に心のこもった手料理を用意して来てくれました。
何しろ、“前菜”から始まるのです。用意した笹の葉の上に、色とりどりに飾った4種の品が並びました。そのどれもが手作りで、また本当に美味!
「堀シェフ」の用意してくれた絶品の鍋料理をつつきながら、同い年の3人組、飾ることもなくそれ程気を遣うでもなく、山の話、家庭のコト、仕事の話、人生やよもやま等など諸々に遅くまで話が弾みました。
13日の富山県地方は、かなり変わり易いお天気だったとか。下界でも、青空が覗いたり急にザーッと大粒の雨が降って来たり。我が家でも「まぁまぁ、ゆかりはこんな日に…」と気にしていたそうです。私たちも、夜になってお天気が心配になって外を覗きましたし、夜景や星空も気になって時々テントの外へ出てみました。
山の上のお天気、どうだったと思いますか!?
晴れ、時々曇り、時に吹雪、時に深深と雪が降り…。
本当にコロコロと変わるお天気ではありましたが、夕闇の迫る頃にはポツリポツリと燈りはじめた街の灯かりが輝き出しました。また、気付くと深深と粉雪が降っているではありませんか。そしてまた気付くと、テントの外では眼下にキラキラと眩いばかりの黒部扇状地の無数に輝く夜景が見事でした!!雲も少し残っていましたが、きれいな冬の星空もありました。
…まっさらな新雪に抱かれて、深深と夜は更けていきました。
この記事の URL : http://www.asahigoya.net/diary/2003/12/d20031215b.html